こうしてリアルに知り合った
ポイント評価して頂けるのはありがたいのですが、
良きにつけ、悪しきにつけ
ポイントが付く以上は、何が良いのか悪いのか
気になってしまうのが人のサガ。
ポイント評価される場合は、
良い点or悪い点 を記入して頂けるとありがたいです。
書きにくいことでしたら、メッセージでもOKです。
「クエストを始める前に、これからのことを話したい。」
そう言ったのは、ドクターではなく予言者だった。
「だから、クエストを始める前に・・・
悪魔と戦う前に、リアルで皆と会って話したい。」
予言者の有無を言わせない提案で、
俺達は、オフ会というものをすることになった。
翌日、大学に行った俺は・・・
「はぁ・・・
これからどうしよ・・・?」
飯も食い終わった昼休み。
俺が悩んでいるのは、ハルゼルトでの俺のこと。
クエストボスの9人の悪魔が
どの程度の強さなのか不明なので
オフ会で会うまでは、各自レベルアップに励むことになった。
まぁ、異存はないんだけどさ。
あっても認めないだろうし。
主にドクターが。
「はぁ・・・」
ゴスン
溜め息を着くと、横の席に誰かが荷物を置いた。
「ここ空いちょうかえ、召喚士?」
「・・・空いてるも何も、
俺の所有物じゃないし、好きに座れよ。
・・・錠前屋。」
「ほんじゃ、座らせてもらうわ。」
錠前屋?
「錠前屋?
なんで?」
「召喚士、奇遇やん。
あしもこの講義を取っちょうがよ。
よぉ似ぃたモンが居ると思うて
声掛けてみたがやけんど、本人やったわ。」
俺の隣の席に座ってきたのは
知らない茶髪の女の子。
話し方といい、雰囲気といい、
昨日知り合ったばかりの錠前屋そのものだ。
「いやぁ、まさか
あし以外のメンバーが
同じ大学に居るとは思わざったわ。
歳近いじゃのぅて、同い歳やったんやねぇ。」
カラカラと笑う。
「で、何を溜め息ついとったんや?」
「ん、あぁ・・・
俺さ、ハルゼルト始めて1週間も経ってないわけよ。
始めてから2日3日で、ドクターに拉致同然で
ギルドに入れられたわけ。
それで、初めて受けるクエストがレベル不明の
ボス退治だぜ?
どこでレベル上げたもんかと思ってさ。」
はっきり言えば、狩場どころか
知らないことの方が多過ぎるくらいだ。
「そかそか。
で、あんたはレベル幾つなん?」
「Lv320くらい。」
「・・・1週間経ってないのに、そのレベルて
どんな廃人プレイしとったん?」
「ギルド入った翌日に、ドクター&破壊僧の人外コンビに拉致られて
ティルボ洞窟でギルドハンティングという名のパワーレベリングしてた。
ついでに言うなら、そん時はギルメン総出でやったから
俺の次にLv低かった仕立屋も大体似たようなレベル。」
「人外て。
まぁ、ティルボやったら納得やけど。」
結局ギルメンの中では、俺が最弱なのだ。
錠前屋のレベル次第だけど。
「で、錠前屋はレベル幾つなんだ?」
始めたばかりとはいえ、
ギルメンの中で最弱という不名誉な称号は避けたい。
そう願いを込めて聞いたが、
「あしゃ、レベル533やが。」
願いは叶わなかった。
どうやら、人外はここにもいたらしい。
「・・・まぁ、そんなわけで
どこでレベル上げたもんやら悩んでるわけだ。
お勧めの狩場があるなら教えてくれ。」
「教えたちえぃけど、
あし以外やったら、レベルが高ぅないと無理やと思うぜ?
せやけん、もう一回ギルハンやってもろうたらえぃやん。」
錠前屋、その提案は魅力的だが
俺の精神的に無理だ。




