プロローグ39
ルーナをあっちの世界で人として行動させる。
思い付きだけど何気に悪くないかもしれない、
といってもいきなりするのはリスクが高すぎる、
まず自分でどういう世界かを確認してからじゃ無いと、
それで連れていくか行かないかを確認しよう。
取り敢えずシヴィの本来の姿を見せて貰おう。
で、ちょっと飯休憩にしよう。
よしじゃあ次は何を見せてくれるんだ?
オルディア、シルフィーと来てシヴィだ、
否応にも期待が高まる。
「私は特に変化しないわ」とシヴィ、
・・・・変化しないのか、
期待させてそれかい!
で、本来の姿になって貰った。
・・・・、
うん、大きさも変わらず、形の人型のまま、他の人たちと違って質量が変わるとか、人数が増えるとか、大気中にばらまかれるとかは無いね、
だけどねシヴィさん、僕から見て丁度シヴィさんの真後ろにいるルバムさんの姿が確認できるのはなぜ?
体透けてるよね、氷の体だよね、うん確かにあまり変化は無いね、色素が無いってだけだから、
「よし、飯にしよう」
聞きたいことはまだ色々あるが何も今日全て解決しなければならない訳では無い、ゆっくりやっていこう、
で、宴会が始まった。
取り敢えず、寿司から食べた、
おかしい、自分の好きな料理なんだが味が違う、
不味い訳では無い、美味しい、だが美味しすぎる、
「何でこの寿司こんなにおいしいの?」
「はい頑張って集めました♪」
「集めたってどういう事?」
「例えばマグロなら地球の歴史上一番美味しいマグロは西暦162年の西太平洋に居たので、サーモンなら1237年に北太平洋に居た物です、後魚によって旬が違います、サンマなら9月が旬でブリなら1月です、なのでその時期のをコピーしました。」
コピー・・・・、
いやそこも気になるがもっと気になることがある。
「じゃあ俺は地球の歴史上一番美味しい寿司を食べてるのか?」
「いえ、違います、地球の歴史上一番美味しい寿司では無く、地球の歴史上存在する材料で作った地球の歴史上存在しなかった最高傑作です♪」と嬉しそうに自慢した。
そらそうか、西暦162年のマグロに西暦1237年のサーモンを食ったことのある人間なんている訳では無い、つまり常識では作り出せないものだ。
まてよ、これ良く考えたらとんでもない事だぞ。
いやアカシックレコードにアクセスできる時点でとんでもない訳だが、
これ他の物にも転用できなくねえ?
例えばロケット、
世界中でロケットを打ち上げるが未だにちょいちょい失敗する。
この前成功したものが今度は失敗する。
何故かというとちゃんと出来てると思っているのが出来てないからだ、
ミクロの単位での失敗がロケットが爆破するという失敗になる、
でも成功したものをコピーしたら?
成功し続けることになる、
しかも未来予測(まず、外れない)まである、
未来予測で失敗すると予測できたなら直せばいい、
つまり失敗をキャンセルできる、滅茶苦茶チートじゃねえか、
つまり、2010年の日本製の部品に2008年のアメリカ製くっ付けて未来予測で飛ぶか調べてでやれば今までのロケットより高性能とか出来るんじゃねえ?
銃ならワンオブサウザント(千丁に一丁出来るまぐれの会心作)とかが量産される。
バイクとかならすべての部品が1000個とか超えるだろうし、もしそれの良性能品だけで作れたら?
いやこの話はいいか、
こんな女神が普通の人間より性能がいい商品を生み出す才能があるとか、細かすぎる話は、
流石に女神をあっちの世界に連れて行ったとしても生産物で女神が無双とか無いわ、
性能のいい回復薬だから20リア高く売れる♪とかしないだろう、っかタダで回復薬生み出せるからな、
人件費材料費60リアを回復薬にして100リア儲けは40リア、でも女神が作れば120リアだから儲けが60リアになる♪とかどんだけ女神の無駄使いだよそれ、
しかしすごくうまそうに食うな、
何て言うか漫画みたいな食い方だな、明らかに消化が早すぎるぞ?
口に入れた瞬間ほぼノータイムで飲み込んで、次の瞬間には次を口に入れてるぞ。
尻尾の生えた武道家や海賊王になりたいやつが食うレベルの速さなんだが?
「よく食べるね」と聞いたら、全員が恥ずかしそうに俯いた。
「大食らいな女は嫌いですか?」脅えながらルーナが聞いた。
「いや全然」と普通に返した、9人が安心した顔をした、
いや正直大食らいとかそんなことはどうでもいいくらいに些細な問題なんだが・・、
他にもっと重大な問題あるよね?僕と君達には?
まあそれすらどうでもいいんだが、気にする部分が違うんじゃないか?
「というか、その程度の食糧で活動出来るの?」
そう、いくら食べると言ってもルバムの体350m維持できる程食べてるとは思えないんだが?
全員が?という顔をしている、
「いや、ルバムとか350mでしょ、そんな少量の食事で生きていけるのかと」
「いえ、この体を維持するだけですから」
「というより、私達は本当は食べなくてもいいんです」
・・・・、
「はい?」
「魔力を活動エネルギーにすればいいのですから」
「成程」
うん、もういい、もう考えないでおこう、
魔法ってすごいね、
・・・・、
いや、ちょっと待て、流石にそれはおかしいぞ?
人間が食べ物を食べるってのは生きていくために必要なエネルギーを摂るって事もだけど、もう一つ重要な要素がある、それは、物質を取り込むって事だ。
つまり自分の体を形成する為の肉(物質)を手に入れる事、
車で言うならガソリン供給の他に車体のメンテナンスも同時にしているようなもの。
じゃ無いと汗を掻けば水分(H²O)が無くなる、垢が出来れば細胞が減る、それを繰り返したら体積がどんどん減っていくだけになる。
「もしかして・・魔法って無から有、物質も生み出せるの?」
まさか、と思いながら一応聞いてみた。
「勿論です♪」
・・・・、
根本も根本、宇宙始まって以来の理すら砕け散った。
新作作りました。
タイトルは【メニュー開けるってだけでチートだわ】です。
当分こっちメインでやろうと思います。
よろしくお願いします。
すっかりシヴィの本来の姿になる話を忘れていました。




