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少年たちの闇と学園の真実  作者: あにょ
第1章 覚醒編
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5/12

4話 消失の青と自虐の赤

⚠️注意⚠️

今回の話には自虐行為が含まれています。

苦手な方は自衛をしてください。

「…え?」

勝は青流を見つめる。だが青流は不思議そうな顔をやめない。

「…冗談…だよな?」

勝は立ち上がり、青流に聞く。遅れて皆もやってきた。

「青流!大丈夫?」

根子田が青流に駆け寄る。青流は状況が理解できていないようだ。

「…貴方たちと私は、どこか出会ったことありましたっけ?会ったことがあったとしたら、すみません…今何も思い出せなくて…」

青流の言葉に根子田は驚いてしまった。

「もしかして、記憶喪失かな…」

根子田は手を顎に置き、考えるポーズをとる。

「まさか、落とされた時に頭を打った衝撃で…?」

蘭が根子田に聞いた。根子田を少し前開けて、

「たぶんね。」

と答えた。根子田の声には迷いがなかった。

「まじかよ…」

湊は驚いて言葉が出なくなっている。アリスと恵理は病室の入り口の近くで黙っていた。

青流は退院して、家に戻った。夜の部屋の中で、青流はベットに横たわる。

「ここ…見たことある…医師の方にここで暮らしてって言われたから、ここで暮らしてますけど…」

青流は仰向けになる。

「…あの人たち、誰なんでしょう…妙に、引っかかる…」

青流は根子田たちのことを考える。

「痛っ…」

青流は頭を押さえた。

「なんでこんなに…頭が痛くなるんでしょう…」

翌日。勝たちは青流を迎えに行った。そして、学校につく。

「あ、おはよー。」

花梨が勝たちに挨拶をする。だが、花梨は青流の顔を見て立ち上がった。

「青流!?生きてたの!?」

花梨が青流に近づく。

「実は…かくかくしかじかで…」

恵理が花梨に状況を説明する。

「なるほどね…青流は落ちた衝撃で記憶が飛んだと…」

花梨は理解するのが早いから、すぐに状況を理解した。

「それなら、学校案内すればいいじゃない。学校紹介すれば記憶も戻るでしょ。」

「それだぁ!」

花梨の提案を恵理は納得したかのように言った。

「それよ!確かに学校探索したら知ってる物が多いから、記憶も戻るはず!そうと分かったらさっさと行くわよ〜!!」

恵理は荷物を放り出して走り出した。

「あっ!ちょっと待て!」

勝が青流の腕をつかんで後を追う。それに根子田もついて行った。

「……」

廊下に出た恵理たちは歩いていた。恵理と根子田が前を歩き、勝と青流が後ろを歩く。

「…そういえば、貴方は私のところにすぐ来ましたね。なんでですか…?」

と青流が勝に聞く。

「…俺がお前に、申し訳ないことをしたからだ。」

勝は少し微笑んで、また前を向いた。

(あぁ、クソっ…)

勝は誰にもバレないように拳を握りしめる。

(なんで俺は…青流の心情に気づけなかったんだ…俺のせいで…追い込まれて…結果…)

勝は下を向く。

(俺は…本当に無能な奴だ…俺は、生きてていいのか…?いっそのこと…)

「あの…大丈夫ですか?」

「…!?」

勝はいきなり話しかけられるびっくりしてしまった。 「…大丈夫だ。」

勝は無理矢理笑顔を作った。

青流の記憶を取り戻すため、学校探索を始めた勝たち。いろいろな情報を集める内に、ある時、おかしなことに気づいていき…?

次回 学校探索

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