プロローグ16
さて、ルーナが自分好みの女かどうか確認しないと、
その為には、ルーナがどうゆう考えでルナの生き物のいる星1をゲームのような世界にしたか?
という事をちゃんと聞かないといけない。
さあ女神ルーナが俺の愛する女になるか?それともただの仕事の上下関係で終わるかを見極めよう。
「女神様が自分の管理するルナの生き物のいる星1を管理を任されたと言ってたけど父親に任されたのか?」
ミーナがサーナ並みに青くなっている、つまりこの話はやばいという事だ。
やっぱりここが肝か。
脅えていたユーナが一度目を瞑り、覚悟を決めた様に語りだした。
「いえ、元々はあの星はルナ様の兄上マーギュ様の管理する星でした」
ああ予想通り兄貴の仕業か。
「それをマーギュ様の命によりルナ様が管理する事になりました」
やはりか、2人の言動から見てもただ兄が妹に星を導く為に管理を任せたでは無いのだろう。
神族とか名乗ってるが地球人と同じレベルの種族、下手すりゃ地球人以下、
なら兄が妹に星を託した理由は?
地球人レベルで考えて、兄が妹にゲームみたいな物を与える理由は?
薄々気付いてたが、というか答えは出てるんだが一応ちゃんと調べとこう。
「レベル制やジョブシステムや追加スキル、その設定を考えたのは兄のマーギュだな?」
「はい、マーギュ様です」ユーナが真剣な目で見てくる。
ミーナはガタガタ震えている。
流石に可哀そうだ。
「マーギュはマーギュ、ルーナはルーナ、そこを一緒には絶対に考えないから安心しろ」
って糞兄とルーナを一緒に考える訳がねえよ。
ミーナが泣き出した、ユーナがミーナを抱きしめた。
さてどうするか?泣き止むまで待つか、いやルーナをこれ以上待たせるわけにはいかない。
さっさとけりをつけよう。
「兄のマーギュは他にも似たようなレベル制やジョブシステムの星をいくつか持っていたんだな?」
「はいそうです」ユーナがしっかりと答えた。
「で、その星にマーギュは何をしていたんだ?」
「ルナ様の姉上のジュピーナ様と一緒にその世界に大きな変革を起こしました」
「大きな変革とは?」
「先ず、ルナ様の姉上のジュピーナ様がその世界に魔王を生みました」
「そして、数年たったのちにその世界に勇者を生み出したり、異世界から一般人を連れて来て、とてつもない加護を与えて魔王と戦わせてました」
ああ、予想通りだな、つまりルーナのルナの生き物がいる星1の世界はゲームの様な世界じゃ無く、ゲームそのものだったと言う訳か。
ボードゲームならぬプラネットゲームってことか。
ハハハッ、流石神様やることが壮大だね。
つまり、ルーナは兄貴と姉貴にゲームで遊ぶからお前準備しろや、と言われて素直に準備してたという事か。
人生ラブゲームでいうなら、お金を金額ごとに分けて、皆に2000ドルずつ配って、車にピン刺して、恋愛カードを皆に配って、ボードに建物置いて、銀行役やらされるって感じか。
兄貴と姉貴が楽しく遊ぶ為に利用されてたって訳か。
「で、そのゲームをし終えた後の世界はどうなったんだ?」
「人類が魔王軍に滅ぼされたり、人類が魔王軍を滅ぼしたりです」
「人類が魔族軍に滅ぼされた場合、先ず魔王と魔族軍を間引きます、そしてまた別の世界から人族を呼び寄せて、ある程度経って人族が増えたらまた新たに遊びます」
ユーナはもう隠す気が無いね。また遊びますと来ましたか。
「その逆、人類が勝った場合は、より強い魔王を生みます」
「1000年後とかにか?」
「いえ、1カ月~2年くらいです」
「じゃあその魔王を倒したら?」
「また新たな魔王を生みます、アカシックレコードによると最大で5回です、5回目で勇者が負けました」
ハハッ俺を倒しても第5の魔王が現れるぞってか。
「ユーナはアカシックレコードにアクセス出来るのか?」
「いいえ、女神様が貴方様に与えようとしてた虚空録スキルと同じレベルです、情報を見ることが出来るであって自由に書き換えれる訳ではありません」
「話し戻すがルーナがその仕事与えられたのは人間でいう何歳くらいだ?、成長具合で考えて」
「多分人間でいう5~6歳くらいだと思います」
5~6歳くらいか思ったより低いな、と考えるなら殆ど何も弄るなと言われてそうだな。
という事は兄貴が文明をあまり発達させたく無いという理由を持ってたら?
例えばゲームの世界観的に、
そしたら女神に弄るなと言われた箇所に問題がある場合があるな。
だから文明が進まないと、
これはまた後で考えよう。
「ルーナが兄貴のしていたことを理解してたと思うか?」
「当時は分かって無かったでしょう、只今は薄々気付いてらっしゃると思います、ただ認めたくは無いでしょうが」
だろうな、兄貴のやろうとしていたことがちゃんと分かっているなら俺を呼ぶわけがない
呼ぶなら俺を勇者として呼ぶだろう、ダメ出し要員としてでなく。
さて、こうなると問題なのはユーナの考えだ。
「なんで俺にネタバレした?」
「勿論、貴方様・・ご主人様なら女神様を助けてくれるからです」
「助ける?俺が女神様を?」
「はいそうです」ユーナがこっちをしっかり見てはっきり告げた。
何を言ってる?
俺は女神を汚すつもりだ




