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敗北を重ね顎が伸びたイケメンと女たち  作者: はな


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顎ニキの顎の補強

◇素人が書いた作品です

◇気が向いた時に顎を振り回します

 


 お疲れの方はこちらで顎を伸ばして休憩していってください――。


 

 この物理攻撃の戦闘能力値の高い「顎」。

 俺だけに与えられたスキル。

 顎の長さによって与えられる戦闘能力値。これが10㎝短くなってしまった。


 この顎を振り回すことができるのは、現代社会の影のような世界。現代社会での歪みをこの影の世界で元に戻す。これが俺の顎の使命。


 女子高生「そんなにその顎大事だったの――」

 ギャル「落ち込むところなの?それ(笑)」

 吉川勇気(顎)「当たり前だろ……俺はこの顎を失えばこの世界で戦うことはできない」

 主婦「勝ってしまえば顎が縮むの?負ければ伸びるの?」

 吉川勇気(顎)「そうだよ、だからうまく調整しながら顎を育ててた」

 アイドル「WAVEWAVEのユウキだよね?」

 吉川勇気(顎)「……アイドルの道は捨てたんだ。この顎が気に入ってる」

 アイドル「WAVEWAVEのユウキ結構人気あったのに……どうしてやめちゃったの」

 吉川勇気(顎)「君もアイドルならわかるだろ?アイドルは数が多いからね」


 おしゃれな服装、整った顔、尖った顎――。


 主婦「せ、生活はしにくくないの……?大丈夫?痣になってないの……?」

 吉川勇気(顎)「あの長さであれば回復もできるんだ。地面につくくらいがちょうどいいんだ」


 女たちはこの顎も精神も変わったイケメンを目の前に開いた口が塞がらない。

 様子のおかしいイケメン。整った顔に、陽気な性格が加われば女ウケ間違いなし。だが、吉川勇気には顎がデカデカと添えられている――。


 アイドルをしていたから、上を見た。

 それで顎に振り切ったの、か――。


 ギャル「顎ニキ――だなぁ!(笑)」

 美人「ふっ――(笑)」

 女子高生「せっかくのいい顔がぁぁ」

 主婦「みんな、そんなに悲観しなくてもいいんじゃないかな?私たちの力を合わせればユウキ君もこの世界で顎がなくても戦えるんじゃないかな?」


 主婦が大きなリュックから取り出したのは、メイクポーチ。


 ギャル「ユウキ君じゃなくて顎ニキなっ!(笑)」

 女子高生「そっか!私たちはメイクしてこの世界で戦ってるんだもんね!顎ニキにメイクすれば!」

 美人「――でも私たちはコンプレックスを隠すためにメイクしてるのに、あ……あ、顎ニキは化粧しなくても完璧なビジュアルを持ってるのよ……?」

 アイドル「化粧する隙がない……顔面偏差値……」


 女たちの目線は顎にだけ向かってしまう。


 女子高生「こんな大きなパレットがあるから」

 アイドル「これは確かに鉄壁の守備を加えられそうね!」


 アイドルは様々な基礎化粧品、下地、ファンデーション、日焼け止め、コンシーラーを顎の前に並べる。


 アイドル「攻撃オンリーの顎にはやっぱり守備能力必要でしょ!」

 吉川勇気(顎)「守備能力のついた顎……!最高じゃないか……!男はやっぱり強くありたい、それにチート級の武器……最高すぎる!」


 顎ニキこと吉川勇気は長く伸びた顎をアイドルのほうに差し出す。

 ニヤニヤと笑う顎ニキの顎はさらに鋭く伸びる。


 整った顔と尖った顎はアイドルの絶対的に崩れない肌で整えられる。

 主婦には人や敵の能力値を見極める長年の目が備えられている。


 主婦「――前よりも守備能力が150も増えてる!」

 美人「元の守備能力がゼロだったから伸び代があったのかな……」

 吉川勇気(顎)「初めての守備能力……!最高だ!」


 滑るような綺麗な肌、顎を眺め顎ニキは少年のように目を輝かせる。そして、次の戦いに向かう。


 吉川勇気(顎)「早速、鬼退治に向かうか!」

 ギャル「まじうける。顎の戦闘見たすぎる、ついて行こ!」

 女子高生「あれ、痛くないのかな?」

 美人「顎って結構頭に響くはずなんだけど……」

 主婦「守備能力手に入れて次も勝ってしまうんじゃ……」

 アイドル「本人気がついてないみたいだし、このままにしてみよう?(笑)……WAVEWAVEのユウキが復活は結構アツいと思うし」

 美人「……もしかして顔はよかったけど……圧倒的に――」

 ギャル「バカだよな!あいつ!(笑)」


 アイドルに向きすぎているあの顎以外の顔。

 上には上がいるって顔の話じゃなくて、もしかして知能のほうの話だったり――。


 女たち5人は整った顔、尖った顎、圧倒的なバカの嬉しそうな背中を見つめ笑うしかできない。



 吉川勇気(顎)「おっと、大丈夫――?」



 見つめられる目は顔は百点満点を越えている。

 だが、チラつくのは顎。

 助けられてキュンできるのも一瞬。


 あの身のこなし。

 アイドルでダンスをしていただけある。

 圧倒的戦闘センス。

 物理攻撃だけで乗り切っていただけある。


 主婦「でも……敗北し続けたからあの顎の長さなんだよね……」

 女子高生「あ……」

 ギャル「なんで負けたのに生きてるんだ?!(笑)」

 主婦「あ……えっと……寝る子は育つからじゃないかしら」


 また勝ってしまう――。

 また短くなってしまった顎に落ち込む顎ニキ――。


 吉川勇気(顎)「――もういい!俺は寝る!」

 ギャル「まって、ガチでそうかも(笑)」


 戦闘を終えると顎ニキは整った顔の瞼を静かに閉じ眠りにつく。


 アイドル「待って!ちゃんとオフしないと明日顎が大変なことになっちゃうから!」

 美人「これ…もしかしてオフするの面積広くて大変なんじゃ…」


 吉川勇気(顎)はアイドル、女子高生、美人、主婦、ギャルと5人の女たちにメイクオフしてもらい、心の中は満更でもない。

 チート級の武器と、ハーレム状態の「顎」。

 もうこの尖った顎を手放せるわけないじゃないか。

◇疲れた社会に尖った顎どうでしたか?評価あると嬉しいです

◇不定期更新のためブクマ推奨です

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