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宙魔戦記  作者: いかのてんぷら
第五章 救世主
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欺く

カナタがエクシティウムに殺されてから13時間後…カナタの遺体はリョウマ達の隠れ家に運ばれていた 


「始めてくれ」  


シンはリョウマに言う 

  

魂喰ソウルクラッシャー』 

 

リョウマがカナタから魂を抜き取るのをシン、ライアー、ライト、ルミラ、ジュラ、ソウ、エンスは見守る。リョウマがカナタから三つ取り出すのを見届けたシンは不敵な笑みを浮かべる 


「ついにか…!待ち焦がれたぞ!俺の力!さぁ早く!」


リョウマは自身の中から二つの魂を取り出し、合計五つの魂をシンの中へ入れる 


「ふっふっふ…これだ。これこそが!」 


シン…いやガルダが真の力を取り戻すその直前、リョウマは動きシンの体にある五つの魂のうち一つを破壊、奪取する。合計二つの魂を失ったガルダは不完全な状態での顕現となり実力の2割ほどしか手に出来ていなかった。皆がリョウマの裏切りに気付き始末しようと動いた時にはリョウマは紙を破き、カナタの遺体と共にその場を去った後だった 


────────────────────────


「はぁ…はぁ……はぁ」 


一瞬とは言えガルダの体内に腕を突っ込んだんだ…まだ生きているだけマシか…


リョウマは自身の中から炎魂フレイムソウルを取り出しカナタの中へ入れる 


ははっ懐かしいなぁ…”2回目だなカナタの遺体に細工をする”のは…カナタは生き返る。”彼女と、彼”のおかげで……その時奴らに対抗する力が無ければ、生き返った所で無意味…


「頼んだよカナタ…世界を…未来を…彼女を…救ってくれ…」


リョウマはカナタの遺体に回復ポーションを掛け、目覚めることを信じ目を閉じた


─────────────────────────


「ガルダ様!?大丈夫ですか?」 


「あぁ大丈夫だ。ありがとうソウ…」


やってくれたなリョウマめ!奪われたのは炎魂フレイムソウル、破壊されたのは移魂マジックソウルか…速攻追撃を避け、反撃手段を手に入れたのか…ふざけやがって!それだけじゃない力を手にする前なら殺されたとしてもまた別の人間に成り代わればよかったが、変に力を手にしたせいでこの体で死ねば手にした2割の力が無くなる…ただの人間一人にここまで!

 

シンは拳を固く握り壁を叩く 


「絶好のチャンスだったと言うことか!リョウマ!……ライトとエンスはエクシティウムと共に再びリファリーへ!ソウはリョウマを探せ!ジュラ、ルミラ、ライアーは俺の護衛と療養…俺を怒らせた事を後悔させてやれ!」  


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