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宙魔戦記  作者: いかのてんぷら
第四章 兵器
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悪夢

一気に懐まで近づいたカナタは剣を振るいエクシティウムの腕を切り落とそうとするが刃が通らない 


硬ったいなぁ!どうなってんだよ!


カナタは距離を取り両手を重ね合わせ開くと魔力でできた大量のプテラノドンが姿を現し、エクシティウムに向かって突撃する。対してエクシティウムはガトリングガンを構え一気に放つ 


嘘だろ魔法を弾丸で粉砕してる! 


カナタは剣に送る魔力の出力をさらに上げもう一度斬撃を試みる。ビームを紙一重で避けついに刃が届くその瞬間エクシティウムの右腕に着いているクローが展開し巨大な刃が姿を現す 


コイツどんだけ武器あるんだよ!!


カナタはエクシティウムとの鍔迫り合いに押し負け右腕を切り裂かれる


クソッ!!回復ポーションを使う隙が無ぇ! 


エクシティウムは尻尾を解放し二刀流でカナタを追い詰める。左腕の砲身から放たれたビームによってカナタの腹部の一部が吹き飛ぶ 


ッ!まずい距離を取って回復ポーションを 


カナタが距離を取った瞬間エクシティウムから13個のドローンが放出される。ドローンはカナタを追いかけビームを撃つ 

何!?まだ武装が!! 


カナタの両足は撃ち抜かれ千切れる。魔力を使いなんとか距離を取ろうとするカナタだが、胸部を尻尾に貫かれエクシティウムの眼前まで運ばれる 


「はぁはぁはぁはぁガハッ……」 

 

蓄積されたダメージによりカナタは吐血するがエクシティウムは見向きもしない 


せめて…フミナだけでも…


カナタは残った左腕に握られた剣をエクシティウムに突き立て構えるがより早くエクシティウムがカナタの腹部を切り裂いた 

 

あ……あぁ…………死ぬ…ごめん……ごめん……ごめん…


カナタは沈みゆく意識の中ミユ、カクレ、フミナの顔を思い浮かべるが指一つ動かすことができず剣を手から離す。剣が地面に突き刺さり、刀身が消えると同時にカナタの意識は完全に途絶えた


「任務完了。これより第二ステージへ移行します」 

 

「─────いや……いや…い…や…めを…あけてよ…かなた…いやだ……置いてかないでよ!カナタ!目を覚ましてよッ!!カナタッ!!」  


コックピット内に響く電子音が聞こえないほどの叫びと少女の涙は誰も知ることはない。エクシティウムは左腕を空へ掲げ発炎筒を打ち上げると、宙に飛び何処へ飛び去った。5分後異変を感じた3人が現場に着くが、焼け野原とカナタの血痕、突き刺さった血まみれの剣、カナタの四肢の一部に、民間人の死体の山と言う惨状はあってもエクシティウムも、フミナも、カナタの姿も無かった

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