プロローグ 平和な日常
ここは小中高一貫救琉学園。ここでは毎日高度な授業が行われ、■■■■■を探す技術に力を入れていた。そんな中、■■■■■6年1組はいつも平和な日常を送っていた。…あの日までは。あの日から、彼らの運命の歯車は、狂い始めた。…いや。必然だったのかもしれない。
これは、少年たちが運命に抗い、真実に近づいていく、絶望と真実が交差する、物語だ。
入学式から早1週間。新入生たちはもう学校になじんでいた。■■■■■6年1組は、いつも騒いで過ごしている。
「見逃してくれよ〜!」
そう言いながら走って逃げているのは、赤石 勝だ。勝は勉強が苦手で、テストは赤点続き。
「もう!補修しないと将来後悔しますよ!」
そう言って勝の32点のテストを突きつけながら勝を説教してるのはクラス委員長の愛里 青流だ。彼は真面目でみんなのまとめ役をしている。
「別にいいだろ〜俺の将来のことだし〜」
勝は腕を組みながら青流を見る。
「根子田さん!説得してください!」
青流に話を振られた重海 根子田は慌ててしまった。
「えっ!?急すぎるよ…」
根子田は勝を説得する言葉を考えている。するとその時、
「バカなんだから勉強しなさいよ…」
そう言ったのは癒詩味 花梨だ。彼女はあまり笑わないから周りにミステリアスだと言われている。
「お前もテスト40点だったろ…!」
勝は頬を膨らませて花梨に言う。
「勝〜?ちゃんと勉強しなさいよ〜?」
後ろから勝に圧をかけているのは担任のゆきんこ 氷菜だ。いつも破天荒な指導で生徒を苦しめている。
「次赤点だったら、補修20倍だからね?」
ゆきんこ先生が少し怖い笑顔で勝を睨む。
「あっ…はい…」
勝はゆきんこ先生の圧で大人しくなった。
ここにいる生徒全員が、こんな面白くて平和な日常が続くことを願っていた。だが、その願いは叶わないものになってしまった…
次回
1話 平和の終わり
テスト返しの日。勝はまた赤点を取ってしまった。
「あれ…ここって…」
勝は頭を搔く。勝のひと言で、青流は教室から出てしまった。
ここから、運命の歯車は回りだした…




