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未来史  作者: はんなまる
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2081〜2165年

2081年 世界会議において、更なる世界協調と効率化のため、世界共通工業規格・AI規格・通信規格・物流規格の統一に合意する。


2082年 世界共通工業規格・AI規格・通信規格・物流規格の整備が本格化する。


2086年 主要な世界共通規格が成立し、各地域への導入が進む。


2089年 製品・AI・ロボット・社会基盤の互換性が世界標準となる。各地域は互いの専門分野へ依存しながら発展する構造となり、一地域の発展が世界全体の利益へ直結する社会が形成され始める。


2090年 世界共通規格の定着とともに、人型AIが社会のあらゆる分野へ浸透し、社会基盤の一部となる。


2091年 各地域に集積した専門分野を世界全体の利益へ活かすため、分野ごとの役割を世界規模で整理する動きが始まる。


2096年 環境問題を根本から解決することを目的として大気循環システムの理論がアメリカで完成する。


2098年 アメリカで理論と基礎実証を完成させた大気循環システムを、世界各地の環境で検証し完全なものとするため世界会議を行い、世界共同実証開発が開始される。これにより人類は、環境問題を根本的に解決する糸口を得る。


2102年 各分野の役割分担が徐々に体系化され、世界規模で専門分野を担う組織の整備が進む。


2106年 大気循環システムが完成、試験・調整が開始される。


2107年 この年以降初となる通信開催の世界会議において、世界各国の首脳は人類に向け大気循環システムの完成を宣言し、世界各地へ段階的に導入することを発表した。


2108年 大気循環システムの世界各地への段階的導入が始まる。大気循環システムによって環境問題の改善が進み、人類の協力体制はさらに強まっていく。


2111年 大気循環システムの実用化・世界各地への導入が進み、大気浄化再構築技術によって環境問題が急速に改善する。


2114年 大気循環システムをAIへ接続するシステム理論がアメリカで完成する。


2121年 大気循環システムが世界共通の社会基盤として定着し、環境問題の改善がさらに進むと共に、大気再構築時の余剰物質からエネルギーを取り出せる可能性が判明、ロシアがアメリカに共同開発を申し出る。


2123年 先に完成した接続理論を基に、大気循環システムとAIの接続および社会インフラへの応用に向けた研究開発が、ロシア主導・アメリカ協力のもと本格化する。


2126年 各分野を担う組織の役割と連携の整備が本格化する。


2133年 世界会議において、完成間近となった新たなエネルギー供給システムについて人類へ正式に公表し、将来の世界的導入に向けた段階的な移行準備を呼びかける。

2134年 大気循環システムと接続し、AIの稼働エネルギーを抽出可能な「大気循環連動型余剰物質変換エネルギー供給システム(A.C.S.E.S.)」が完成する。


2135年 高性能AI・特殊用途AIなどへの試験搭載が始まる。


2138年 試験搭載を重ね、実用化に向けた調整・検証が本格化、またインフラへの活用も急速に調整が進む。


2141年 A.C.S.E.S.(通称アクセス)の改良・小型化が本格化、またインフラ向けの実用化も進み、一部地域から大気循環システムとアクセスを利用したエネルギー供給への段階的な置換が始まる。


2146年 改良・小型化によって、より多くのAIへの搭載が可能となる。同時に、大気循環システムとアクセスによるエネルギー供給への置換もさらに拡大し、原子力・火力発電への依存が低下。エネルギー問題の根本的な解決が進み、役目を終えた発電所の用地では、太陽光発電などへの転用も徐々に進む。


2151年 アクセスの標準化が進む。


2156年 AIへのアクセス搭載が一般化する。大気循環システムとアクセスを利用したエネルギー供給も世界各地へ広がり、従来型エネルギーへの依存はさらに低下する。


2159年 各分野に応じて自然と集積された人や技術が、いよいよ組織として本格化。世界会議において世界規模の管理体制も検討され、始動へ向けた準備が始まる。


2164年 世界会議において世界評議機構の設立を正式に決定。その仕組みや役割、今後の活動について人類へ説明し、翌年からの始動を発表。以降、4年に一度の定例世界会議と必要に応じた臨時会議を開くこととした。


2165年 世界評議機構設立

2050年の世界会議以降、世界規模の問題を協議する機会が長期間にわたり積み重なり、通信会議の普及と世界協力の常態化を経て、地球全体の方針を継続的に決定する合議機関として世界評議機構が正式に設立される。

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