そして歯車は廻りだす
その後、医師が手配されて診察された結果、私の体はとてもお茶会に参加できる状態ではないと診断された。
部屋に戻ってベッドに寝かされた私は、当然身支度として施されていた化粧も落とされている。
化粧を取ってしまえば、青ざめた顔色を誤魔化すことなどできるはずもなく、かさついた唇もすぐに気づかれてしまう。
体調が悪く寝不足になっているせいで子供らしくない目の下のクマ、フリルがふんだんに使われたドレスを脱げばそこにあるのは触れれば折れてしまいそうなほどやせ細った手足。
とても、蝶よ花よと大切にされ、わがままな公爵家の令嬢には見えない。
医者がお母様と何かを話している様子が見えるけれど、小声のせいで聞き取ることは難しいですね。
けれど、お母様の表情からよいお話ではないのでしょう。
二人が難しい顔をして話し合いをしている途中、父とマリッサが部屋を訪れ、お茶会に行く準備をしなければ間に合わないと言いに来たが、信じられないものを見るような顔をしたお母様と医師に部屋を追い出されていた。
結局お茶会への参加はなくなり、私は一週間マリッサと離された状態で安静状態を保った後、そのままお母様と一緒に母方の実家が所有する別荘に向かい療養生活を送ることになった。
長い期間マリッサがヴィヴィアナに与えた毒を完全に抜くには、時間をかけなければいけないから……。
お父様やマリッサのいない生活を送る間、私はお母様に少しずつ色々なことを伝えた。
その結果、お母様は生きながらオイドクシ公爵家から去る運びになった。
わかりやすく言えば父親と離縁して実家に籍を戻したのだが、住まいはそのまま別荘。
ただ、お母様の義兄が頻繁に別荘にやってくるようになり、約1年という時間をかけての説得が実り、お母様と私は正式にお母様の実家に戻りました。
新しいお父様の妻として、お母様は実家であるタンザナイト公爵家の女主人となり戻ったお母様。
もともと実家ということもあり、家の方々に快く迎え入れられ、その娘である私もまた、つらい環境に負けずよく耐えたと、歓迎されました。
そして6歳となり、タンザナイト公爵家の令嬢として改めて王家が主催するお茶会に出席することになった。
(いよいよ会えますね。フロリアナ)
ずっと会いたかった私のファタール。ツインレイ……。
待っていてくださいね。もうすぐ、会えますよ。
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あ、この作品のPVあります。
見ていただけるとヒャッホーーーーーーーーーイって飛び上がった末の感謝の土下座をします(イマジナリーで!)
↓ こちらです。楽曲もオリジナルです!歌詞頑張りました!
https://youtu.be/lGgzV-qP2d4?si=qfMnJDU_K_SPcavB
↓ 曲 2バージョンあります(歌詞は同じです)
https://youtu.be/0_eG4LgSRxc?si=sVh6MfslAAvzeO6r
https://youtu.be/6nR6zqxGNPY?si=SRqlyHR7kBCSOvNL




