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【改稿作業中】クロ殿下と剣聖ヴェイセル  作者: 夕凪 瓊紗.com
青嵐ダンジョン編

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第776話 クロ殿下とタイタン祭壇の精霊たち

誤字修正しました<(_ _)>


―――シュテルン州タイタン領タイタン祭壇


早速タイタン祭壇の実地研修にやってきた、

俺とリョクタ、そしてついてきたヴェイセルと紅消は、

初めてタイタン祭壇を訪れたリョクタもいることだし、

リディアさんからタイタン祭壇の精霊たちをおさらいしてもらうこととなった。


「まずは盾の精霊のリヴィちゃん」


「リヴィ!」

リヴィがかわいお手手を挙げる。


「ち・・・ちったいクロ殿下!」

そ・・・それは言われると思ってた・・・。

その言葉のとおり、リヴィは俺のちったい頃にクリソツだ。

焦色の毛並みに空色の瞳。

黒い狼パジャマを着こんでいるが、

そのわふたんお耳の下にはモノホンのわふたんお耳があり、

後ろから生えている焦色のふわもふしっぽは自前のしっぽで、

今もかわいらしくふりふりさせている。

ただし、小さな頃の俺と違うのは、リヴィの額には、黒く短い大鬼角が生えている点だ。


「・・・わふたんっ!」

リヴィは、早速リョクタに抱っこしてアピールをしている。

それを感じ取ったリョクタがリヴィを抱き上げると、

リヴィが満足したようにリョクタにすりすりしている。

さすがは俺にクリソツなリヴィ。

リョクタの魅力をわかっている!!


「あら、まぁ、さっそく懐いちゃったのかしら」


「クロにそっくりだね」

「えぇ。さすがはリヴィ殿」

ちょっと後ろの2人・・・えっと・・・そうなの?

まぁ、俺もリョクタは大好きだけど。


「次に、槍の精霊のロータちゃん」

ロータは、リヴィにクリソツなちび狼精霊だ。

但し、額から生えているのは、

大鬼角ではなく、白く短い3本の鬼角だ。

そして、ロータは俺のちったい頃ではなく、

俺の双子の弟のヨルのちったい頃にクリソツだ。

俺もヨルもそっくりなのだが、

なしてかそこは、リヴィとロータを見た総員が納得している。


「・・・ロータ」

ロータも甘えるようにリョクタの足元でお手手をぱたぱたさせている。

リョクタがロータをリヴィと一緒に抱き上げると、

ふたりとも満足したようにリラックスした表情を見せる。


りょ・・・リョクタ・・・っ!

早速懐かれてる・・・っ!!


「ヨル殿下もリョクタに懐くかもね」

「えぇ、今度試してみましょう」

いや・・・俺はともかく、別の王子にそれ試すなよ。後ろの2人。


「続いて、温泉の精霊のリューマくんとリュー花ちゃん」


「きゅきゅきゅい」

「きゅきゅ」

そして、竜の角、白い髪に、白い竜の翼、しっぽを持つ双子の子竜精霊が現れる。

ふたりも、リヴィとロータと仲良しのちびっ子精霊である。


「きゅきゅ?」


「ん?抱っこっすか?じゃぁ、交替っすね」

おぉ・・・っ!子竜精霊ズにまで抱っこをせがまれた!!


「クロ殿下、このふたりをよろしくっす」


「あぁ、うん」

子竜精霊ズと交替で、俺がリヴィとロータを抱っこする。


「あと・・・酵素の精霊のエンジーさんが・・・あら・・・

どこへ行かれたのかしら・・・?」

リディアさんがきょろきょろと辺りを見渡していると、

祭壇の奥からエンジーさんがひょっこりと顔を出した。


「あぁ、何だ・・・もう来てたのか」

のんびりとこちらにやって来たのは、

茶狼族のわふたんお耳にしっぽを持つ青年だが、その毛並みは赤毛である。

いつものラフなノースリとズボンに加え、本日はふわもふケープを纏っている。

やっぱり、温かいドライアド原野(旧西方荒野)在住でもある

エンジーさんとしては、タイタン領は寒いんだろうか。

そして、そのふわもふケープを用意したのは、

十中八九かわいいもの好きのリディアさんだろう。


玻凛はりんも来てっぞ」

へ・・・?

エンジーさんと仲良しだという、破壊の精霊・玻凛さんも・・・来てるの?


「ん・・・」

と、エンジーさんと一緒に、

普段はクォーツ州クリスタ領の

クリスタ祭壇で暮らしている破壊の精霊・玻凛さんが顔を出した。

玻凛さんは黒狼族の姿を取る、無口なアニキ精霊である。


「来てたんすか?」

と、リョクタ。


「ん」

相変わらず無口だけど、

わしゃわしゃとリョクタの頭をなでなでする姿には和むなぁ・・・。


「今日、リョクタ・・・だったか?

来るって聞いてよ、それを玻凛に話したら、来ちまってよ」

とエンジーさん。

いや・・・玻凛さん・・・でもそれはその・・・過保護?


「我も・・・来た」

え・・・?

誰かが俺を後ろから包み込む。


「シズメさま?」

俺はそのじんぶつを見上げると、

いつもの黒い毛並みのふわもふ天人族の鎮守の精霊・シズメさまの顔があった。


「玻凛だけ・・・ずるい?」

こっちも、か・・・過保護おおおぉぉぉぉ―――っ!!!


「・・・シズメさままで来るなんて・・・」


「でも、精霊さまが遊びに来てくださるのは、大歓迎よ?」


「リヴィもふわもふする!」

シズメさまの黒ふわもふしっぽがお気に入りのリヴィは、

早速、ふわもふしっぽにひっついた。


「ロータも」

続いて、ロータもリヴィの真似をして

シズメさまのふわもふしっぽにひっつく。

さすがは、双子。



めっちゃ和む~~~。




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