今日は十五夜
[前回の話]
秋のお彼岸だったのに……
[今回の話]
中秋の名月の今日こそは……
今日9月25日は中秋の名月十五夜の日。
ここのところ秋に因んだネタで風流に決めたいなんて思いつつもなぜか別のそれをやっていた私。ですが今日という今日こそは!
……ですがいざとなると今回もまたネタが浮かばない。前以て準備くらいしておけば良かったと後悔すれど覆水は盆に返らず。
ということで今回もアドリブです。
下らない前置きはこれくらいにしてそれでは本題。
中秋の名月というのですから主役は当然ながら月。十五夜のその月を観て優雅に楽しむのが今日のイベントの趣旨というもの。
ですがこのところ天気は荒れ模様。今夜の空は大丈夫なのか。雨は降らずとも満月に雲隠れされてはせっかくの醍醐味も台無しです。兎とすれば餅つきもお休みでほっと一息なのかも知れませんが。……って、何を仰る兎さんで満月は2日後なんですね。ですが不完全に円い月もまた乙ということで。取り敢えず働け兎さん。因みに私はお団子片手にそれを眺めます。
え? 酷い?
ですがそういう兎への酷い扱いは古来から。確か月の兎は仏教の逸話でしたか、猿は木の実、狐は川魚、そして兎は己自身を行き倒れの老人に供物として捧げたというのは。役立たずは命に代えてでもその役割を果たすべしというブラックなモラル的に思える話ですが、兎は猿や狐とは違い食用肉であるためそれこそが本来の正しい務めであるという社会的存在意義の話であるという見方もまた可能なわけで。
……うん、こんなことを平然と口にするから私は他人から引かれるんでしょうね。ですがこうした運命論や役割論はカルヴァンや孔子様の教えの一つだったような気が。私だけが悪いんじゃありません。(笑)
──などと中秋の名月ならぬ中傷の迷言というべき冗談はこれくらいにしておくとしても秋が実りと寂しさを思わせることに変わりはなく、ならば蟋蟀の鳴く音を傍らに世の哀愁に浸るのもまたありかも?
迷走の果てのこんな結びですが、生憎私の周りには蟋蟀なんて気の利いた虫は存在しません。いるとすれば黒いアイツくらい……。(苦笑)




