表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
宙魔戦記  作者: いかのてんぷら
第五章 救世主
100/104

出発

あ〜頭痛い……あんまりお酒強く無いんだけどなぁ 


ニワトリが鳴くより早く目が覚めたフミナはフラフラとベッドから出て歩き水を飲もうと階段を降りるとそこにはカナタがいた。カーテンを閉めたままで朝日が当たっておらず一瞬びっくりしたがすぐに冷静を取り戻し挨拶を交わす


「寝なかったの?」 


「いや寝たよ…でもカクレの寝相が悪すぎて起きちゃったわ」 


「あぁそう…な───────うっうぇぇ…」 


あっ吐いた…二日酔いか…


カナタは背中を叩き吐き終わらせると口を洗わせた 


「あぁぁ…ごめん…頭痛い…」 


「はぁ…全く…水飲んで座ってな。後はやっとくから」


「ごめん…」 


吐瀉物を掃除しているカナタを見てフミナは罪悪感を感じながらも質問する。昨日話していた今後の予定についてだ 


「このまま真っ直ぐ西に向かって歩いて行く。方角的には一カ月くらいで王政国家ギリタニアに着くはず…だけどそれより早くガルダと闘うと思う。証拠とかあるわけじゃ無いんだけど…」 


そうかそれでここから早く…みんなを巻き込みたく無い…戦場にしたく無いんだ 


早く出ないと足手纏ミンカンジンいの居る状態じゃガルダには勝てない…最悪逃げることも考えたらここに長居する必要は薄い 


互いの考えは一致していないが理解した二人は朝日を浴び風を感じるため外に出た。肌寒い風に鳥肌が立つが美しい朝日を見たカナタは覚悟を決める 


焦ってたって仕方ない…リンを助けるんだろ?なら腹括るしか無い。兄貴が命をかけて弱体化させたんだ…難なく倒さなきゃあ顔向けできないな…


家に戻った二人はカクレとミユを起こすと朝食を始めた 


────────────────────────


「なぁこの冬越してからの出発でもよかったんじゃ無いか?それかせめてまだ寝てる俺の相棒が起きてからでも」 

 

「二か月分の食料はあるんで大丈夫ですよ…あんまりのんびりしていられないので」 


「──────そうか…だがいつでも来てくれ!あんたらはこの国の英雄だ」 


「そう言ってくださると助かります。こんな世界ですし……クレアさんに起きたら伝えといてください。助かりましたって」


「任せとけ!」 


ミアムの返事を聞いたカナタ達四人はお辞儀をしその場を後にした。雪が降る曇り空の中未来を切り開く為再び四人は歩み始めた

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ