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【改稿作業中】クロ殿下と剣聖ヴェイセル  作者: 夕凪 瓊紗.com
青嵐ダンジョン編

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第775話 クロ殿下とタイタン祭壇実地研修


・・・と、言うことで・・・

無事に準備を終え、俺とリョクタは、

ヴェイセルのゲートでタイタン祭壇にやって来た。

今回も、ヴェイセルと紅消が一緒だ。


そんなに甘やかさなくていいと言ったのだが・・・

紅消は光の精霊士のお手伝い、

ヴェイセルは料理番と闇の精霊士の手伝いをすると言ってついて来た。

まぁ、心強くはあるんだけど。


「それにしても、玻凛はりんと仲のいい精霊って、どんな精霊なんすかね・・・?」

“玻凛”とは、破壊の精霊の名前である。


「えっと、それはエンジーさんって言うんだけど、

赤毛のわふたんお耳にしっぽを持っていて・・・アニキ肌で優しくて、頼りになるよ」


「へぇ・・・クォーツ州のアニキたちみたいっすね」

うん、でも、リョクタもアニキみたいだよ?

優しくて、頼りになるし、ふわもふだし!


「そうかも。それじゃ、行こっか」

俺たちは、タイタン祭壇の扉を開いた・・・。


「いらっしゃい!クロ殿下、そして、あなたがリョクタくんね。

私はタイタン祭壇の司祭・リディアと申します」


「あ・・・よろしくっす。司祭様」

リディアさんは、タイタン領で多く暮らしている巨人族の女性だ。

巨人族の中ではそんなに背が高くないと本人は言っているが、

それでも2メートル近くある。

俺的には、本性のシズメさまくらいの大きさなので見慣れてはいるものの、

リョクタは少し驚いたらしい。


「お世話になります、リディア司祭様」


「まぁ、いつも通り、

“リディアさん”でいいのに・・・リョクタくんもね」


「あ・・・はいっす」


「それじゃ、リディアさん」


「よろしい!それにしても紅消くんとヴェイセルくんも来てくれたのね」


「すみません。ついて来るって、聞かなくって。

ヴェイセルは存分にこき使って構わないんで」


「何で俺だけなの?」


「別にいいだろう。体力HP、MPは有り余っているだろう」


「それは事実だけど、紅消さんひど~い」


「相変わらず楽しいパーティーよね。さぁ、入って!

いつきくんやたつきさん、それに精霊たちも待っているから」


「はい。リョクタ、行こう」


「はいっす」


祭壇に入った俺たちを迎えたいつきとたつきさんは、

なんと精霊士の祭服をまとっていた。


いつきは鬼族の3本角をもつ中性的な顔立ちの美少年で、

白い光の精霊士の祭服を着ている。


たつきさんは長身でリディアさんと同じくらいの背丈がある。

いつきと同じ鬼族の3本角を持つが、その色は珍しい金色である。


そして、黒い闇の精霊士の祭服を着ている。

更に、2人とも、一人前の精霊士の資格である金色のエンブレムを付けている。


因みに俺とリョクタは、闇の精霊士の祭服に、

見習い司祭の証である、六角星の銀色のエンブレムを付けている。

一人前になると、金色のエンブレムになるのだ。

それにしても・・・


「いつき、たつきさん!いつの間に精霊士に・・・?」


「ふふ、クロたちをびっくりさせようと思って」

そういって、微笑むいつきの微笑は、まるで天使のように美しい。

※但しツンデレではありません。

あ、話がそれた。つい、その微笑に魅了されてしまった。


「この祭壇は、リディひとりで切り盛りしていたから・・・

ここで世話になっている俺たちも力になりたくてな」

と、たつきさん。

いつきとたつきさんとは、

かつてロザリア帝国と西方魔王国の間に存在した旧西方荒野で俺たちと出会い、

俺やヴェイセルの薦めで、エストレラ王国のタイタン領に移住したのだ。

そして、その2人を、ここ、タイタン祭壇の司祭様である

リディアさんは快く受け入れてくれた。


「精霊さまも増えたしね」

まぁ、なんだかんだで、いつの間にか増えてしまったし。

かつてタイタン祭壇は、祀るべき精霊のいない“忘れられた祭壇”と呼ばれていた。

そこに、かつて祀られていた盾の精霊・リヴィと槍の精霊・ロータが還ってきて、

タイタン温泉の精霊である子竜精霊リュー花ちゃんとリューマくんがいつき、

そして、酵素の精霊・エンジーさんもいついた。


「さて、リョクタくんもいるし、改めて紹介するわね。

光の精霊士のいつきくん、そして闇の精霊士のたつきさんよ」


「よろしくお願いします」

「よろしく」


「・・・こちらこそ、よろしくお願いするっす。俺はリョクタっす」

一瞬リョクタは、いつきたちの鬼角に驚いたような表情を見せたが、

すぐに順応したみたいで、いつき、たつきさんと握手を交わした。

リディアさんに対してもだけど、リョクタの順応スキル・・・すごい・・・。

さすがは俺の見込んだふわもふっ!!


「次にウチの精霊さまたちね」

リディアさんが呼ぶと、

タイタン祭壇の精霊たちがにゃんことともに集まって来た。

因みにタイタン領は、

雪のない時季には、にゃんこ街が形成されるほど、にゃんこが多い。

そして、秋や冬など、寒くなって来るとおうちのなかでごろごろと過ごしている。

タイタン祭壇にも、にゃんこがたくさんいる!!

話がちょっと脱線したが、次回・・・

タイタン祭壇の精霊たちを・・・おさらいします!!



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