こうして戦おうと思い立った
お気に入り登録してくれてる方々が増えていってるので
続きを書くのに、少々ビビってます。
ハルゼルトを始めて4日目。
そう、4日目なのに、Lv300オーバーになったのだ。
どんなチートか廃プレイなのかと叫びたい。
まぁ、ギルメンがチートすぎるだけなのだが。
昨日取得したスキルも試してみたいし
幸いにも講義がないのでログインした俺は
ピンクボムのギルドホームに入る。
必ず行かなければならないわけでもないが
ログインしたギルメンはギルドホームに1度立ち寄るのが
ピンクボムの暗黙の掟のようなものらしい。
誰も居ないだろうと思っていたが
編集者が居た。
机の前で何か作業をしている。
特に急ぐわけでもないし
一応、声だけでも掛けておこうと思って
彼女の作業が終わるのを待つことにした。
彼女の作業が終わったようで
本を見つめてニヤニヤと笑っている。
「こんにちわ、編集者。」
「あら。
こんにちわ、召喚士。
随分と早いわね。」
「今日は暇だし、
昨日取得したスキルも確認したいから
ログインしただけですよ。
誰も居なけりゃそのまま出かけようかと思ってましたけど
誰か居るのならログインしたことくらい
言っておくのが筋かと思いまして。」
無償で彼女に本をもらって以来
彼女にはお世話になるだろうと思い
極力、敬語で接するようにしている。
それ以外のメンバーはタメ口でも気にしないようだ。
「あら、そうなの?
いい心がけね。」
「で、何してたんですか?」
「これはね、本を作ってたの。
お姉さんが友達に頼まれて作った特注品よ。」
彼女の話によると、
オンリージョブは世界に1人しか居ないので
稀少すぎてどう連携したら良いか分からないのでパーティに入りにくい。
とはいえ、まったく友人が居ないわけでもないらしい。
ビギナーだった頃から付き合いがあるプレイヤーも
彼女が編集者になってからは、ほとんど狩りに行ってないせいで
数少ないが数人はいるようだ。
加えて、剣や斧のような武器を作る鍛冶師系の生産職は多数居るが
本を作る生産職は彼女だけ。
本はNPCの店で買うか、
ドロップするのは魔術師系のモンスターだけで
属性抵抗が高いため、魔術師には倒しにくくなり
結果、入手しにくいのだそうだ。
で、彼女の作る本を求めるプレイヤーは少なくない。
むしろ多い。
「というわけで、お姉さんはファンが多いのよ♪」
「要するに、売れっ子作家なわけですね。」
ちなみに、彼女の本がオークションに出た時に
ギルドが1つ潰れたというのはデマらしい。
3M(300万)で落札されたのは本当らしいが。
「3Mくらいなら、先行者にとっては
お小遣いのようなものよ。」
というのは、編集者の談。
先行者って、どんだけ稼いでんだよ・・・
そんな彼女と会話しているうちに
「お~~~っす!!」
大声がホームに響く。
この声は破戒僧だ。
「こんにちわ、破壊僧。」
「昨日はありがとな、破壊僧。」
会話を中断し、
入ってきた破壊僧にも声をかける。
「おう、ワシが一番乗りかと思ったが
もう入っとったか!」
そう言って大声でガハハと笑い出した。
付き合いが浅いが、気の良い御仁だと分かる。
「そんじゃ、狩りに行ってきますね。」
編集者と破壊僧にそれだけ告げて
ホームから出る。
まずはモスノ山脈に行った。
「【召喚:火霊】【召喚:雷霊】」
最初に召喚した火霊と、新しく召喚できるようになった雷霊を召喚する。
雷霊は水霊や光霊と同じく球体だが、
雷なのか、帯電しているようだ。
なんか、パチパチいってる。
次は・・・
「【召喚獣強化】」
火霊を強化する。
火の玉だった火霊が赤い小人のようになる。
確認してみるか。
「【ステータス・オープン】」
名前:ユウ
種族:??? 職業:召喚士LV99(極) 称号:怠惰な傍観者
Lv:326
最大HP:426/426 最大MP:2349/2384
攻撃:物理/魔法:35/55
防御:物理/魔法:25/26
体力:50 魔力:1029
腕力:50 知力:50
魅力:50 敏捷:50 残りPP172
名前:NoName
種族:火精 職業:召喚獣 称号:なし
Lv:118
HP:385/385 MP:1583/1583
攻撃:物理/魔法:121/71
防御:物理/魔法:71/71
体力:143 魔力:732
腕力:242 知力:143
魅力:143 敏捷:143
名前:NoName
種族:雷霊 職業:召喚獣 称号:なし
Lv:99
HP:357/357 MP:1355/1355
攻撃:物理/魔法:64/64
防御:物理/魔法:64/64
体力:129 魔力:628
腕力:129 知力:129
魅力:129 敏捷:129
鼻水出るかと思った。
特に、召喚獣のステータスと俺の称号。
弱い方の雷霊でも、魔力以外は俺の倍以上あるし。
雷霊のステータスはバランス型と呼ばれる
全ステータスが同数値になるようにPPを振ったLv99のキャラクターと
ほぼ同等かそれ以下の強さです。




