二次創作ってダメなんですか?
[前回の話]
言語の間違い
[今回の話]
行動も?
知的財産権の問題においてアイデアと表現は別物として扱われているようですが、この違いって何なのでしょうか。
アイデアとは作品のテーマであり、表現とはそれを具体化したものというのは解るのですが……。
ジャンルや作品のタイプはアイデア以前の話ということで問題とならないのは解ります。
前者はアクションや人間関係、恐怖等を主体としたジャンルに冒険譚や恋愛、パニック等といったサブジャンル。そして舞台としての異世界や現実、世界観を表すファンタジー……ってこれら一括りでジャンル扱い?
後者のタイプとしては無双や追放、ざまぁ、悪役令嬢等でしょうか。
前者はともかく後者は後に確立された概念としての型ですけど、それでもこれなしに作品を作るのは不可能ではないにしても少し難しくなるのは否めません。これらは現在でこそ型として認知されるようになりましたけど実際は古い作品にも該当するものはありますから。例えば恋愛ざまぁだと金色夜叉とかでしょうか。
というわけで、これらはそれに基づいていたとしてもそれは必然でありお咎めなしなのは当然として認められております。
ではあらすじは?
これは先ほどのタイプをさらに掘り下げた形。されど表現の具体度が上がってきているわけでそこに問題が発生し易くなっているんですよね。
とはいえ、人間の行動にしても物事の現象にしても全ては必然的に似通うものであり、それを物語に落とし込むとなれば他者のそれに類似してくるのは必然。そしてそれに触発されれば同じようなテーマで違うものを作り出したくなるのが人の性。
前者はオリジナル、後者は二次創作と呼ばれ後者は前者への依拠性により発生したものではありますけど、だからといって同一のものであるとは限らないわけで。
あらすじが倣っていても別の表現、これはアイデアだけの模倣とは認められないのでしょうか。同じオマージュやパロディではありますがこの程度くらいは認めてほしいところです。
表現とはあくまでも具体的技法であり、作品の個性に過ぎないはず、ならばそれを侵さぬ限り寛容であってもよいと思うのですが。
概念だけを借り具体的表現を上乗せ、そんな作品もアウトなのかなぁ……。




