↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
少年たちの闇と学園の真実  作者: あにょ
第1章 覚醒編
PR
3/12

2話 発見

授業終わりの鐘がなる。生徒たちの話し声が学校に響く。

「青流、結局戻ってこなかったな…」

勝がクラスメイトの恵理に話しかける。

「そうね〜」

恵理が返事をする。

「でも青流は律儀だからすぐ帰ってくるでしょ!」

恵理は笑顔で勝に返す。でも勝は心配で顔を歪めた。

「まあ、早く中庭いきましょ!」

恵理はお気に入りのゲームを手に持って勝の手を掴んだ。

「あ、あぁ…」

勝は恵理に腕を引かれながら歩いた。

「あ、根子田も行く?」

恵理は根子田を誘う。

「あ、じゃあ行こうかな。」

根子田は席から立つ。

「じゃあ、行こ!」

恵理は教室の扉を勢いよく開けた。

恵理はお気に入りのゲームをしながら勝と話している。

「今作はね〜!グラフィックが神ってるの〜!!」

そう言いながらボスを倒している。

「確かに画面きれいだな!」

勝は恵理の画面を覗き込みながら共感している。根子田はその後ろについてきていた。

(…あれ?青流、どこいったんだろ…)

根子田は周りを見渡す。周りを見ていたらすぐ中庭近くに来た。

(青流は真面目だからすぐに帰ってくるはず…まさか、青流に何か…)

根子田が曲がり角を曲がろうとしたその時だった。

「きゃああああああ!?」

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」

と中庭から勝と恵理の悲鳴が聞こえてきた。

「勝!?恵理!?どうしたの!?」

根子田は中庭に行って恵理たちに駆け寄る。

「根子田ぁ…」

恵理は涙を流している。

「どうしたの…!?」

根子田が恵理の肩をさする。

「青流…青流がぁ…」

根子田は恵理が指さす方向を見る。

「…!?」

恵理が指を指す先には衝撃的な光景が広がっていた。そう。青流が頭から大量の血を流して倒れているのだ…

「…う、うわあああああああ!?」

根子田は、目の前の信じたくない光景を前に、叫んでしまった。


 「…みんな元気に遊んでるね。」

高塔1年B組教室。そこでは誰もいない教室で、レイアスが校庭を見つめていた。

「レイアス様!お茶できましたよ!」

そう言いながらレイアスにお茶を差し出すのは、執事のシアだ。

「ありがとう。シア。」

レイアスはシアにお礼をすると、お茶を飲み出した。

「レイアス様。お菓子もありますよ。食べますか?」

シアがレイアスに聞くが、返事はない。

「レイアス様?」

シアがレイアスの心配をしていると、

「…誰かが、運命を変えた。」

とつぶやいた。

「…誰がですか?」

シアは冷静にレイアスに聞く。

「誰かはわからない。でも、誰かが運命をねじ曲げたってことは確かだ。」

レイアスはシアのほうを向く。

「…いったい誰が、運命を変えたんだろうね。」

根子田たちが中庭で見たのは、血まみれになって倒れている青流だったのだ…

「…いったい誰が、運命を変えたんだろうね。」

レイアスの言葉の意味とは、そして、青流は生きているのか…

次回

3話 喪失

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。