閑話 不思議な記憶
「大丈夫そうか?」
「ええ、まぁ何とか。
でも、正直ギリギリね。
何とか延命はできてるけど……」
「そうか、まぁ、仕方ないさ。
ただ、助かるとは思うんだけどね。
この子生命力は高そうだしさ。
ここにつれてくる途中まで意識もあったし会話もできたからね」
「あら、そうなの?
なら……、ううん。
念のため、安全な方法をとっておいたほうが良いわね。
『石橋をたたいて渡る』だったっけ?」
「お前がやったら間違いなく、『石橋をたたいて壊す』になるだろうけどね。
コン、コン、バキッ、見たいな感じでっておいっ!
治療中なのに手を離すなって」
「しばらくは大丈夫だから良いのよ!」
「アイタッ」
「ふ~んだ、ど~せ私は馬鹿力だよ~」
「せやな」
「とうっ」
「アイタッ」
「そこは否定するべきでしょうが」
「ごめん、ごめん。
にしても、こんな子がどうしてあんな所にいたんだろうな?」
「さぁ、私には分からないですね。
起きたら聞いてみればいいんじゃないかな」
「まだ怒ってるの?
だから、ごめんってば」
「女の子の頭を二人同時に撫でるなんて誠意のかけらすらも感じられませんね~」
「仕方ないだろ?
この子、初めての会話のときから、なんか警戒されてたし、不安そうにしてたからさ」
「ツーン」
「やっぱりほら、人の温かさとかがあったほうが落ち着くと思うしさ」
「ツーン」
「子供かよ、全く」
「ツーン、子供じゃないですよー。
それに私のほうが年上だしー」
「そうやって途中で言い返しちゃうあたりがもうね。
これじゃあ、■■ ■■■■ ■■■■ ■■■■■」
「■■■ ■■■ ■■■■ ■■■■■
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