いや、まさか本当は……
[前回の話]
即興ばかりやっていると不本意なネタを扱うこととなることも
[今回の話]
だからといって、それが全く嫌いってわけじゃない……のか?
貧すれば鈍するとの言葉にあるようにネタに困れば感性も鈍るというか、普段ならば避けているようなものも平然とネタとして扱ってしまうなんて話をした前回。
しかし火の無い所に煙は立たぬというように、燻る元が無ければ燃え上がることのないのは火を見るまでもなく明らかなわけで。本当はそういうのって満更なんじゃないの?と言われれば……。
いや本当ね、因果というか道理というか、そういう理屈を以て問われると同じように筋道を立てて反論するのが難しい。感情でなく理論で相手を納得させる必要があるわけですから。
それに何より、道理が通った意見を反芻すれば納得してしまうのが理論的思考というもの。反発できるのはそれが的外れである場合か感情的になったときのみ。
因みに、これに対する私の回答はこんな感じ。燻るのは鎮火の意図があるから。なので仮にそれが燃え上がったとしてもそれが不本意であることに変わりはなく、故に結果を以てそれを本意と解釈するのは乱暴な理論であると。
もちろんこれは詭弁です。だって何だかんだと言ってみたところで、火種があるからこそ燻るということに違いはなく、だからこそ風が吹けば燃え上がる。つまりそれは普段は興味を理性で抑えているということであり、時と場合が揃えばそれが解放されるということですから。要するに、火種があるという論点を抑制というそれにすり替えているだけの弁論術なんですよね。
ですがしかし、それでも抑制し鎮火しようという意思に間違いはなく、それこそがこの問題の本題。寧ろ本当は好きだからなどという容疑はそれこそ論点のすげ替え。興味と好き嫌いは別物というのが私の意見なのですが……。
う~ん、やはりこれは詭弁なのか……。




