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嘘告白された後、学校で指折りの美少女である女友達と幼馴染から猛烈なアタックが始まった  作者: 白金豪


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23話 追い討ち


 松本は1人寂しく、学校の正門に向かう。学校終了後に放課後に突入し、いち早く教室を出ている。


 松本は片山が不登校になったため、サッカー部のマネージャーを辞めた。


 松本にとって片山のいないサッカー部で雑用するメリットはなかった。そのため、片山が不登校になった事実を知り、すぐに退部する形となった。


「あれ?もしかして、あなたって以前によく片山君の後ろをぴったりと離れずにくっついてた人?」


 松本の後ろから純粋な疑問を帯びた声が生まれた。


 松本は空虚な目をキープしたまま、後ろを振り返った。


 瞬時に、松本の瞳には金髪ロングヘアの美少女が映った。その女子は3年の白雪千里だった。


「・・・なんですか?」


 松本はだるそうなトーンで疑問を投げ掛けた。松本は白雪の存在を知っていたが、大して動揺しなかった。もしかすると、そんな余裕もないのかもしれない。


「ちょっとね。あなたに謝罪しようと思って」


 白雪はぺろっとわざとらしく舌を舐めた。


 偶然にも、正門前には松本と白雪しかいない。


「謝罪したいこと?」


 松本は目を細め、眉間に皺を寄せ、訝しむような顔を作った。


「うん、そう!私はあなたに本当に申し訳ないと思ってるの!だって、片山君は私の嘘告白のせいで不登校になっちゃったと思うから」


 白雪は淡々と言葉を紡ぐ。噛まずに流暢な口調で。


「え?」


 松本は白雪から次々と吐き出される言葉を理解し、動揺を隠せなかった。最初、白雪の言葉が信じられなかった。


「ごめんね。私、彼氏に頼まれて行動に移しただけだの。そしたら、片山君絶望しちゃって。次の日から学校に来なくなっちゃった」


 白雪は申し訳なそうな顔つきで嘘偽りのない真実を口にする。


 一方、松本は目を見開き、口を半開きにしながら耳を傾けることしかできなかった。


「だからね。私、代わりにあなたに謝ろうと思ったの。片山君にぴったりとくっつき、おそらく好意を寄せていたあなたに」


「くっ!?」


 松本は踵を返し、白雪を背にしながら正門を駆け抜けた。必死に歯を食い縛りながら、白雪と少しでも大きく距離を取る勢いで走り抜けた。


 松本はこれ以上、白雪の話を聞きたくなかった。これ以上は限界だった。片山が白雪達によって潰れた事実を認識するほど、心が紐に縛り付けられた感覚を覚えた。


 だから、松本は必死に帰路に着いた。がむしゃらに身体を動かしながら。


「あー。残念だったな〜。限界が来て逃げちゃったかー」


 白雪はぽつりと残された中、がっかりした口調で1人ため息を吐いた。


「でも、いっか!!これはこれで!!!」


 白雪はすぐに表情を変化させ、喜びを得たような笑みを浮かべた。そのために、目を細め、口元を斜めに歪めた。この笑みは多少なりとも不気味さを醸し出し、松本の姿が消えた後でも続いた。



⭐️⭐️⭐️

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