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7話 教室の魔物の行方

花奈たちが学校に着く1時間前

竜葉は学校に到着していた

(嫌な気配は感じられない……)

(1つずつ、確かめに行くか…)

懐中電灯を持ちながら、教室棟を1階から1つずつ確かめる

途中でフウガがいないことに気づき、あんずに

連絡を取った

「あんずさん」

「悪い、フウガいない?」

「フウガちゃんなら、ここにいるわよ」

「ドラゴン使いなのに、フウガちゃんなしで

どうやって戦うのよ」

「全く」

「フウガちゃんには竜葉のところに向かうよう伝えたわよ」

「ありがとう」

ドラゴン使いはドラゴンがいないと本格的に戦えない

姿が大きいため、普段は小さくして連れている

ドラゴン使いはいなくてもいいように簡単な魔法を

覚えていた

竜葉はフウガが来るまで裏門で待っていた

(フウガ、まだかな)

「竜葉〜」

「あ……」

「フウガ、悪かった」

「ほんとだよ」

「フウガ、何か感じるか?」

「何かはわからないんだけど嫌な気配は感じる」

「どっちだ?」

「上の方」

竜葉も教室棟を1階から探索していた所

花奈たちと出会ったのであった

教室に到着した花奈たちは周辺をみた

フウガが横たわっている以外は

花奈たちが見たものはいなくなっていた

「おい、フウガ」 

「しっかりしろ」

「竜…葉…」

「あいつ…強かった……」

「あいつはどこ行った?」

「わか…らない」

「竜葉、覚醒を…」

「その前に治療が先だ」

「竜葉、人間がいる」

竜葉たち、異邦人は人間にその存在を知られてはいけない

戦う時は知られないように結界を張って、入れないようにしたり時には催眠術をかける

「竜葉さん、この子大丈夫ですか?」

声をかけたのは花奈だった

「ごめん、花奈ちゃん、若葉ちゃん」

竜葉は相手の目を見て、催眠術をかけたが…

(花奈ちゃんには効かない?)

「若葉!」

花奈が倒れゆく若葉を受け止める

「花奈ちゃん、キミは一体」

「竜葉さん、若葉が寝ちゃったみたいで」

「花奈ちゃんはフウガについてて」

「この子は俺の大事な友達だから」

「わかりました」

竜葉はフウガがやられた為あんずに応援の電話をした

「あんずさん、フウガがやられた」

「フウガちゃんが!?」

「ケガの具合は?」

「応援を頼みたい、今、何人来ている?」

「来ているのは、水、火、植物、土、かしら」

「フウガの具合が良くなり次第、俺も覚醒して

戦う」

「わかった」

「とりあえず、全員送りこめばいいかしら?」

「お願いします」

竜葉は人間界に来たばかりの能力者を学校へと

呼んだ

「フウガ、よくなったか?」

「竜…葉」

フウガは少しずつ、回復していた

(なにもしてないのに回復している)

(花奈ちゃん、キミはもしかすると……)

竜葉は他の能力者の到着を待った

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