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8話 カルネヴァの駒

竜葉の連絡が来る数時間前

一部の能力者がカフェドルチェに到着していた

到着していたのは

花奈と同い年の

植物使いの春瀬さら

水使いの成瀬あく亜

土使いの長谷部葉悠

そして、一つ上の

炎使いの風野蓮だった

「みんな、長旅お疲れ様」

さらたちの前に出されたのは、ダージリンティーだった

「さらちゃんの幼馴染の快くんと一葵くんも

来るんだよね?」

「はい」

「寝坊してしまったみたいで……」

「そっか……」

着いたばかりで、休憩していた所

竜葉からの着信があった

「ごめん、みんな」

「来たばかりで大変だろうけど四ツ井学園に

向かってほしい」

「何があったんですか?」

「たった今、ドラゴン使いの竜葉からの連絡で

フウガがやられたと連絡があって……」

「フウガってドラゴンのですよね?」

口を開いたのは炎使いの蓮だった

「そうだけど……」

「待って下さい」

「竜葉さんは竜の谷の中で1、2位を争う程強い方だと聞いてます」

「それに、竜葉さんは噂を確認しに行っただけだと……」

あんずが重い口を開いた

「それは何があったかまではわからない」

「考えられるケースは、敵に遭遇してやられたんじゃないかと」

「敵ですか?……」

「カルネヴァの駒に遭遇したんじゃないかと」

「カルネヴァ…」

カルネヴァは各国の歴史にも残る話であり

太陽の国を滅亡させた怪物

彼らはカルネヴァ復活阻止、太陽の姫を見つけ出して

人間界を守る為に来たのだ

「竜葉さんの他に何名の人間がいますか?」

「確認した所、高校生の男女6人が行っている」

「6人……」

「現場の指揮は蓮、あなたに任せる」

「わかりました」

四ツ井学園まではあんずの力のテレポートで向かった

「ここが四ツ井学園……」

「竜葉さん、どこにいるんだろ……」

「教室があるほうじゃないですか」

「教室があるほうに向かおう」

「竜葉さん、発見次第

さらはフウガの手当てを」

「はい」

「あとのみんなは敵を発見次第倒す」

(竜葉さんに電話するか……)

蓮たちは1階から辺りを警戒しながら竜葉たちを探し始めた

竜葉たちがいる、4階に向かおうとした所……

フウガに傷を負わせた怪物が現れた……

「蓮さん、あれ……」

さらが蓮に声をかけた

「なんだ、あれは…」

蓮たちの目の前に現れたのはフウガが戦った

黒い塊のようなくまに近い犬だった

「ここは戦うしかないな」

「あく亜と葉悠はコイツの相手を頼む」

「終わったら、こっちへ来てくれ」

「了解です」

「俺とさらは4階を目指す」

「行こう」

「はい」

「あく亜、早くケリをつけるぞ」

「分かってる」

「水よ、かのものを捉える腕となれ」

あく亜の力の水の力が発動した

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