第12話 王の誕生
戦いを見事治めた王子は皆から認められていた。しかし、事件が起こる。
「王子様!」
「ん?」
兵士が駆けてくる。そして、それを告げた。
「!」
王の間に呼ばれたレェーネに告げられたのは衝撃の事実だった。
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アリーア地区は独立し、国となる。そんな宴に招かれたウィルとレェーネ、そしてフィルシュ、そして、ウィリだった。皆先の戦争を忘れる訳では無いが独立を後押ししてくれたレェーネへの憎しみは少し緩和されていたらしい。皆が祝い踊った。
そして、女王となるアリーシャの言葉で宴が始まる。宴が終盤に差し迫った時だった。アリーシャが旦那を迎えると言いだした。そしてウィルが連れていかれる。アリーシャは皆の前で発表した。
「ウィルを旦那として迎えようと思う!」
「は?!」
「うむうむ!良かったではないか!」
レェーネは笑顔で祝福する。
「は?ボク聞いてないんだけど?」
「俺より先に王に出世だぞ!喜べ!」
「レェーネ、まさか勝手に決めた?」
「そうだな。アリーシャ女王にウィルを旦那として進めた。喜べ美人な妻ができるなんてうれし…」
「ふざけないでよ!!」
ウィルはその場からレェーネを連れて離れる。
「ちょっと来て!」
それをアリーシャは見送った。
「お前の出世したいと言う望みも叶う!何より美人な妻が…」
「勝手に人の結婚相手決めないでよ!!」
「!」
「なんでそんな事になってるんだよ!?」
「……」
「ボクは、君がっ!君の、君の元で光にならないと意味がないんだよ!!」
「……俺にはもう、お前を出世させてやれない。だから、ここで王となって…」
ウィルはレェーネの肩を持った。
「何言ってるんだよ!ボクの結婚相手ぐらいボクが決める!!ボクはっ!」
「俺はもうすぐ追い出される!!」
「?!」




