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宙魔戦記  作者: いかのてんぷら
第四章 兵器
75/104

飛行

「そうだったんですね」 


ミユは焼き魚を頬張りながらカナタの状況説明に相槌を打つ 

「あぁそれと多分リョウマ達の居場所が分かった」 


二人は目を丸くしながら話を聞いた


「以前パトロール中にリョウマ達を見かけたんだが場所が軍事施設だったんだ」


軍事施設か…まだ残ってる銃やミサイル、戦車あたりが目的なのか? 

 

カクレはクレアの話を聞きながら目的を考える


「流星群の影響で武器のほとんどが壊れているし、壊れていなくても元々使い物にならない様な物ばかりしかなったが、ただ一つ今も稼働する兵器があった。正式名称は最終決戦用人機一体殲滅兵器 《エクシティウム》……《エクシティウム》は全身を《超合金コランモンド》で作られているから並の攻撃では傷一つつかないリファリー一の最強兵器……そんなもんが奪われたら大変だろ?だから俺と俺の相棒、ワープ魔法を使うミアムの二人で奴らと戦った。だが結果は惨敗…相棒は奴らに魂を奪われ、ワープ魔法が使えなくなり、《エクシティウム》まで奪われちまった。だが幸い《エクシティウム》を動かすには特殊な燃料がいる…燃料がある場所は知ってるし、満タンまで2日掛かる。そこを叩く」

  

カナタはクレアの説明を聞いたのち二人に聞く


「作戦内容はとりあえずこんな所だね。でもまずはリファリーに行ってから準備を整える所からだね」 


カクレとミユは承諾し身支度を済ませる


「とは言っても俺の飛行魔法は俺しか機能しないからリファリーに行くまで相当な時間がかかるんだよねぇ」


「それまでに燃料が満タンにならなければいいけれど…」


飛行魔法……浮かせる…飛ぶ… 私の『天地上下キネシス』を使えば吹き飛ばす事はできる。ならそれの応用で飛ばす、浮かせる、動かすを同時にやれば空を擬似的に飛べるんじゃ…

 

ミユはクレアの呟きを聞き閃く


「もしかしたら飛べるかも…カナタちょっと実験に付き合って」 


「う、うん…いいけど」


天地上下キネシス


ミユは思い描いた様に魔法を操る 


「おぉ!飛べた!!」 


「よかった…うまく行った」


ミユ…また俺の一歩先を…すごいな。俺も負けてらんないな!すぐに追いついてやる!


カクレはミユの凄さに感銘を受け更なる高みへ登ることを決意する 

 

「ミユのおかげで俺とカクレも飛べるなら魔物が少ない空を通ってリファリーに向かおう」


────────────────────────


「見えてきたな…あれが軍事国家リファリーだ」


クレアの指差す先には巨大な川に囲まれた自然が生み出した防壁の中に色とりどりな民家が立ち並ぶ平和そのものと言っていいほど美しい平野が広がっていた

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