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追放清掃係の復讐譚――魔王城に残された呪いは、全部俺の武器になった  作者: ビッグサム


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第8話 黒い塵は、神殿の白い扉へ潜り込む

 黒塵は、まだ細い。


 糸より細い。


 髪より軽い。


 血のように濃くもない。


 呪いのように叫びもしない。


 ただ、付着している。


 アレクの靴底に。


 ミリアの袖口に。


 ガルドの大剣の傷に。


 ロギアの杖の先に。


 小さな埃。


 清掃係でなければ、見逃す汚れ。


 だが俺には見える。


 王都の白い広場から、王国神殿へ向かって、黒い点が四つ動いていく。


 魔王城の床に広がる血の染みが、ぼんやりとその景色を映していた。


 完全ではない。


 音も途切れる。


 視界も揺れる。


 神殿に近づくほど、白い膜みたいなものが黒塵の視界を削ってくる。


 結界だ。


 清浄を名乗る、隠蔽の膜。


 俺は黒雑巾を握った。


「見えるか」


 封印の奥から、魔王の娘の声がした。


 まだ姿は薄い。


 血の向こうに赤い瞳だけが浮かんでいる。


 ――見えないわ。私は封印の内側だもの。あなたが見て、あなたが判断しなさい。


「偉そうだな」


 ――実際、あなたより閉じ込められている期間は長いもの。


「自慢にならない」


 ――自慢じゃないわ。恨みよ。


 その言い方は、少しだけ気に入った。


 俺は床に膝をつき、血の映像を覗き込む。


 王都の中心。


 王国神殿。


 白い塔。


 大理石の階段。


 金の聖印。


 祈る民衆。


 どこもかしこも白い。


 白すぎる。


 魔王城の血の匂いより、よほど気持ち悪い。


 白い壁の奥に、何層もの黒がある。


 黒塵は、神殿の正門に近づいた瞬間、じゅ、と小さく焼けた。


 視界が揺れる。


 消える。


 いや。


 まだだ。


 アレクの靴底に残った塵が、石段に一粒落ちた。


 それが踏まれる。


 神殿騎士の白い靴に。


 その靴が、門の内側へ入る。


 いい。


 入り口は一つじゃない。


 汚れは、人の足について入る。


 それが掃除の面倒なところだ。


「神殿内に入った」


 俺が言うと、封印の奥で鎖が鳴った。


 ――なら、私の封印外殻も少し削れるはずよ。


 床に文字が滲む。


【黒塵追跡結果:一部回収】


【到達地点:王国神殿外門】


【魔王血族拘束室:外殻封印解除率 一%】


 一%。


 低い。


 だが、ゼロではない。


 魔王の娘は笑った。


 ――おめでとう。最初の埃が神殿に入ったわ。


「埃一粒で喜べるのか」


 ――牢に閉じ込められていると、埃一粒でも外の風よ。


 その声は皮肉だった。


 でも、少しだけ本音が混じっていた。


 俺は何も言わなかった。


 王都の映像に意識を戻す。


 神殿内。


 アレクたちは、白い回廊を歩いていた。


 周囲には神官、神殿騎士、記録官。


 民衆の前では笑っていたアレクも、ここでは顔が冷えている。


 手袋をしている。


 聖剣に焼かれた掌を隠すためだ。


 ミリアも白い外套を羽織っていた。


 袖口と裾を隠すため。


 ガルドは右腕に厚い包帯を巻いている。


 罪の腕輪を隠すため。


 ロギアだけは隠していない。


 ただ、黙っている。


 その沈黙が、一番目立つ。


 老神官が先を歩いていた。


 広場でアレクたちを迎えた男だ。


 白い髭。


 白い法衣。


 穏やかな顔。


 その足元だけ、黒い。


 いや、普通の人間には見えない。


 俺には見える。


 白い靴の縁に、古い血の膜が張っている。


 何度も拭われた血。


 記録から消された血。


 名前のない誰かの血。


 老神官が振り返った。


「勇者アレク。報告は、奥で聞こう」


「ここでは話せないのですか」


 アレクの声は硬い。


 老神官は笑った。


「魔王城の呪詛は、人の耳に残る。無用な混乱を避けるためだ」


 嘘だ。


 人の耳に残るのが怖いのは、呪詛じゃない。


 真実だ。


 ロギアが老神官を見た。


「記録官を同席させないのですか」


「必要ない」


「魔王城で異常事態が起きました。記録は必要です」


「賢者ロギア」


 老神官の声が、少しだけ低くなった。


「記録すべきものは、神殿が判断する」


 ロギアは黙った。


 だが、目は下げなかった。


 いい。


 亀裂が広がっている。


 アレクは苛立ったようにロギアを睨む。


「今は従え」


「従っている」


「その顔が従っていない」


「顔まで命令される覚えはない」


 ミリアが小さく息を呑む。


 ガルドが、包帯の下の腕を押さえながら笑った。


「いいぞ、もっとやれ」


「黙れ、ガルド」


 アレクが低く言う。


 勇者パーティ。


 人類最強の一行。


 王都に帰っただけで、もうこのざまだ。


 俺は笑った。


「汚れは外に出すと広がる」


 ――楽しそうね。


 魔王の娘が言う。


「楽しいわけじゃない」


 ――嘘。今、少し笑ったでしょう。


「ざまあないと思っただけだ」


 ――それを楽しいというのよ。


 否定はしなかった。


 老神官は白い扉の前で止まった。


 扉には聖印が刻まれている。


 しかし、その中心に黒塵が一粒ついた。


 神殿騎士の靴から落ちた埃だ。


 白い扉の溝に入り込む。


 それだけで、視界が少しだけ鮮明になった。


 扉の向こうの音が聞こえる。


 低い鐘の音。


 紙をめくる音。


 香油の匂い。


 そして、血を拭いた後の鉄臭さ。


 老神官が扉に手を置く。


「ここから先は、神殿上層部の領域だ」


 アレクが頷く。


 ミリアは目を伏せる。


 ガルドは舌打ちする。


 ロギアだけが扉の溝を見た。


 黒塵を見たのか。


 いや、さすがに見えないはずだ。


 だが、何か違和感を覚えた顔をしている。


 やはり危険だ。


 白い扉が開いた。


 黒塵が、内側へ吸い込まれる。


 その瞬間、魔王城の床に文字が浮かんだ。


【黒塵追跡:神殿内層到達】


【外殻封印解除率 二%】


 封印の奥で、鎖が鳴った。


 魔王の娘が、短く息を吐く。


 ――少し軽くなった。


「二%でか」


 ――あなた、首に鎖を巻かれたことは?


「ない」


 ――なら分からないわ。重さが一枚剥がれるだけで、怒り方が変わるのよ。


「怒り方?」


 ――ええ。少し遠くまで恨めるようになる。


 いい言葉だ。


 遠くまで恨む。


 俺たちには、それが必要だった。


 扉の奥は、白い会議室だった。


 円卓。


 白い椅子。


 壁一面の聖句。


 中央には大きな水盤がある。


 清めの水だろう。


 だが、その水面は妙に濁っていた。


 表面は澄んでいる。


 底が黒い。


 老神官が手を上げると、神官たちが扉を閉めた。


 民衆の歓声は届かない。


 白い壁の中に、勇者パーティと神殿上層部だけが残る。


 老神官の笑みが消えた。


「さて」


 声が変わった。


 広場で民に向けていた柔らかな声ではない。


 古い刃物みたいな声。


「何があった」


 アレクが答える前に、ミリアが口を開いた。


「魔王城の呪詛です。レイヴの死体が、魔王城に――」


「聖女ミリア」


 老神官が遮る。


 ミリアの体が小さく跳ねた。


「その袖はどうした」


 沈黙。


 ミリアの指が袖口を握る。


「これは……魔王城の汚染が少し……」


「少し?」


 老神官が近づく。


 ミリアは後ずさりそうになった。


 だが、後ろにはアレクがいる。


 逃げ場はない。


「聖女の法衣に、魔王城の汚染が残っている」


「すぐに浄化します」


「なぜ、まだ残っている」


 ミリアの顔が白くなる。


 白い。


 だが、死人の白さだ。


 俺は血の映像越しに見ていた。


 老神官は優しくない。


 庇うために見逃したのではない。


 管理するために、見なかったふりをしただけだ。


 ミリアは震える声で答える。


「深層に……少し、残っただけです」


「深層?」


 老神官の目が細くなる。


「その言葉を、どこで覚えた」


 ミリアの唇が止まった。


 ああ。


 そうか。


 深層呪詛。


 それはレイヴが見せた言葉だ。


 神殿の外で聖女が口にしてはいけない分類なのか。


 ロギアの目が動く。


 聞いたな。


 また聞いた。


 老神官も、それに気づく。


「賢者ロギア」


「何でしょう」


「君は何を見た」


「魔王城が見せたものを」


「魔王城の見せるものに、真実はない」


「真実がないなら、なぜ隠すのですか」


 空気が変わった。


 ガルドが低く笑う。


 ミリアは青ざめる。


 アレクがロギアを睨む。


「ロギア!」


「勇者候補者」


 ロギアが静かに言った。


 白い会議室が、凍った。


 黒塵の視界越しでも分かる。


 今の言葉は、踏んではいけない汚れを踏んだ。


 老神官の顔から、完全に笑みが消えた。


「その言葉を、どこで聞いた」


「魔王城で」


「誰から」


「床から」


 俺は思わず笑った。


 床から。


 間違ってはいない。


 だが、神殿の連中には最悪の返答だろう。


 老神官は黙ってロギアを見た。


 アレクが割って入る。


「ロギアは呪詛の影響を受けています。全員、少なからず精神干渉を受けました。報告は俺がまとめます」


「勇者アレク」


 老神官が今度はアレクを見る。


「聖剣を見せなさい」


 アレクの手が、わずかに止まった。


 手袋の下の火傷が疼いたのだろう。


「聖剣は無事です」


「見せなさい」


 命令。


 今度は、アレクが命令される側だった。


 アレクはゆっくりと聖剣を抜いた。


 白い光が部屋を照らす。


 神官たちが安堵の息を漏らす。


 だが、老神官は安堵しなかった。


 刃の根元を見た。


 黒い筋。


 遠目には見えない。


 だが、近くで見れば分かる。


 聖剣の白さの奥に、黒が走っている。


「……いつからだ」


 老神官が呟いた。


 アレクは答えない。


「魔王城で、清掃係の死体に触れられた時です」


 ミリアが小さく言った。


 保身だ。


 自分から目を逸らすために、俺を差し出した。


 聖女らしい。


「清掃係」


 老神官が、その言葉をゆっくり繰り返す。


 黒塵が反応した。


 水盤の底で、黒いものが揺れる。


 清掃係。


 その言葉に、神殿の古い汚れが反応している。


「レイヴ・クロウリーか」


 老神官が言った。


 俺の名前を。


 正確に。


 俺の手が止まる。


 知っている。


 こいつは、俺を知っている。


 ただの清掃係としてではない。


 名前で。


 ――落ち着きなさい。


 魔王の娘の声がする。


 ――怒りで覗き込みすぎると、向こうに気づかれるわ。


「知っていた」


 俺は低く言った。


「神殿は、俺を知っていた」


 ――当然でしょう。あなたが本当にただの雑用なら、勇者パーティに同行できるはずがない。


 老神官は水盤へ向かった。


 そこに手をかざす。


 水面に白い光が広がる。


 黒塵の視界が一瞬、焼けかけた。


 くそ。


 消される。


 俺は黒雑巾を床に押し当て、黒塵との繋がりを細くする。


 太い線は焼かれる。


 なら、細く。


 埃らしく。


 隙間に残れ。


 水盤の底に、黒塵が一粒だけ沈んだ。


 視界は細くなる。


 だが、消えない。


 老神官の声が聞こえた。


「清掃係レイヴ・クロウリーは、死亡した。そう記録する」


 アレクが息を吐く。


「はい」


「死体は魔王城の呪詛に利用されている。そう記録する」


「はい」


「聖女ミリアの汚染は、魔王城内での交戦による一時的付着。剣聖ガルドの負傷も同じ。聖剣の黒筋は、魔王城呪詛との接触による外部汚染」


 すらすらと、白い嘘が作られていく。


 紙に書く前から、もう記録が決まっている。


 俺は歯を食いしばった。


「ふざけるな」


 声は魔王城の中に落ちる。


 神殿には届かない。


 だが、黒雑巾が震えた。


 怒っている。


 俺だけじゃない。


 この城も、この記録を嫌っている。


 老神官は続ける。


「そして、レイヴ・クロウリーの名は以後、魔王城汚染個体として扱う」


 その瞬間だった。


 水盤の底の黒塵が、はっきりと脈打った。


 俺の名前を、汚染個体として記録する。


 それは、汚れだ。


 名を奪う汚れ。


 白い記録で、人間を殺す汚れ。


 黒塵が増えた。


 一粒だったはずの埃が、水盤の底で三つに割れる。


 魔王城の文字が床に滲む。


【黒塵追跡結果:神殿記録水盤へ到達】


【名称改竄汚染を検出】


【魔王血族拘束室:外殻封印解除率 三%】


 封印の奥で、鎖が鳴った。


 魔王の娘が息を呑む。


 ――名前の改竄に反応した……?


「俺の名前をまた殺そうとした」


 俺の声は冷えていた。


「なら、その記録は汚れだ」


 ――レイヴ。


「何だ」


 ――その怒り、使えるわ。


「使う」


 神殿の映像では、ロギアが水盤を見ていた。


 彼は気づいたのかもしれない。


 水底の黒い点に。


 いや、見えてはいない。


 だが、何かが起きたことを感じている。


「レイヴ・クロウリーの死亡記録は、誰が承認するのですか」


 ロギアが聞いた。


 老神官はゆっくり振り返る。


「神殿だ」


「本人確認は」


「不要だ」


「死体確認は」


「不要だ」


「なぜ」


 老神官の顔が冷たくなる。


「勇者が証言した」


 アレクは黙っていた。


 その沈黙は、同意だった。


 ああ。


 まただ。


 また、こいつらは俺を殺す。


 紙の上で。


 記録の上で。


 民衆の記憶の中で。


 俺は黒雑巾を握りしめた。


「ロギア」


 魔王城の床越しに、俺は届かない声で呼んだ。


 届かないはずだった。


 だが、ロギアがわずかに眉を動かした。


 聞こえたのか。


 いや、違う。


 黒塵が、ロギアの杖にもついている。


 完全な声ではない。


 だが、違和感として届いたのかもしれない。


 ロギアは少しだけ視線を下げ、自分の杖の先を見た。


 老神官が言う。


「賢者ロギア。君には後で個別聴取を行う」


「承知しました」


「記録は提出しなさい」


「どの記録を?」


「すべてだ」


「私の私的記録もですか」


「すべてだ」


 ロギアは少しだけ笑った。


「分かりました」


 嘘だな。


 あいつは絶対に全部は出さない。


 俺には分かる。


 隠す者の顔だ。


 だが、アレクやミリアの保身とは違う。


 ロギアは真実を自分のために隠す。


 危険だ。


 だが、使える。


 老神官はミリアへ向いた。


「聖女ミリア。再浄化の儀まで、表舞台には立つな」


「ですが、民衆が……」


「袖の汚れも隠せない聖女を、人前に出せると思うか」


 ミリアの顔が崩れた。


 小さなざまぁだ。


 白い神殿の中で、白い聖女が白い神官に切り捨てられる。


 いい気味だ。


 老神官はガルドを見る。


「剣聖ガルド。腕の診断を受けろ。剣が振れない剣聖は、宣伝価値が落ちる」


「……宣伝、だと」


「違うかね」


 ガルドが歯を食いしばる。


 神殿の人間は、アレク以上に露骨だ。


 仲間ですらない。


 商品だ。


 聖女も、剣聖も、勇者も。


 白い棚に並べる飾りだ。


 アレクはそれを聞いても、何も言わなかった。


 言えなかったのか。


 言う気がないのか。


 どちらでもいい。


 勇者パーティの価値が、神殿の中で少しずつ剥がれていく。


 黒塵は、それを覚えた。


 水盤の底で、黒い点がさらに一つ増える。


【黒塵記録:神殿内層発言断片を取得】


【外殻封印解除率 四%】


 魔王の娘が、低く笑った。


 ――少しずつね。


「少しずつだ」


 ――嫌いじゃないわ。


「俺もだ」


 映像が揺れ始める。


 神殿の結界が黒塵を押し潰しに来ている。


 もう長くは見られない。


 最後に、老神官がアレクへ言った。


「勇者アレク。君は変わらず勇者でいなさい」


「……もちろんです」


「疑うな。悩むな。民の前では笑え。聖剣が焼こうと、手を離すな」


 アレクの顔が固まる。


 老神官は気づいていた。


 聖剣が焼いていることに。


 そのうえで、握れと言っている。


「君が勇者でなくなれば、困る者が多い」


 それは励ましではない。


 脅しだった。


 アレクは頷いた。


 悔しそうに。


 だが、逆らえない。


「はい」


 勇者が、神殿に膝をついた。


 その一瞬を、黒塵は見た。


 そして映像は切れた。


 魔王城の床に、黒い水滴が落ちた。


 俺の手から血が出ていた。


 黒雑巾を握りしめすぎて、爪が掌に食い込んでいた。


「汚れてるな」


 俺は呟いた。


 誰に向けた言葉か、自分でも分からない。


 アレクか。


 神殿か。


 記録か。


 王都か。


 世界そのものか。


 封印の奥で、魔王の娘が言う。


 ――レイヴ。


「何だ」


 ――私の封印、四%削れたわ。


「まだ遠いな」


 ――でも、神殿の扉には入った。次は、記録室ね。


 床に文字が浮かび上がる。


【次回追跡候補:神殿記録保管室】


【関連汚染:名称改竄/死亡記録/勇者候補者】


【推奨清掃具:黒雑巾】


 俺は笑った。


 白い神殿。


 記録保管室。


 俺の死亡記録。


 勇者候補者。


 名前を奪われた魔王の娘。


 全部、つながっている。


「いいだろう」


 黒雑巾を広げる。


 そこに、神殿の水盤から拾った黒い汚れが一点、染みになって浮いていた。


 俺はそれを見下ろした。


「次は記録を掃除する」


 黒雑巾が、血を吸って重く揺れた。


「俺を殺した紙からだ」



---


現在のステータス


名前レイヴ・クロウリー

立場元・勇者パーティ清掃係/魔王城新管理者

スキル《穢れ喰い》

装備《黒雑巾》/《黒モップ:仮解放中断》

支配権限魔王城の地下廃棄層・宝物庫前結界・血紋罠・封鎖扉・偽聖堂跡・黒塵追跡の限定解放

復讐対象勇者アレク、聖女ミリア、剣聖ガルド、賢者ロギア、王国神殿

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