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13話 不穏な影

放課後−

約束通り、花奈はさらを案内した

「春瀬さん、案内するね」

「ありがとう」

花奈は教室棟から案内を始めた……

さらたち、2年生がいる3階から順に

1年生、3年生がいる階はチラ見する程度で

案内していった

「春瀬さん、あの日、なぜ、あなたはいたの?」

花奈は夜中にいたことを尋ねた

「あの日って?」

「私たちが夜中、学校に忍びこんだ日」

さらはあの日、竜葉の要請で学校に向かったのだ

「なんでって……」

「友達に呼ばれてかな?」

さらは噓をついた

まだ、花奈が太陽の姫だと決まったわけではないからだ

「そうだったんだ」

「次、特別棟、案内するね」

「うん」

特別棟は2階建てになっていて

1階には理科室や調理実習で使用する家庭科室など

2階には音楽室や美術室などがある

1階から

「理科室」

「家庭科室」

「書道室」

と移動教室で使用する教室を簡単に案内した

「こんな所かな」

「あとは徐々に慣れてくと思うよ」

「時間、使わせてごめんね」

「ありがとう」

花奈は校門前までさらと一緒に向かった際

さらの友達とみられる人物が待っていた

「さら、用事は終わった?」

「ごめんね、菜結香」

菜結香は一緒に来た、花奈のことを見た

「清原さん、ごめんね」

「初めまして、風神菜結香です」

菜結香は挨拶した

「噂で聞いてると思うけど、さらと一緒に来たんだ」

菜結香はさらの隣のクラス、2年3組になった。

「クラス、違うけど、移動教室で被ったら

お願いします」

「はい」

菜結香はさらと一緒に来た転校生の1人……

他に、快と1つ上の雪矢と真都がいる

「またね、清原さん」

「明日ね」

その夜、初登校を終えた高校生たちは現状報告の会議がドルチェで行われた

あんずが今回の会議も指揮をとった

「みんな、学校、お疲れ様」

「どうだった?」

席の前にアイスティーが置かれた

「太陽の国の姫と思われる、清原花奈と同じクラスになりました」

「私も、帰りに挨拶だけしました」

菜結香とさらが報告した

「普通の女の子でしたよ」

「彼女からは何も感じられないし、人違いじゃないですか?」

菜結香は感じた空気をそのまま伝えた

「菜結香、そんな言い方はないでしょ?」

「まだ、目覚めてないだけかもよ」 

「さらちゃん、わかるように説明して」

さらは今日の出来事をわかるように説明した

「今日から始業式で教室に入ったら、同じクラスだと分かったんです」

登校するまでは彼女と同じクラスになるなんて

誰も予想できなかった

「私は彼女に放課後、学校案内してほしいとお願いしました」

さらはどういう子かを知るため、学校案内をお願いした

「さらちゃん的にはどうだった?」

「菜結香と一緒で何も感じられませんでした」

さらと菜結香は接触を図ったが、何の力を持ってるか

わからなかった

目覚めてもいない

「わかった」

「さらちゃんと菜結香、それに、快くん」

「同じ学年みたいだし、清原花奈を気にかけるように

あんずは同じ年組に指示を出した

「雪矢と真都は関わりないだろうけど、何かあれば

サポートするように」

「はーい!」

「明応はどうだった?」

明応に進学したのは……

あく亜、一葵、蓮、葉悠の4人

「今の所、なにもありません」

その頃、カルネヴァの復活を望む者たちは

不穏な動きを見せようとしていた……

「これを四ツ井学園高等部に放て」

「わかりました」

このことに能力者たちが気づくのは数日後になる

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