第2話 俺、夢界に来ました。さて、どうしましょう?
アイテム名:『幽霊 初心者専用ガイド』
→幽霊を始める人達への基礎知識をのせた本です。
『幽霊 初心者専用ガイド』には、HP残量がゼロになると死亡、つまりは成仏的なことが起こるらしい。
そしてさらに、SPがゼロになってさらに、SPの減少ダメージを食らうと、その影響はMPに移り、それもゼロになると、HPが減少するらしい。
ここで言うSPとは、つまりはスタミナポイントのことらしく、スタミナポイントがゼロになると、しばらく動けなくなる。
MPやSPは自動回復するらしいが、HPは、専用アイテムを使用しない限り回復しない。
(で、そのアイテムが持ち物欄のPotionとEx Potion 、Max Potion が当たるわけか)
回復系統のアイテムには、ポーション系アイテム(以下ポットと略す)があり、ポットの前につく名前がないものから順にEx、Maxと回復量が上がるらしい。
また、アンチと前につくアイテムも、回復系統のアイテムだが、こちらは状態以上の治療に使うらしい。
「て、てめぇ、俺のこと無視して読書するとは!!」
後ろから空気の揺らぎを感じたので、ウィンドウを盾の代わりにして防御し、振り向きざまに相手の腹に踵を叩きつける。
また、ステータスウィンドウには実体があり、破壊不可能な設定になっているので、盾の代わりにして防御するのに向いている。
(ステータスウィンドウのダメージにこちらのHPは反応しない)
次にこちらはウィンドウから拳銃を取りだし、敵に向かって撃つ。
見事その銃弾は相手の眉間を撃ち抜いた。
そして、部位によって食らうダメージ量が設定されてあり、脳、首、心臓をやられると一撃でHPを削りきれる。
俺は銃殺された不良の死霊の悲鳴も聞くことなく(その前に強制成仏された)、生前、夢の世界で俺が使っていた屋敷の中に入っていった。
「以外と結構残ってるものなんだな、ここのアイテム」
俺は久しぶりのような感じがして、涙が出た(と思ったが、出なかった)。
「ミー、いるかー?」
俺がそう呼ぶと、屋敷の奥から真っ白なワンピースを着た銀髪碧眼の少女が出てきた。
「一記...様...一記様!?なぜここにいらっしゃって...」
「いや、何か知らんが死んじゃったからここに来たんだが...それにここ俺の屋敷だし」
そう言うと、ミー(マスフィミア・ティアリクセル・カーニ。長いから略してミー。この屋敷のハウスキーパーと家のメイド&住人)は、にこりと笑うと、こう言った。
「...そ、そうですか!それでは、この世界にようこそ、我がご主人、一記様!」
何故か、死んでも生きてても、同じように感じるが、何故かこちらの方が楽しいように
錯覚した。
ミー「わ、私、頑張るから、お、応援してくださいっ!(>_<)」
マスフィミア・ティアリクセル・カーニさんの出番は少なそうですので、一回一回にインパクトを与えるように努力します。




