表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【朗報】幼馴染をチャラ男に寝取られた俺、寝て起きたら爆速レベルアップできる能力で1年後には人生奪還できた模様〜大バズりした復讐配信がきっかけで世界を救う事になりました〜   作者: 霞杏檎
第一章 屑男断罪編 覚醒と始まり

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

24/26

第22話 【削除覚悟】特別企画!! ぴよこの暴露配信『本配信及び葛嶋茂の真相をお話しします』②

 ぴよこの暴露に続いて、カメラの前に現れたのは3人の探索者である。勿論、生放送なので素顔は全て1000万人の視聴者に筒抜けであった。


 しかし、彼らも憎き葛嶋を潰そうと立ち上がったのだ。


 最初に口を開いたのは、勿論進んでカメラの前に立った二多恵であった。


「私……いや、私達はあいつの我が儘に付き合わされて来たんだ!! あいつは碌に働かず、ダンジョンクリアの報酬の半分以上を毎回私達から徴収して持って行き、いつも隣いる女と折半しているんだ。それにお前らも見ただろ!! やつは平気で仲間を見捨てるんだ……最初からあいつは自分以外を都合の良い道具としか思ってない屑人間だったんだ!! でも、そんな屑人間に……私達は……何もできなかった……」


 言える事全てをカメラに向けて熱く語りぶちまけた二多恵からはポロポロと大粒の涙がこぼれ落ちる。


「二多恵ちゃん……よく言えたね……言ってくれたね」


 姉の妃兎絵が泣く妹を優しく包み込み、慰めながらさりげなくカメラから遠ざけた。


 その様子を隣で見ていた鈴木は拳をグッと握りしめ、何かを決意した顔を見せるとカメラの正面に立った。


「今度は……彼女に代わって私がお話します。こんにちは、皆さん。私はアスモディのパーティリーダーを勤めている探索者の鈴木です。今回のこの件に関して、ぴよこさんの言っている事もギルドメンバーが話している事は全て……事実である事を私が証言いたします。私自身、アスモディに葛嶋が加入され、岡盛支部のギルドマスターに任命されてから、ギルド内の雰囲気が悪くなった事は私も感じておりました。私も近々このギルドを抜け、別のギルドに移行しようと思っていたのです。ですが、私は先程の戦いで一度命を落としました。その時、私達を救ってくれた方がおりました。それこそ小川圭太君なのです」


 鈴木は横を向いて俺の方に体を向けると、地面に膝と手をついた。


「私達は元々、葛嶋の陰口を鵜呑みにし、君を馬鹿にしていた身……例え、私自身が葛嶋に虐げられた被害者の1人だとしても、君に対して振る舞った態度は葛嶋がしていた事と一緒だ。それなのに、俺達パーティメンバーの命を助けてくれて本当にありがとう! そして……すまなかった!!!!」


 鈴木そのままカメラの前で配信画面外の俺に向けて土下座して見せたのだ。


 鈴木の行動を見て、泣いていた二多恵も鈴木の隣に着き、土下座をして見せる。勿論、妃兎絵もそれに続いた。


 カメラなど忘れて、3人が俺に向けて謝罪する光景はとても滑稽に思えたが、俺は声もリアクションも取らず、ただ黙って見ているだけだった。


 間違っていた事を訂正し、謝罪する。


 そんな当たり前の行為を褒める馬鹿どこにいる?


 やっと俺が奴らを同じ人間として見れる最低限の土台が出来上がったに過ぎない。


 間違えた者達がやるべき事は行動を見せる事だ。


 俺は首でカメラを指し、配信を続ける様に促す。


 鈴木はうなずくと、改めてカメラに向き直ってから話を再開させた。


「このダンジョンを出たら、俺はこれを機に探索者を引退する。権利にのまれ、本当の力あるべき者を陥れた経歴を背負ってまで探索者をしたいなど思わない。それに沢山の人間に見られているんだ。もう俺達のごまかしは利かない」


「私もだ! 私も……もう探索者から足を洗う……」


「妹1人だけ辞めさせるわけにはいきません……私も今日限りで辞めさせて頂きます!」


 3人は引退宣言をして、今度はカメラに向かって頭を下げる。


 ここで自分たちにも非があると認め、自身で引退を表明して職を手放す。


 この行いは自身らの批判がこれ以上来ないように自衛する意味も込められているかもしれないが、そう簡単に決意できる事でもないだろう。


 ま……少しは奴らの俺に対する行いは水に流してやるとするか。


「これぐらいの人数が見て居ればDICの関係者も見てるだろ!! ダンジョンから出たら、我々が責任を持ってこの件をDICの秩序科に引き渡し、葛嶋を探索者から追放……」


 鈴木が話していたその時だった、鈴木の顔の横から超速で何かが飛んでくる。


 飛来物は鈴木の左耳をえぐりながらぴよこのスマホに直撃する。


「ぎゃぁああああ!!?? 私の最新スマホぉ!?」


 スマホに直撃したのは鋭く尖った石……超速で飛んできた石がスマホを貫通し、機能が停止した。


「ぐぅう……」


「鈴木!?」

「鈴木さん!?」


 何者かからの攻撃に寄り、左耳を負傷した妃兎絵と二多恵が咄嗟に鈴木に寄ってその場で体勢低くさせた。


 俺はこの配信を中止させた人物を知っているが、しょうがないので飛来物の出所の方向をみる。


「おおおおおおおおおおまぇらぁああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」


 ……やっぱり邪魔して来たか。


 予想通り、俺の目線の先には激昂した葛嶋とその隣には、瞳の光が完全に消えた美香が居たのだった。


最後までお読み頂きありがとうございます!

この作品を読んで


「面白い!」


「続きが気になる!!」


「これからも続けて欲しい!!」


もし、以上の事を少しでも思ってくださいましたら是非評価を『☆☆☆☆☆→★★★★★』して頂く事やブックマーク登録して頂けると執筆のモチベーションに繋がります!!

それでは次回まで宜しくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ