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偽りの始まりはどこからなのか  作者: 麻生あきら
白い花を書く前に

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 引き続きキャラクターです。


 ・国王

 ・王妃

 ・浮気相手は聖女


 というのが決まりました。


 千年目でぱーっとお祭りをして、ついでに戴冠の儀をすると舞台が派手でよろしい。

 という訳で、64人目のクローンの相方、つまり第64代国王を考えます。

 そこで魔が差します。


 クローンを王妃にして聖女はオリジナルがいいね!



 そこからは負の連鎖しか浮かばないという、性悪な作者。


 ・初代国王とオリジナル聖女の間に諍い。

 ・オリジナルは初代に死んだと思わせて、最後の64代でざまあ。

 ・クローンは自分がクローンと知らない。

 ・オリジナルとクローン製作者は恋仲。


 ここまで来て、64代国王がクローンを溺愛する理由が必要になりました。


 うーーーん。

 よし、初代がクローンに惚れ込むように暗示をかけとけばいいか。

 なんかこう、生体チップみたいなのでピピピッと。首周辺に何か埋め込むとよかろう。


 ピアスかイヤーカフあたりが自然かな、と考えました。最後まで悩みました。

 どうせなら個体識別で貴族全員に着けてもらいました。



 さて、オリジナル聖女と恋仲のクローン製作者。

 千年後のざまあを迎えるべく冷凍睡眠してもらうわけですが。

 国王が代わる度に解凍して作業していては、ざまあする時に老人になってしまいます。

 ちょろっと半月とか起きて、また寝る。そういうサイクルでやれば、まあまあ年は取りません。


 では、寝てる間に誰がクローンの管理をするのか。

 製作者のダミーアンドロイドを作ってしまいましょう。

 元々、星船のメンテナンス等でアンドロイドは、そこかしこにいたという事にします。

 顔をスキャンして作ればいいわ。


 そんな訳で、後々苦労する『ダミー君』登場。

 Fallout4のコズワースとエイダを足したような、アンドロイド。

 便利です。

 3作目『ガラス細工を愛する少女は王妃様を輝かせたい(改稿中)』で大活躍です。

 お気に入り。


 これで粗方クローン事情が整いました。 



 ◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 



 大事なものを考えてませんでした。


 惑星の名前です。

 聖女様が『あれがいい』と言うなら、

 何か象徴的なものがあった方が良いのでは?


 地表に広がる何か。

 白い花でも咲かせておけば目立つかも知れん。

 白い花かー。


 これと言って花に興味のない私。何も浮かびません。

 …………!

 近くの公園で春になるとやたら香っている花を思い出します。


 木蓮。マグノリア。


 決定。


 とはいえ、別の惑星。同じ物は咲いてないでしょう。

 マグノリア(仮)で。


 聖女のイメージカラー。

 クローンの色がこの時決定したのです。

 木蓮の白。

 白い肌、白い髪、赤い目。アルビノです。


 と、そこで国王の色味です。

 溺愛ものとかでよくある金髪碧眼。これは即決定。




 名前も考えないとなりません。

 Web小説によくある感じで、王族はラテン語。厨二感満載です。


 聖女はすぐ決まりました。

 知といったらソフィア。

(古代ギリシャ語の「知恵(智慧)」や「叡智」に由来)


 クローン製作者はハルト。何となく浮かびました。

 ドイツ系にするか日系にするか

 しばらく悩んでました。

 最終的に色味で意味を持たせて日系で。


 国王、王妃、先代国王、先代王妃。

 登場人物少なすぎです。




 国の体制を考える必要が出てきました。

 まずは宰相。

 ………あと何?


 移住してきたのが地球人なら、アメリカあたりの省庁で良いでしょう。

 外務を除く、11の省が出来上がりました。


 これが後で頭を悩ませる事になるとは、微塵も思ってませんでした。


 あとは聖女様を祀る場所が必要です。

 国の象徴ですし、大神殿とかでいいでしょう。聖女殿とかよりいいかな、くらいの勢いで。



 大神殿をどんと据えたら、その後ろに星船。

 星船は捨てる覚悟なので、盆地に置いて埋めます。そしてその上に発電所。


 え、でかい星船を埋めるとか正気じゃない?

 知ったことではありません。乗組員に頑張ってもらいます。

 ドーンとやって、バーンで。

 発破と重機を駆使してください。



 王城、大神殿、星船。

 これで話を進める上での場所が整いました。

 この時はまだ遥か遠くのフローレスは考えてなかった気がします。

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