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宙魔戦記  作者: いかのてんぷら
第六章 世界を賭けて
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布告

「ちなみに雷が跳ね返るように細工したから上手いこと使ってみてくれ」 

  

縦横無尽に動き回るキメラに手こずるカクレにカナタはアドバイスを送る 

 

跳ね返るか……雷を曲げれるなら…! 

 

カクレが放った雷は反射し、洞窟内を自在に動き回っていたキメラの進路を絶つ。曲がる雷はまるで誘導するようにキメラの後を追う 


「コレで…終わりだ!」 


雷鳴拳ライジングインパクト!!』  


カクレの鉄拳はキメラの頭を容易く潰す 


「うん…問題なさそうだね」 


無事戦いを制したカクレにカナタは声を掛けるが返事がない。不思議に感じた皆が近寄るとそこには潰れたキメラの頭から血の一滴も付いていない純白の手紙が姿を表していた。謎の手紙に最初に触れたのはカナタだった 


こんなの送りつけてくるのなんかアイツに決まってる  


そう思いながら手紙を開くカナタだが、意外にも送り主はガルダでは無くソウからだった。内容は近日中にカナタを殺すと言うもの、ありきたりな言葉ではあるがただ一つその場の空気を変えるものがあった 


な…何この文字……殺気がそのまま姿になったみたいな…それにこの字に使われてるのインクじゃない 

  

戦慄するフミナの思考を閉ざしたのはカナタだった


「血か……」

 

カナタの呟きに皆が固唾を飲む 


「それだけじゃない、この血で俺達の居場所を探知してる」

 

「ねぇカナタそれってつまりこの場所がガルダにバレてるってこと?」 


ミユの問いにカナタはそれはないと言い切る。その裏には自分のミスは必ず自分で拭うと言うソウの矜持を知っているからだ 


「ただ、桁外れな量の魔物を引き連れてくるはずだ…気を抜くなよ。それと多分勝ってもガルダがすぐにいや、戦闘中に割り込んでくる可能性がある」 


「実質最終決戦前の闘いってわけか」


「ね、ねぇカナタ。フミナはどうする?これまでみたいに守れるか分からないよ?」 


ミユは続けてこの洞窟に隠す事を提案する。だがカナタはそうはしないといいバッグから小さな何かを取り出す。淡く光る何かに皆が見惚れているとカナタはそれの説明を始めた 

 

「これはエクシティウムのコアだ」 


「えっ…」 


誰かがこぼした呟きを無視しカナタは説明を続ける 


「この中には縮小型エグトリウム粒子燃焼法発電機構…通称サクラと、ビーム砲が一丁入っている。早速使い方なんだが」  


「ちょっと待ってよカナタ!なんでそんな物をカナタは持ってるの?第一またフミナにエクシティウムのパイロットになれって言うの!?」 


皆の困惑を代弁しカクレは言い切るがカナタは淡々と説明するだけであった

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