キャッチ&リリース
[前回の話]
作者の苦悩
[今回の話]
作者の疑問
今月初めに『ざまぁ男爵はそれでも真実の愛に生きる』を久々に連載作品として書きました。と言っても高々1万文字程度の作品を全4話構成に分割しただけのものなのですが。
この分量の作品だと1話完結の短編として投稿するのが普通であり、それだけにこの形式でやると連載が続かずに途中で力尽きたなどと見なされ易いんですよね。
実際のところこの作品はタイトルありきで書き始めたため長編とする予定はなく、短期連載を想定していたわけで、それを判り易く起承転結の型に嵌めたことでああいう形となりました。
で、本題。
作品を投稿すればやはり読者の反応は気になるわけで、それは総合評価ptをあまり気にしない私も例外というわけでもないんですよね。『読者に読まれない作品の書き方』では「読まれないように書いている」なんて嘯いてはいますけれど実際はやはりということで、評価はともかくPVやユニークはそれなりに欲しいのが本音です。
幸いそれらの作品はありがたいことにそれなりには読まれてはいるようで。
……のはずですよね?
いや、なんで疑問形なのかといいますと、ちょっとした謎が出てきまして……。
連載作品にPVやユニークが付くと今度はどの話が受けたのかなんてことが気になるわけで、それではとep別の項目をクリック。すると──。
ない! PVがどこにも付いていない!
ユニークもやはり付いていない。
日別等ではちゃんと付いているそれらがep別のときだけ付いていない。
これはいったいどういうこと?
これが間違いでないとすれば、考えられるのは目次の存在か。
一応目次ページが開かれているためPVやユニークは付きはするが、されどエピソードは開かれていない。
ふむ、なるほど、これならば納得がいく。私の作品の多くはあらすじの段階で読者をふるい落とす。【私選有害図書指定】のフレーズを始め、注意書きの添えられたものが少なくない。
従来の内容が読者へ悪影響を与えることに加え、最近は内容と乖離するイメージのタイトルを付けることを始めたこともあり、その分あらすじでの注意書きは必須。あくまでもタイトル詐欺はネタであり、本気で内容で詐欺を働く気はないのだから断りを入れるのが義理でしょうから。
ということで、ジャンル詐欺もとい乖離ネタを楽しんでもらえたところで本編への興味がない者は目次であらすじを確認した後にブラウザバック。これがエピソードにPVやユニークが付かない理由なのでしょう。
つまるところ、これは一種のキャッチ&リリース。解放は釣りにおけるマナーといったところでしょうか。
これを釣りの成功と見なすか、釣果ゼロと見なすか、そこは人それぞれなのでしょうね。
逃した魚は大きいとも言いますが……。(苦笑)




