1話 平和の終わり
⚠️注意⚠️
急展開です。
今日はテスト返しの日。勝は自分のテストを受け取って頭を抱えた。
「あ〜!また赤点だよ〜…!」
勝はテストを握りしめる。そしてそのまま大きな音を立てて椅子に座った。
「勝さん、また赤点なんですか?確かにテストは多いですけど、備えて勉強するのは当たり前なんですよ?」
青流がまた勝を説教している。花梨はそれを冷たい目で見ていた。
「まあ、僕も赤点ギリギリだから…」
根子田は自分のテストを見せる。根子田のテストの点数は68点だった。
「赤点ボーダーラインは確かに50点だけど!18点って大きいぞ!?」
勝は根子田のテストの68の数字を指さしながら言う。するといきなり、勝は自分のテストを見返し始めた。
「あれ?ここって…」
勝がテストの間違った答えを指さす。
「ここ、青流に教えてもらったとこじゃねぇか…」
「…!」
青流は青ざめる。そして青流は、大きな音を立て、席を立った。
「…すみません。しばらく、一人にしてください…」
青流はそう言うと走って教室から出た。
「青流!?」
勝は青流を追いかけようとする。だが、ドアの前で勝は足を止めた。
「…追いかけなくていいの…?」
根子田は勝の肩を掴む。勝は何も言わず、ただ俯いていた…
その頃、青流は…
(私はなんて未熟なんだろう…)
青流が向かった先は屋上。青流は青空を見つめた。
(…人に勉強もまともに教えられない。こんな私は、なんでここにいるんでしょうか…)
青流は拳を握る。意識しなくても、自然と涙が出てきた。声にしていないつもりでも、声があふれ出ていた。青流は気づけなかった。自分に迫っている危機に。
「才能は、ないんでしょうか…」
青流がそう言ったその時、青流の背中に強い衝撃が走る。
「…え?」
柵がまともにない屋上なこともあり、青流の体はどんどん下に落ちていった。
「…」
青流を突き落とした人物は走って屋上から去っていった。
「…あの人…」
青流が理解する間もなく、青流は地面に向かって急降下していった…
次回
授業が終わった学園に鐘の音が響く。みんなが楽しみにしていた中休みだ。勝たちはいつもの裏庭にクラスメイトの恵理と向かう。
「…え?」
そこで勝たちが見たものは…
次回 2話 発見




