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宙魔戦記  作者: いかのてんぷら
第六章 世界を賭けて
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血戦

「安心しなコイツにはもうアーマーなんて残ってない。あるのは一丁の銃のみ」 


「そうじゃ無くて!フミナの気持ちとか考えられないのか!?」 


「気持ちか……この旅についてくるって決めた時の気持ちは変わってないよな?フミナ」 


「ちょっとカナタ落ち着きなよ!それとコレじゃ状況が」 


「想像のつく範囲だろ?」 


心無い言葉を言うカナタに二人が注意しているとそれまで俯いていたフミナが顔を上げ使うと言った。最初に決めた事だからと言いカナタからエクシティウムのコアを受け取り使い方を聞いた 


「な…なぁ本当にいいのか?だってアレはフミナの」  


「大丈夫…それよりみんなの足手纏いになりたくないから」 

その時三人が同時に洞窟の外を見る 


「探知外のはずなのに……」  


「ここからでも分かる……みた事ない量の魔力が、魔物がもうすぐそこに…!!」 


「俺がソウをる…集合場所はここ─────死ぬなよ」 


カナタはそう言い残すと洞窟をとびだした 


「あっちょっと!!なんなんだよ最近のカナタは…」  


「仕方ないよ…行こ」 


残された三人も愚痴を呟きながらも前進し目の前に広がる大量の魔物達へ攻撃を始めた 


─────いた!! 


巨大な鳥の魔物の上で仁王立ちをしているソウを見つけたカナタは早速攻撃を放ち、ヤツを地上へ降ろす 


「コレを退け…目的は俺だろ?」 


「邪魔しないと言い切れるか?昔公園でかくれんぼした時もお前帰ったよな」 


「おいおい昔話をしに来たんなら下げて欲しいんだけど…そうじゃないんだろ?」 


沈黙を貫くソウを無視し、話を続ける 


「はぁ……話をしようって約束したのにな」 


「黙れ」 


二人は構える。14893体の魔物が通り過ぎたと同時に二人の戦いは始まった 


水竜アクアリア!!』 


『冷凍放!!』 


0.01秒ソウの方が早く術を放ちカナタの左頬を切り裂いた


「腕無しじゃあ俺は殺せない!」 


「どうだかな!?」 


『水虎鬼神拳ッ!!』

 

『氷燐ッ!!』 


互いの拳が激しくぶつかり合い衝撃により大地が抉れる 


「腕無しなめんな」 


「それはどうかな!!」


ソウはカナタの足元から大量の水を放出し天へ打ち上げる。カナタは腕に氷の巨剣を纏わせると落下エネルギーを乗せて振るった 

 

チッ!組み立てが早い…ペースを持っていかれたら奪い返すのが面倒くさい!! 


重い一撃を避けたソウはカナタの顔面に蹴りを食らわせそのまま胴体に連撃を叩き込んだ 


「こんなもんかよ!殺人鬼!!」 


「お前もな!!」 


『アイスランス!』 


至近距離で放たれたそれはソウの顔面に勢いよく当たる

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