スピーカー 言葉伝えど人は無し
[前回の話]
AI生成を使えば執筆は楽チン♪
[今回の話]
AIに任せれば作者は不在……
とある相互さんのAI執筆に関するエッセイを読みました。で、それにどの程度反響があるのかと思いランキングを覘いてみたのですが──。
なんか凄い。その人のそれが日間10位以内に入っていたということよりも、AI絡みの作品が犇めいていたことに驚き。10位圏の半数のタイトルにAIというワードが入っており、50位圏の作品にもちらほらとそれが見られており……。
いや、AIが巷で話題となっていることは知っていましたし、私も前回でその話題に触れましたけどここまでとは。
なお、私としてはAIはあくまでも作者の表現を補助するものであり、作者に代わって作品を書くものではないという認識です。感じとしては不器用な人間にアドバイスを与える助言者。喩えるならば言葉の通じない外国人が通訳者を通して物事を伝える感じかな?
これが作者に代わり物事を語る代理人となってくれば少し微妙。況してや作者がそれに任せきりで背を向けるとあればなおのこと。
スピーカー 言葉伝えど人は無し
タイトルにはこんなフレーズを掲げましたけど、それでもこれは言葉がそのまま届くわけですから許容できなくもないのですが、これが代理人が考えて代理人が対応するとなると話は変わってきます。大抵の人間は本人を出せと騒ぐのは必然というものでしょう。
たとえ本人が主題を代理人に委ねているといえども、受け取る者は相手本人の言葉を聞きたいものですから。
他力本願は文字通りチート。
気持ちは解りますがそれでも本人不在ではねぇ……。
たとえそれで人気が出たとしても、それは作者本人のそれではなくAIの評価に過ぎないわけで、結局自身の承認欲求を満たすことはできない。果たして彼らはそれを解っているのやら。
まあ、書くことを感情表現と考えず、社会を動かす道具と考えるのならば合理的ではあるのですけど。世論操作で世界を支配する感じなのかなぁ……?




