第34話 吉川家を継がされる戸次鑑連
半年という時間がかかったが大友攻略は成功した。大友義鑑を自害させ大友を滅亡させた
国主に戸次鑑連を迎えようとしたが戸次鑑連はそれに答えようとしなかった
何をしても彼は首を縦に振らなかった
なので大友義鑑の弟の菊池義武に大友氏を継いでもらいその宿老として戸次鑑連を迎えることにした
大友の家柄を残すのであればということでやっと戸次鑑連は同意した
よって菊池義武は大友義政と名を改めた一方で戸次鑑連を高評価するものが俺以外にもう一人いた
父の経久である
経久はある理由から戸次鑑連を招いた
「経久様、此度はなんの用でございますか?」
そういう戸次鑑連に経久は告げる
「そなたには山中貞幸の娘を貰って欲しいのだ」
「なっ…嫁ですと?」
戸次鑑連は困惑した
尼子家が自分を買っていたことは知っていたが宿老の山中氏の娘となると恐れ多いどころの話ではない
「ありがたい話ながら断らせて頂きたい」
そう言うと思っていた経久は
「山中氏から嫁を貰うと尼子家において主家大友家より立場が上になるからか?」
そう言う経久に無言で頷く戸次鑑連
経久は告げる
「そなたには尼子の重臣としても、大友の重臣としても活躍して欲しいのじゃ。政久も同じ気持ちよ」
そう評価する経久に嬉しく思いながらも
「しかし我が戸次家では家柄が尼子家中では納得しないものが多いかと…」
そういう戸次鑑連に
「だからそなたには吉川家をついで欲しい」
「はっ!?」
吉川家とは先の乱で吉川興経が自害してから家が断絶していた
しかし吉川家は尼子政久の母の実家…再興したいというものたちは多かった
「吉川家ならば問題はあるまい」
「しかし…」
戸惑う戸次鑑連に
「戸次鑑連よ。儂や政久はそれだけお前を買っておる。大友の為、尼子の為、力を尽くしてくれぬか?頼む」
そこまで言われては断れない
「…分かりました…吉川家の名を継ぎ山中氏との婚姻も受けます」
「よろしく頼むぞ鑑連!」
「若輩者ながら一所懸命に努めます」
こうして戸次鑑連は吉川家を相続。吉川鑑政と名を改め尼子と大友の為に大活躍することになる
完全な趣味です
大友ファンの皆様ごめんなさい




