第弐幕の壱
第弐幕、始まり始まり!
さくらがプチッツァの操るネガボットを倒し、町を救った次の日。
廃研究所の会議室ではプチッツァが言う「世界を創りかえる組織」のメンバーが集まっていた。そこに、プチッツァがやってくる。
「ざまあねえなぁプチッツァ! 振袖のカケラの回収に失敗した上にキツネに逃げられ、おまけに振袖小町を誕生させちまうなんてな!」
足を机の上に投げ出し、頭の後ろで腕を組んで座る目つきの悪い痩せた長身の男が発する罵声に、怒りがふつふつと燃え滾っていたプチッツァだったが、平然を装い席に着く。その直後、メガネをかけた青年が目つきの悪い男の肩を叩く。
「彼女を推薦して、出撃させたのは誰でしたっけ?」
柔らかい口調でにこやかに注意してはいるが、目が笑ってないのは誰が見ても明らかだった。
「お、おう……」
このやり取りを見ていたキマは、メガネの青年がプチッツァの肩を持つことが鼻についていた。
その直後、さくらの戦いを人知れず見ていた帯刀した長髪の男が入ってくる。彼の出席とともに目つきの悪い男は机の上に投げ出していた足を下ろす。
これで会議室には11人の男女が集まった。出席者は、小柄な少年、露出の高いドレスを着たグラマーな美女、さくらとすれ違った高校生くらいの少年、帯刀した長髪の男、目つきの悪い痩せた長身の男、隻眼の酒好きな男、ピンク色のコピー能力を持つ食いしん坊や腕のバスターと各種特殊武器を駆使して戦う青いロボットなどが乗るいわゆるパワーローダーと呼ばれるような巨大な機械に乗った中年男性の科学者カルネロ、派手な服を着たオカマであるキマ、背中から翼を生やして飛ぶことができる少女プチッツァ、メガネをかけた理知的な雰囲気の青年、そして筋肉質の大男ハンジールである。
「……全員来てるか?」
長髪の男の問いに対して、小柄な少年が答える。
「ラパンがいないよ」
「またあいつは……。まあいい。ひとまず、今後についての話を始める」
まずは敵組織会議からです。幹部が1名除き勢ぞろい、何をモチーフにしてるか当ててみてください。ヒントは人数。




