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蒼騎士王子と囚われの国2  作者: ユキア


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第11話 アリーシャとウィル

 

 アリーシャは長老の娘として戦争を終わらせた。そんなアリーシャは停戦後、レェーネの陣地へと赴いていた。そんな彼女が熱い視線を送る人物が1人。


「?君、なんできたの?」


「なっ、なんでもない!」


 アリーシャはウィルの事が気になっていた。


「ほう?やるではないか?色男。」


「もー、めんどくさいのはこりごりだよ。それに……」


「?」


 ウィルの視線はレェーネへと移った。


「ボクが好きなのは……」


「?まあ、楽しむといいさ。」


「もー、分かってないんだから。」


 レェーネはウィルの気持ちにきづかない。


「ウィル!お前に会いにきた!」


「さっきなんでもないって言ったじゃん?」


「お前を親善大使として迎えたい!」


「ボクが?」


「そうだ!」


「なんで?」



「そ、それは……」


 そこまで言ってアリーシャは口を噤んだ。

 それを聞いていたレェーネは良いではないか!と、言い出す始末。ウィルは乗り気ではなかった。しかし、ある事が原因でこれからその運命が変わろうとしていた。

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