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プロローグ35

 ルバムお前もキレたのかよ、

ん?半殺しって半壊させたんだよな?

じゃあ何で暗殺付いてないんだ?

「暗殺は付かなかったの?」

「付かなかったです」とルバムが、

「流石にあの状態じゃ暗殺は付かないわ」とリヴァイナが、

「見事な名乗りと対応でしたから」と感心した様にオルディアが、

「どんな名乗りだったの?」

「貴様ら人間がよりによってルナ様の血族だと、お前達には死の苦しみより深い苦しみを与えてやろう」

「で、マイルドブレス残り火付き」

「マイルドブレス残り火付きとはルバム姉お得意の48の拷問技の1つ、食らった者に3時間の苦しみを与えて滅ぼす拷問技」

おい、そんな技が48もあるのかよ、

「無いわよ48も」とルバムが、

何個かはあるんだ、

「で、その後はどうなったの?」

「生き残った人間で一番偉いやつが後を継いでまた同じようになったわ」

「その後は流石にルナ姉の血族とかルバム姉が乗り物とかは言わなくなった、私も魔女とは言われなくなったわ」

「ただアルディラスが養子で弟だとか、自分の先祖がリーダーだったとか、他のメンバーは裏切り者だとかは領民には言い続けてたわ」

「それでクリスの子孫の王族や他の領の人達はどうしたの?」

「他の領の者達は滅ぼそうって意見が多かったんだけど、肝心のアルディラス領の領主がまあまあって対応だったの」

「王族は?」

「王族はどっちつかずだったわ」

「王族って言っても普通の王族じゃ無かったから当時は」

「どういう事?」

「元々は冒険者でリーダーだった者が王族に成ったんだけど王族の立ち位置がその延長線みたいなものだったの」

「あくまでリーダーであって王族、支配している者って立ち位置じゃ無かったの」

「アベリア国じゃなくアベリア連合って感じ」

「そもそも名前がアベリアってのが間違い」

「何で?」

「アベリアの由来は仲間たちの頭文字、この国は仲間たちと共に発展していく国って意味で付けられたんだけど、その所為で支配者的にかけてしまったの」

「王は良くも悪くも命令できる権限が無いと、それを無くしたら価値が無い」

「王として見られなかったと」

「ええ、テーブルが円卓だったしね、円卓に座るのは領主だけそこに王が座ってはいけないわ」

「冒険者のリーダーとしては一流でも領主を束ねる王としては二流だった訳」

それは暗にルーナを姉として見るのは間違いって意味か?

「言っとくけどクリスやアルディラス、アルヴィ達自体に問題があったって事じゃないわ、問題は世代交代した領主達、アルディラスの一族みたいに変わらぬ忠誠を誓える者達が領主になれば問題は起こらないわ」

「そうなんだ!忠誠心こそ女神の眷属に最も必要なファクターなんだ」オルディアが嬉しそうに声高らかに言った。

シヴィが少し白い目でオルディアを見た後、

「それは分かってるわよ、ただオルディア姉さんの場合、それが行き過ぎってのもあるけど他の部分が足りなさすぎなのよ」と返した。

「オルディアはなんかしたのか?」とユーナに聞いた、

「山賊を良く許します」と、

「山賊の中には親分に忠誠を持ってる人が稀に要るんですが、許します」

「まあその人物だけ助けるならまだしも親分まで許すので問題です」

「結局また金品奪って人を殺しますのでそれをしようとした瞬間シヴィが殺します」

「正直な話シヴィが街を滅ぼして無かったとしても暗殺は付いてましたよ、オルディア姉さんのフォローで」

「結局はまた犯罪犯すの山賊は?」

「ええ、ほぼ確実に」

「でも世の中には食うに困って仕方なくって場合もあるだろうし」

「無いです」きっぱり言うユーナ、

「なぜならあちらの世界には魔物がいます、命の遣り取りの世界です、でも別の見方で見るなら、魔物を退治すれば金になる物が手に入るなり食料が手に入る訳ですから、殺してでも良いお金を手に入れる方法があるって事なんですよ、じゃあ何で山賊なんかするんだ?て事なんですが、それは簡単な話、魔物を退治するより簡単に大金が手に入るからなんですよ、だから山賊をするんです」

「でも武器無しで1人なら魔物に勝てなくないか?」

「勝てますよ、その為にスライムがいる訳ですから」

「スライムってのはルナ様が、いえルナお姉様がお創りになった3歳の子供でも武器無しで倒せるようにした魔物です」

ええっ!スライムってそんな理由で存在するのかよ、

「しかも必ず食料がドロップするし、尚且つレアなら食べれるナイフが出ます」

「食べれるナイフ?」

「はいそうです、飴で出来たナイフと思ってください」

「それで最低限生きていけるようにはなっています!」

「じゃあなぜ皆そうしないの?」

「それは簡単な理由楽しくないからです」

えっそんな理由、

「試してみますか?」

「ああ、やってみるよ」

「ルナお姉様、スライムを3匹程出して頂けないでしょうか?」

「うん分かったわ♪」ルーナが嬉しそうに手からスライムを3匹出した。

その3匹のスライムはあの有名なスライムじゃなくもう一つの方のゴミ箱から出てくる方だった、

そうまるでゲロの様な、

それを受け取ったユーナがルーナに仰々しく礼を言った後にスライムを1匹地面に置いた。

「踏んでください」とユーナ、

踏みました、ぷちって感じで、

ボワ~ンって感じで煙が出た、

足を退けるとゲロが、

いやこれもしかしてドロップアイテム?

いや本当にゲロみたいなんだが?

「ねっ、3才武器無し防具無しでも倒せるでしょ」と笑顔で、

そして今ユーナが手に持ってた2匹のスライムを手で潰した。

ボワ~ンと煙が出た後には手にゲロが乗っていた、

「食べてみてください」とユーナが、

えっ、これを食うの?このゲロみたいなのを、


 指に付けて匂いを嗅いだ、


 酸い、


 マジで食べなきゃダメ?


 指に付いたものを舐めた、

「うっ・・不味いんだけど?」

「はい不味いですよ」とサーナ、

じゃあ食べさすな、

「毎日これ食べますか?」

「いや無理だよ」

「だから山賊は人を殺すんですよ」

「これを毎日食べて生きていくより、人を殺して金を奪った方が楽しく生きれますから」

「・・・・」

「だから山賊をした時点で許すべきではないんです」


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