表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
17/21

7



 それから装備を身に纏って宿へと戻った。


「とりあえず、冒険者として登録できたし、武器も入手した。あとは冒険者としてお金を稼げば何とか生活ができるかな?」


「そうだね。でも、今後の方針くらいは決めないといけないんじゃない?」


 今後の方針か……。とりあえず、この国から早く去りたいという気持ちはあるけど、現状の所持金では隣国まで行けるのかは分からないからなぁ。それに隣国までもかなりの距離があるから可能性もあるし移動も大変そう……。


「そう言えばまこちゃんって商人っていう特殊スキルを貰ったんだよね?」


「は、はい」


 私がそう聞くとまこちゃんは不安そうに私の方を見てきた。別にあの王女のようなことはしないから安心して欲しいけど、それは少し難しいのかな?


「そう、不安そうにしなくてもいいよ。まこちゃんのことを見捨てることはないから」


「ほ、本当ですか? 商人っていう使えないスキルだけど……」


「それはこれからいろいろ知っていけばいいじゃない。それに私なんてマヨネーズなんだよ? 意味分からないし、商人より使い道なさそうなんだよ? 調味料なんか授かってもどうしたらいいのよ!」


 ……うん。まこちゃんの不安を少しでもなくしてあげようと思ったのに、自分のスキルのことを考えたらだんだん腹が立ってきた。私達を召喚した際にスキルを授けたやつに文句を言ってやりたい!


「こら真奈美、落ち着きなさいまことさんが困っているよ」


「あ、ごめんなさい」


 私はそう言って頭を下げた。


「い、いえ、その、私の方こそすみません」


「いいって、とりあえず私達は一緒に行動していく仲間なんだから。だから1人で悩んだりしないで、できる限り私達に相談してくれると嬉しいかな?」


「が、頑張ります」


「まぁ、そこまで気負わなくてもいいから。それに私達もあまりまこちゃんのことを知らないから交流もかねてステータスを見せ合いっこしない?」


「そうだね。お互いにできることを理解しておいた方がいざというときに役立つかもしれないしね」


「……分かりました」


 そう言って彼女は私達にステータスを見せてくれた。


由崎 真琴


Lv     1

HP     800

MP     300

体力     500

攻撃力    200

魔力     200

物理耐性   800

魔法耐性   800

敏捷力    500

抵抗力    100

運      80


 特殊スキル『商人』

 スキル  『言語翻訳』『鑑定』『アイテムボックス』『生産』


 ……うん。私より有能そうだ。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ