11/14
第11話 アリーシャとウィル
アリーシャは長老の娘として戦争を終わらせた。そんなアリーシャは停戦後、レェーネの陣地へと赴いていた。そんな彼女が熱い視線を送る人物が1人。
「?君、なんできたの?」
「なっ、なんでもない!」
アリーシャはウィルの事が気になっていた。
「ほう?やるではないか?色男。」
「もー、めんどくさいのはこりごりだよ。それに……」
「?」
ウィルの視線はレェーネへと移った。
「ボクが好きなのは……」
「?まあ、楽しむといいさ。」
「もー、分かってないんだから。」
レェーネはウィルの気持ちにきづかない。
「ウィル!お前に会いにきた!」
「さっきなんでもないって言ったじゃん?」
「お前を親善大使として迎えたい!」
「ボクが?」
「そうだ!」
「なんで?」
「そ、それは……」
そこまで言ってアリーシャは口を噤んだ。
それを聞いていたレェーネは良いではないか!と、言い出す始末。ウィルは乗り気ではなかった。しかし、ある事が原因でこれからその運命が変わろうとしていた。




