第3話 俺、契約しました。さて、どうしましょう?
俺は、自分のアイテムを全てウィンドウにぶちこむと、移動を開いて現界に移動した。
俺がなぜ、一度夢界に移動したかというと、夢界のアイテムを全てこちらに持ってくるためである。
それ以外に用は無い。
俺は現界に降り立つ(?)と、すぐに自宅に行く。
(誰かいる...)
部屋に入ると、俺の知らない女の人がいた。
俺は、ウィンドウからある指輪を取りだし、装備する。
「そんなに警戒しなくてもいいのに...」
女性はそう言うと、俺の方に向き、にこりと笑う。
「もしかしなくとも、俺が見えている...のか?」
確認として、問う。
「見えてるよ」
そうか。霊能者か。
「それでは聞くが、お前は俺の部屋に何か用か?」
「そうだね、強いて言えば、君を待っていたんだよ。一記くん」
淡々と、彼女はそう告げた。
「なんのために?」
「君の持つ、その指環が目当て、と言えばわかるだろうな。いやいや。嫌なら断ってくれても構わない。代わりに、ある仕事を頼みたいんだ」
「仕事?」
彼女は少し間をおいて、告げる。
「君、私と契約しないか?」
『幽霊 初心者専用ガイド』:契約について。
契約とは、幽霊と人間が、互いの利益のための協力関係を結ぶための、一種の束縛魔法である。
契約の内容は様々だが、一般的には、契約者の精気を定期的に摂取することを目的としたりする。
「内容は?」
彼女はニヤリと笑うと、こう言った。
「私の護衛。外敵から守ってくれるなら、それ以外の制約は無し。無論、定期的な精気の摂取も約束しよう」
魅力的な内容だった、とは思わない。
だがしかし、今の俺には、やることがない。だからだろうな。
「暇だから受ける。契約、破るなよ?」
そうして俺は、彼女と契約したのであった。
何か色々、無理矢理すぎて雑になりました。
でもまあ、たまには無理矢理もしないと展開が進みませんし。




