12話 再会
校舎での戦いの2週間後……
学校では新学期が始まろうとしていた
新学期に向けて、連日、ドルチェでは
会議をしていた…
「みんな、こっちの学校の編入試験受けてたと
思うけど、発表するね」
「はーい」
会議の指揮をとるのはあんずだった
「まずは、四ツ井学園から発表します」
「四ツ井学園は、4名います」
「さらちゃん、快くん、菜結香、雪矢」
「明応も4人」
「蓮、葉悠くん、あく亜ちゃん、一葵くんです」
「ごめん、真都が四ツ井学園だから、増えます」
学校発表は終わった……
「竜、さっき、太陽の姫に当てがあると言ってたけど誰なの?」
話は遡って、竜葉が報告の時に話していたこと……
「当てはいる。」
「さらちゃんも、見ただろ?」
「はい!」
「フウガの手当てをしてたけどあれほどの傷を負っていたのに微かに回復の傾向がありました」
「あの子が太陽の国の姫じゃ?」
太陽の国は滅亡した……
太陽の国の力がなんなのかはわからないままだった
カルネヴァはその力がほしい或いは邪魔な為
国全体を襲ったと考えられていた…
「俺も、そう考えている」
「お前たち、5人に命ずる、清原花奈の動向を
探ってほしい」
雪矢が口を開いた
「清原花奈って子が俺らが探している太陽の姫だと?」
「雪矢の1つ下になる」
「真都と一緒に探ってくれ」
「わかった」
「俺はおじいさまに聞くか帰省して国立図書館で
調べてくる」
「その間は蓮、お前が指揮を取れ」
「わかりました」
転校生が4人も来ることが四ツ井学園で噂になっていた
始業式、花奈はいつも通り、若葉と一緒に
学校へ向かった
「今日、クラス発表だよ。同じクラスだといいね」
「若葉、違うクラスになっても、遊びに行くから」
学校に着くと、昇降口付近は人だかりができていた。
花奈が見に行こうと人だかりを避けて進んだ所に
声を掛けられた
「花奈、若葉、やっときた」
「ちありに雅!」
「二人は見てきたの?」
「うん」
クラス発表の結果を聞いた
「みんな、一緒だったよ」
「ちなみに2年1組」
「花奈の好きな、亜蓮くんも」
「ちょっと、それ言わないでよ」
「あ、あとさ転校生の噂知ってた?」
「転校生?」
二人は首をかしげた
何のことかさっぱり、わからない
ちありが説明した
「4人、転校生がくるだってさ」
「こんな時期に珍しくない?」
「うちの学校、よほど頭よくないと入れないし」
四ツ井学園は私立の中高一貫高
高校からとなると、それなりの成績が必要なのだ…
「その、転校生の一人が私たちのクラスにいるのよ」
「誰?」
「春瀬さらちゃんだって」
「どんな子か楽しみだね」
この時、花奈はまだ気づかなかった
ここから運命の歯車が動きだすことを……
体育館での始業式が終わり、教室でホームルームが
始まった
担任になった、湯山浩介先生が転校生を紹介した
「転校生を紹介する」
「入って」
ガラガラと音を立てて、ドアを開ける
「始めまして、春瀬さらです」
「春瀬はな、親の転勤でこっちにきたんだ
みんな、仲良くするように」
「はーい」
「春瀬の席は清原の後が空いてるから」
さらは先生の指示があった、花奈の後に座った
花奈が挨拶をしようと顔を見た所
「あなた、この間の」
「その話はまた今度ね」
ホームルーム後の休み時間はさらの周りには人が
集まっていた
「ごめんなさい、まだこの学校のことわからないから色々教えてほしいな」
「そうだったね」
前の席の花奈に声を掛けた
「放課後、学校案内してくれないかな?」
「いいけど」
「また、放課後ね」
放課後、学校案内することになった




