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日常1 助手の初出勤

 はじめまして星野凪です。私は先日の事件で古書を紛失してしまい、無事図書館の司書という職業が前職になってしまいました。今日はそんな私が転職した職場に初出勤する日です。


 冷たい感覚が顔を覆い、顔を上げると自分の顔と目が合います。我ながら美しい顔ですね!洗面台から離れて、着替えと朝食を済ませると、髪をくくり、化粧を済ませたら、今日という一日が始まります。と、外出する前に、胸に二つの半球を押し込み、かばんを抱える。

「行ってきます!」

誰もいない部屋にそう言い捨てて、私は勢いよくアパートの部屋を飛び出しました。


 部屋を飛び出した瞬間、黒い野良猫が私の前を横切りました。不吉ですが、そんなのいちいち気にしていたらきりがありません。私は改めて、前を向いて歩きだしましたが、今度は何もないところでつまずいてしまいました。すぐに立ち上がり、やっと職場が見えてきたところで、今度は犬に吠えられてしまいました。なんとも不吉というか、ついていないというか…。いえ!こんなことでへこたれてはいけません!元気、やる気、星野凪!初出勤頑張りましょう!


 雑居ビルの三階に上がり、鍵をドアノブに差し込んむ。

「おはようございます!」

私は元気よく事務所に入った。事務所のソファで毛布をかぶって寝ている栂野さんを見つけると、私はコソコソと近づいて行き、耳元で

「おっはようございま〜す!」

と大声で起こしてあげました!私ったら優しい!栂野さんは文句をたれながら起き上がります。私はそんな栂野さんのためにコーヒーを淹れ始めました。


 私と栂野さんが事務所で浮気調査の書類をまとめていると、事務所の扉が強く叩かれました。私は、その人の依頼を聞いて頭を抱えてしまいました。どうやら私の不吉な初出勤はまだ続くようです。

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