第39話 爆弾魔ヒャッハー
四国遠征を準備している俺はその間に諸国の情報を集めた
特に関東…長野業正は注目しなければならない
すると報告が届いた
「どうやら長野業正は関東をほぼ掌中においたも同然のようです」
「そうか…関東を…」
「また、主君であった上杉氏を追放し完全に乗っ取ったようでございます」
「…」
報告を聞いた俺は考えた
本当にそれは「長野業正」なのだろうか?
長野業正が上杉氏を追放してまで乗っとるなんて有り得るのか?
関東を掌握したのは遅かれ早かれ勢いを考えると有り得る話ではあった
だが例え俺のせいで歴史が壊れたとはいえ長野業正がここまですることはありえない
後述の歴史を知るものなら尚更
そこで俺はある仮説を立てた
「長野業正も転生者ではないのか」と
なぜなら長野業正の側近として力を振るうのがあの毛利元就だからだ
行方不明だった毛利元就はどうやら長野業正の家臣となり実力を見せると今や安房1国を任されているとの事だ
完全な外部から力を見せるのは難しいのにそれを重用した長野業正…
注意を厳としつつ俺はある事を行うのであった
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1530年9月
尼子政久は直轄地や従属してる領土を含めた尼子の勢力圏全てにあるお触れを出した
それは「求人令」
三国志の魏の曹操が行った人材確保の法を真似たそれには以下のような事が書かれていた
「過去に犯罪を犯したもの、身分の低いもの、どんなものでも能力があれば尼子家では重用する。自信のあるものは松江城に集まるといい」と発布したのだ
この人材令により尼子家の家臣達や従属してるお家の人材不足を解消し育成することで「人材は黄金よりも得がたい宝」と示したのだ
その中でもある一人の才覚が飛び抜けており側近として採用した
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「松永久秀にございます」
松永久秀、あの有名な松永久秀だ
信長を二度裏切り最後は信貴山城で爆破して死んだヤベー奴
野心家である彼だがその実力は確か。使わないては無かった
「久秀よ。まずは銭での雇用だが活躍によっては城も任せようではないか。頑張るといい」
「は!」
こうしてヤベー奴をまた一人確保した俺は四国攻めの準備をするのであった




