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女性に怒られそうな話

[前回の話]

 兎の虐待(笑)

[今回の話]

 ゴリラは放免?(笑)

 あんた ちょっと 見かけに よらない ゴリラの 娘の 七代目

 私の幼少期にはこんな女の子を揶揄した数え歌が流行っていたものですが今の時代はどうなのでしょう?

 土地によりバリエーションに違いはあるのでしょうけどそこは置いておくとして、このバージョンだと対象をゴリラと喩え、それに怒って反論すればやはり凶暴なゴリラという理論が成り立つという子どもらしいずる賢さがあったりするのですが、しかしそのイメージはどこから来たのか? いや、だってゴリラは森の賢者とも喩えられる知的で温厚な動物でもあるのですから。


 時は遡り遥か古代の地中海地方。当時のカルタゴの航海者ハンノがアフリカ遠征へと出発。そこで彼らの遭遇したのが謎の蛮族。案内役の話によればこの者たちはゴリラ(毛深い人)族と呼ばれる原住民だというのだが、冒険家たちからすれば言葉の通じない毛深い生物。文字通り毛に被われた獣ということで容赦なく殲滅にかかったという。文明の差は大きく彼らの多くは逃げて隠れてと蜂の子をつついたように大混乱。ですがやはりそこには逃げ遅れた者たちもいたわけで。そしてそんな彼ら、いや残念ながら追い詰められた者の多くは女性だった──には死中に活を求める他にはなく、意を決し激しく抵抗したという。

 これがゴリラ=凶暴な女性イメージとされることとなった由来らしいんですよね。因みに彼女たちがどうなったかといえば、某狩猟ゲームの如く討伐後には剥ぎ取りが待っていたわけで……。

 ──と、Gemini先生はこのように解説してくださったのですが、これってどっちが凶悪で野蛮なんでしょうね。(笑) なおそんな彼らが何物であったかは実際のところ不明らしく、現在ゴリラと呼ばれる動物はこの逸話に基づき命名されたということです。


 う~ん……。なんというか結構皮肉ですよね。知識人ぶっている者たちの方がその実劣っているとされている者たちよりもより凶悪。小賢しさを以てを蹂躙するか、腕力に訴えて解決するか。知性とはいったい何なのか考えさせられる話です。特に近年まで黄色い猿と呼ばれてきた私たち日本人としてはなお。


 とはいえ、そんな過ちから始まったものであっても、それでもやはりジョークはジョーク。愛ある揶揄と嫌悪に基づく侮辱とは別物であると思いたいです。

 揶揄して殴られのお約束、両者が笑ってそれを受け入れるのならばそれもまたコミュニケーションの形の一つでしょうから。(笑)

 ゴリラパーティー終了から約一週間。残念ながら間に合いませんでした。(笑)

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― 新着の感想 ―
そりゃそんな理不尽な状況で虐殺されそうになったら、必死のパッチで抵抗しますよね(ToT) ちなみに僕の地域での数え歌は 「いちにのサンマのしっぽ、ゴリラの息子、なっぱはっぱ、くさった豆腐」 でした。…
それは果たしてゴリラだったのか、別の類人猿だったのか、それとも毛皮を着込んだ現地人だったのか。 真相は闇の中。 狩った本人たちも解っていない様な真相が明かされる事はないのだろう。
 しれっと書かれた蹂躙の歴史。  今となっては滅ぼされた種族が何者なのかもわからないけど、白人たちが船を手に入れたことで豊かだったアフリカ大陸は大変な事に……。  いや、本当に知性って何なんでしょうね…
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