表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/20

手続きとダンジョン召喚

 

 やばい、めちゃ楽しい。


 お家の敷地とリロイ湖周辺にダンジョンを移植しちゃいました。

 残りのエネルギー的に海ゾーンは諦めたけど、それはそのうちにきっと作る事にして、(すぐそばに湖があるし)さっさと部屋を作る。

 そしてマイモン召喚!


「オヨビデショウカゴシュジンサマ」


 もうね。マイモンの便利さに慣れたら元の生活には戻れないよ。


「さぁ美味しい野菜を作るわよ」


「カシコマリマシタ」


「今日も元気だ!ダンジョンの空気がうまい!」



 いやぁ、思ったよりね?そら人が密集してるから、ひょっとしたらって思っていたんだけどさ。

 思ったより、街は臭かった。


 生活排水っていうの?下水?ちゃんと処理されてない感じね?匂ってくるんだよねぇ。雨水桝から。

 それに体臭。それにひきかえうちのマイモンちゃんたちってある意味生物じゃないから、排せつとかしないのよ。聞いた事ないでしょ?ダンジョンの中がウ●チまみれって。

 そりゃ冒険者とか訪れた生物はそういうの落としていくけどさ。

 ダンジョン内自浄システムとか、スライム系がそういうの処理してくれるし。


 というわけでダンジョン内の方がよっぽど空気がイイのよ。


 あとはエネルギーよね。ダンジョンてダンジョン以外のものを取り込んだりすることでエネルギーを得ているんだけど。


 とりあえず、この屋敷に巣くっていたゴーストとか野生生物は美味しく吸収させて頂いたからよしとして。

 定期的に良心的に、何故か訪れた者が消えてしまって二度と帰ってこないホラーハウスとして評判がたたないように 上手にエネルギーを搾取したいもんだわ。


 何かよいアイデアないかしらね。


 まぁ、とりあえずは、この家をなおす職人さん達を募集してっと。

 そこからちょっとずつもらいましょうかね?

 ダンジョン機能でささっと家を建て替えると悪目立ちそうだし?

 もちろんそれ込みで職人さんには報酬は返す必要があるけど。

 人間として、どうかと思うし。

 家を直してもらってなおかつ貴方のエネルギー頂きますじゃ、もらいすぎだよね?


 さてさて、あとのことはマイモンにまかせて、手続きを明日辺りにいろいろしちゃいますかね?


今日はいろいろあって、さすがに疲れたよ。

マイシスター。


新しい家(まだ手続き前)に、新しく雇った(買った)従者ちゃん達。


まだちゃんと相手の事を知らないけれど仲良くできるかな?






 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー






「…危なかったぁ」


 小娘がポンと大金だしたんで、ちょっと疑われた。

 親の遺産てごまかしたけど。

 ウリセスとテオについてきてもらえば良かった。

 いやいや、あまり彼らに頼り切るのもなぁ。


 でもこれで、あの家は私のもの!あの家の周囲の地下も私のもの!

 権利書も何度も鑑定して本物だって確かめたし、オーナーさんがあの物件を早く手放したがっていて助かった。オーナーさんの本業が家具工房で、安く家具とカーテンを譲ってもらえる事になったし。


 新古品ていうらしいんだけど、元々あの家に納めるための注文品でサイズの問題とかで扱いに困って押し付けられたというのが事実だとしても。お得だから関係ないね?


 そこで腕のいい大工さんを紹介してもらった。

 すぐにでも改修工事に入れるそうだ。



 それにしても、やっぱり舐められてるなぁ。

 あのあと、一人で違う奴隷商に入ったんだけど、思い切り舐められた。

 値段はふっかけられるわ、曰くつきを掴まされそうになったわ。脅されそうになったわ。店の程度も悪かったのかもしれないけどね。

 調子に乗って、フラフラと入店するんじゃなかった。


 受付嬢にも舐められたし。

 なんかちょっと強そうな仲間が欲しい。

 お姉さまを委縮させない範囲で!



 マイモンはダンジョンから離れると本能に忠実になっちゃう傾向があるしなー。

 コントロールが効きにくくなるんだよね。

 実体化するとダンジョンとのパスが弱くなるんだよね。

 だから出したくないんだよね。


 遺産がって言い訳もあまりに使いすぎるといらん連中の興味もひいちゃうわけで、これは早急に何かしなくちゃ。





 おうちに帰るとお姉さまが奴隷の子達と庭で草むしりしていた。

 うん…ジャングルかって思うほど生い茂ってるからね。


 3人のやりとりがかわゆす。


「エレン様、日傘からはみ出しちゃってます」

「でも、それだとチッチが日に焼けちゃうわ」

「わ、わたしは奴隷なのでそんな事は気にしないでください」

「でも、女の子は日に焼けないようにしないと」

「お、おれ、大きくなってもっと大きな日傘がさせるようになります!」


 かわゆすなぁ。


 なごみます。


 奴隷ちゃんたちの名前は、チッチとラリー。


 …なんかちょっと惜しい?


「ここに花壇を作りましょう。エレン様」

「素敵ね」

「お、おれ、水かけます!雑草だって毎日抜きます!」


 あの子達に癒されたのかな。少しは元気になったみたい。

 自分から草むしりをしようだなんて…。

 あ、気が付いた。


「おかえりなさい。」


 儚げながらも笑顔だった。


 あなたの笑顔を守りたいよ。








評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ