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第69話 見捨てられた穀倉地帯と、飢餓を打ち砕く絶対豊穣ドーム

第69話 見捨てられた穀倉地帯と、飢餓を打ち砕く絶対豊穣ドーム

神聖王国ルミナリアの西部を統括する巨大な宗教都市、城塞都市サンクタム。

かつては特権階級だけが安全な結界の中で贅沢を貪り、外側のスラムに住む弱者たちを魔獣の餌として切り捨てていたその腐敗した都市は、トウヤ率いる『安全第一商会』の圧倒的な力とインフラ構築技術によって、完全に生まれ変わっていた。

都市全体を覆うように展開された『安全第一中央放送塔』からの地脈エネルギー結界は、もはや一部の者だけのものではない。内街も外街も隔てていた巨大な防壁はトウヤの錬金魔法によって美しいアーチゲートへと姿を変え、サンクタムのすべての住人が、平等に、そして完全に安全な生活を謳歌していた。

広場では毎日、商会が西方大陸から運び込んだ莫大な食料が振る舞われ、かつて飢餓に苦しんでいた人々の顔には、希望と活力に満ちた笑顔が溢れている。

しかし、トウヤたちのインフラ構築の旅は、ここで終わりではない。

彼らの掲げる【安全第一】死に戻り商人の異世界スローライフ~万能魔法と『リトライ』を駆使して完璧な物流網とインフラを整備し、のんびり隠居を目指します~ という絶対的な理念をこの国全土に行き渡らせるためには、諸悪の根源である『王都』に巣食う枢機卿ルキウスを完全に無力化し、腐った国家体制そのものをリセットする必要があった。

サンクタムの中央塔、最上階の広大な総支配人室。

そこでは、トウヤを囲むようにして、特務チームの面々と、新たに強力な仲間となった聖女エレナ、元・第一聖騎士団長アイリス、そして各部門の責任者たちが集まり、次なる一手についての戦略会議を行っていた。

「さて、サンクタムの地盤は完全に固まった。アイリスとレオンが再編した新たな治安維持部隊のおかげで、街の規律は完璧だ。カルロ殿の経済支配も行き届き、ジジの情報網も王都の直前まで伸びている。……リン、王都へのルートと周辺の状況はどうなっている?」

トウヤが、淹れたてのコーヒーを口に運びながら静かに促す。

情報屋のリンが、手元の魔導端末を操作し、テーブルの中央に神聖王国の立体ホログラムマップを展開した。

「はい、会長。サンクタムから東へ、王都へと続く街道の途中には、広大な『豊穣の平原』と呼ばれる穀倉地帯が広がっています。ここには『グリーンヒル』をはじめとする多数の農業村が点在しており、神聖王国の食料の実に七割を生産している重要な拠点です」

リンの説明に、聖女エレナが悲痛な表情で俯いた。

「しかし、その豊かなはずの穀倉地帯は現在、地獄のような惨状にあります。枢機卿ルキウスは、王都の食料備蓄を独占するため、周辺の農業村から生産された作物の『十割』を強制的に徴収しているのです。農民たちには明日食べるパンの欠片すら残されず、多くの民が餓死するか、村を捨てて難民となっています」

「自分たちの胃袋を満たすために、生産者を餓死させるか。……インフラを維持する上で、最も愚かで短絡的な行為だな。生産者が死ねば、いずれ自分たちも干上がるという簡単な理屈も分からないらしい」

トウヤの瞳に、絶対零度よりも冷たい、容赦のない商人の怒りが宿る。

「それだけではありません」

元・第一聖騎士団長のアイリスが、白銀のガントレットを軋ませながら言葉を継いだ。

「現在、豊穣の平原では、異常気象と結界の低下によって大量発生した『飢餓蝗害ファミン・ローカスト』と呼ばれる魔獣の群れが暴れ回っています。空を黒く染めるほどの蝗の大群が、残されたわずかな農作物すらも食い荒らしているのです。しかし、王都の軍は『徴税』にのみ兵を出し、魔獣から民を守ろうとは一切していません」

「なるほど。安全も提供せず、労働と命だけを搾取する。……俺が最も嫌悪するシステムだ」

トウヤは静かに立ち上がり、窓の外に広がる平和なサンクタムの街並みを見下ろした。

「王都への経済封鎖を完全なものにするためには、この穀倉地帯を俺たちの『絶対安全圏』に組み込み、食料の流通を完全に掌握する必要がある。……特務チーム、出撃だ。俺たちの道で平原を貫き、飢餓に苦しむ生産者たちを保護する。邪魔をする魔獣も腐敗した役人も、一匹残らず駆除するぞ」

「「「了解しました、会長!!」」」

血の気の多い特務チームの面々が、獰猛な笑みを浮かべて立ち上がった。

その時、執務室の重厚な扉が勢いよく開かれた。

「お待たせしましたー! 長旅と大仕事の前には、やっぱりガッツリ食べてスタミナをつけないとね!」

獣人の少女ミアが、湯気を立てる巨大な大皿を何枚も乗せた魔導ワゴンを押して、元気いっぱいに現れた。

「今日は、西方大陸からエクスプレスで届いたばかりの新鮮な厚切り牛肉と、サンクタムの安全な結界の中で育てた香り高いハーブをたっぷり使った『特製・極厚ローストビーフのバゲットサンド』だよ! じっくり火を通したお肉は口の中でとろけるし、特製のオニオンガーリックソースが食欲をそそるから、いっぱい食べてね!」

香ばしく焼けた肉の匂いと、食欲を刺激するガーリックの香りが、執務室の空気を一瞬にして幸福なものへと塗り替える。

「おおおおっ! なんて分厚い肉だ! これこそ戦の前の最高のエネルギー源だぜ! いただきます!」

虎人族のガレスが真っ先に手を伸ばし、特大のバゲットサンドを豪快に頬張る。ザクッという心地よい音と共に、柔らかい肉から濃厚な旨味が溢れ出し、ガレスは顔を綻ばせた。

「美味しい……! 本当に、なんて美味しくて、心まで温かくなるお食事なのでしょう……」

アイリスも、かつての幽閉生活では考えられなかった極上の食事を両手で持ち、小さく口に運んだ。感動の涙が彼女の美しい瞳に浮かぶ。

特務チームの面々は、ミアの愛情とカロリーがたっぷり詰まった極上の食事で士気と体力を最高潮に高め、いざ、神聖王国の暗部を物理的に切り裂くための出陣へと向かった。

   * * *

プァァァァァァァンッ!!!!

サンクタムの巨大なアーチゲートを抜け、漆黒の装甲と黄金の意匠が眩く輝く巨大な装甲列車『安全第一エクスプレス』が、けたたましい汽笛と共に東の平原に向けて発車した。

列車の行く手に広がるのは、本来であれば黄金色に輝く麦畑が広がっているはずの『豊穣の平原』である。

しかし現在は、農地はひび割れ、枯れ果てた作物の残骸が虚しく風に揺れるだけの、荒れ果てた死の大地となっていた。

「会長、前方の平原上空に、巨大な黒い雲のようなものを確認しました! あれがアイリス殿の言っていた『飢餓蝗害ファミン・ローカスト』の群れですぜ!」

先頭車両のモニターを監視していた鳥人族の青年ピピトが、上空からの偵察映像を共有しながら緊迫した声で報告する。

モニターに映し出されたのは、数万、数十万というおぞましい数の巨大ないなごの魔獣であった。一匹一匹が犬ほどの大きさを持ち、鋭い大顎で地上のあらゆる有機物を食い尽くしながら、黒い嵐のように平原を蹂躙している。

さらに、その蝗の群れの進行方向には、平原で最も大きな農業拠点である『グリーンヒル村』があった。

映像を拡大すると、村の広場では、飢えと疲労で骨と皮だけになった農民たちが、神聖王国の紋章をつけた完全武装の徴税兵たちに鞭で打たれながら、最後の種籾たねもみまで奪われている最中であった。

彼らは、下半身が馬、上半身が人間の姿をした『半人馬族ケンタウロス』と呼ばれる亜人たちであった。本来は屈強な肉体と豊かな農業知識を持つ誇り高い種族だが、今は絶望の淵に立たされている。

上空から魔獣の死の群れが迫っているというのに、徴税兵たちは農民たちを見捨てて自分たちだけが頑丈な馬車で逃げ出そうとしていた。

「ちぃっ! クズどもめ、自分たちだけ逃げる気かよ!」

人間の冒険者ザックが、大剣の柄をギリッと握りしめる。

「構わん。既存の腐った街道も、魔獣の群れも、すべて俺たちの『絶対安全な道』で上書きする」

トウヤは列車の先頭デッキに立ち、暴風にコートをはためかせながら、荒れ果てた大地と、迫り来る魔獣の黒雲に向けて、彼の中に眠る規格外の莫大な魔力を解放した。

「『全魔法創造』――『超広域土・水・光属性複合魔法・絶対豊穣大地再生(アブソリュート・ファーティリティ・ランド・リジェネレーション)』、からの『錬金魔法・超重装甲・白亜の魔導農業ドーム及びハイウェイ構築(ホワイト・アグリカルチャー・ドーム・アンド・ハイウェイ・クリエイト)』!!」

カッ……!!!

トウヤの突き出した両手から放たれた、太陽すらも凌駕するような目も眩む黄金と翡翠の魔力波が、荒野の大地を激しく揺るがした。

ドゴォォォォォォォォォォォォンッ!!!

エクスプレスの進行方向にある荒れた大地が、一瞬にして波打つように隆起し、枯れ果てた土壌が極上の栄養を持つ黒土へと完全に浄化・再生されていく。

同時に、トウヤの錬金魔法によって、純白の魔導コンクリートと紅蓮隕鉄、そして絶対に割れない特殊な透明魔導ガラスで構成された、幅数キロメートルにも及ぶ超巨大な『完全密閉式・魔導農業ドーム』が、グリーンヒル村全体を覆い尽くすようにして猛スピードで構築されていったのだ。

ドームの内部には、シルフィの精霊魔法と連動した最新の気候制御システムが瞬時に展開され、最適な温度、湿度、そして人工の太陽光が降り注ぐ、農業にとっての「究極の絶対安全圏」が完成した。

「な、なんだぁっ!?」

「村が……巨大なガラスの天井に覆われたぞ!?」

グリーンヒル村のケンタウロスたちや、逃げ出そうとしていた徴税兵たちが、突如として出現した規格外の巨大ドームに腰を抜かしてパニックに陥る。

ドンッ! ドドォォォンッ!!

その直後、上空から襲い掛かってきたファミン・ローカストの大群が、ドームの透明な天井に激突した。

しかし、トウヤの構築した魔導ガラスは、数万の魔獣の体当たりを微動だにせず弾き返し、内部の村には傷一つ、音一つ届かせなかった。

「す、すげえ……! あのバケモノみたいな蝗の群れを、完全にシャットアウトしやがった!」

ザックが、ドームの天井で無様に潰れていく魔獣たちを見上げながら痛快そうに笑い声を上げる。

「マスターの安全圏を汚す害虫の群れを確認。……大規模広域殲滅プロトコル、実行します」

列車の屋根に立つ古代機巧メイドのアリアが、無機質な声と共に、全身の装甲を展開した。

ドームの外部に設置された無数の防衛用魔導レーザー砲が一斉に起動し、空を覆っていたファミン・ローカストの群れに向けて、極太の青白い閃光を網の目のように放射した。

ジュオォォォォォォォォッ!!!

圧倒的な熱量と破壊の光が空を薙ぎ払い、黒い雲のように群らがっていた魔獣たちは、文字通り一瞬にして塵も残さずに完全に蒸発した。

「害虫駆除、完了しました」

アリアが無表情で報告する。

キィィィィィィン……プシューッ!

魔獣が消え去り、静寂を取り戻したドームの内部に、漆黒と黄金に輝く巨大な装甲列車が、地響きを立てて到着した。

重厚な装甲扉がゆっくりと開かれ、トウヤと特務チームの面々が、圧倒的な威圧感を放ちながら村の広場へと降り立った。

「俺たちのインフラ予定地で、ずいぶんと時代遅れな搾取をしているじゃないか。……そんな非効率で、非人道的な真似、安全第一商会うちのシマでは絶対に許さない」

トウヤの、絶対零度よりも冷え切った声が、広場全体に響き渡る。

「き、貴様ら何者だ! ここは神聖王国が直接管理する穀倉地帯であるぞ! 我々徴税部隊に逆らう者は……」

太った徴税兵のリーダーが、震える声で威嚇しようとしたが、その言葉は最後まで続かなかった。

「うるせえよ。テメェらみたいな、弱者から巻き上げるしか能のねえ寄生虫が一番ムカつくんだよ」

ザックが目にも止まらぬ速さで距離を詰め、大剣の平でリーダーの顔面を豪快に殴り飛ばした。

「ごぶぁっ!?」

リーダーは鼻血を噴き出して宙を舞い、地面に頭から突っ込んで気絶した。

「や、やっちまえ!」

残りの徴税兵たちが武器を構えて襲い掛かってくるが、特務チームの敵ではなかった。

「フン。己の欲のために民を見捨てるような屑どもに、武器を持つ資格などない」

アイリスが白銀の聖剣を閃かせ、兵士たちの武器を鎧ごと次々と両断していく。

「水破竜巻!」

リュウガの超高圧の螺旋水流が、兵士たちを螺旋の渦に巻き込み、容赦なく吹き飛ばして昏倒させる。

「オラァッ!」

ガレスが素手で兵士たちの首根っこを掴み、次々と放り投げていく。

わずか一分。

村人から搾取し、恐怖で支配していた数十人の徴税兵たちは、一人の死者を出すこともなく完全に無力化され、無様に床に転がっていた。

「害虫駆除は完了だな」

トウヤは、気絶した兵士たちには目もくれず、怯えて身を寄せ合っているケンタウロスたちのもとへ、静かに歩み寄った。

彼らのリーダーらしき、美しい栗毛の髪と引き締まった馬の半身を持つ若い女性が、震えながらトウヤの前に進み出た。

「あ、あなたは……? 私たちを、どうするおつもりですか……?」

「俺は安全第一商会のトウヤだ。……もう安心しろ。この場所に、二度とあんたたちから種籾を奪う奴は現れない」

トウヤは商人の顔ではなく、一人の人間としての優しい笑みを浮かべ、空間収納からミアが作った大量の温かいスープとパンを取り出し、彼らに分け与えた。

「俺たちはこれから、この狂った国を根底から作り直し、『絶対安全なインフラ』を構築する。あなたたち半人馬族は、大地を愛し、作物を育てる卓越した技術を持っていると聞いている。もし良ければ、俺たちの商会の『専属農業・食料生産部隊』として、正当な対価で力を貸してくれないか? このドームの中であれば、天候も魔獣も関係ない。一年中、最高の作物を育てることができる。もちろん、腹一杯の温かい食事と、絶対に安全な暮らし、そして完全な自由を約束する」

女性は、トウヤの言葉と、手渡された温かい食事、そして自分たちを苦しめていた恐ろしい兵士たちを赤子の手をひねるように圧倒した仲間たちを見て、抑えきれない大粒の涙をポロポロとこぼした。

「私……私の名前は、セレスと言います。グリーンヒル村の村長の娘です……! はいっ! はいっ! 私たち半人馬族、トウヤ様のために、命がけでこの大地を耕します! この御恩は、一生忘れません!」

セレスが深く頭を下げると、周囲のケンタウロスたちからも、絶望から解き放たれた歓喜の雄叫びと、商会への賛美の声が上がった。

「よし。交渉成立だ。……ルミナ、ニア! この農業ドームを、直ちに俺たちの物流ネットワークに完全に組み込むぞ。全自動の収穫ゴーレムと気候制御システムを最適化し、ここを『安全第一・第一農業ターミナル』として完全稼働させろ!」

「了解ですにゃ! お腹いっぱいの美味しいご飯のためなら、徹夜でシステム構築しますにゃ!」

「おうさ! ドワーフの技術とエクスプレスの動力を繋いで、無限に作物が育つ夢の工場を造り上げてやるぜ!」

こうして、絶望と飢餓に支配されていた豊穣の平原は、安全第一商会の圧倒的な技術力と資金力によって、誰も傷つくことのない、完全無欠の『絶対豊穣ドーム』へと生まれ変わった。

セレスをはじめとする半人馬族という優秀な新たな仲間を迎え入れ、神聖王国の食料の心臓部を完全に掌握し、自給自足の巨大な生産基盤を確立したトウヤたち。

彼らの乗る安全第一エクスプレスは、十分な補給と新たな強固な地盤を得て、ついに諸悪の根源である枢機卿ルキウスが待ち受ける、神聖王国の『王都』の巨大な城壁へと、その鋼鉄のレールを真っ直ぐに進めていくのであった。

【現在のステータス状況】

名前:トウヤ

年齢:18

職業:商人 / 冒険者(ランクS)

レベル:167 (超巨大魔導農業ドームの瞬間構築、および大規模魔獣群の完全殲滅により大幅レベルアップ!)

体力:2150/2150

魔力:98,000/100,000 (ドーム構築により消費。地脈エネルギーとの接続により急速回復中)

固有スキル:『リトライ(発動可能)』

魔法適性:全属性(火・水・風・土・光・闇・時空・無)

取得スキル:鑑定、算術、交渉術、全魔法創造、全武具習熟、気配遮断、錬金、空間把握、海洋環境制御、砂漠環境制御、要塞建築術、経済掌握術、毒物浄化制御、大規模地下掘削術、国家間交渉術、古代技術解析、広域インフラ防衛術、超高架建築術、深海・湖底インフラ構築術、地熱・極地環境制御術、古代機巧制御術、海上浮体建築術、超広域気象制御術、全自動採掘網構築術、超広域環境浄化術、地下空間再構築・鉄網敷設術、地脈エネルギー完全制御術、【新】絶対豊穣領域構築術

【仲間・後援者の状況】

ミア(獣人の少女):特製ローストビーフサンドでチームの士気を高め、救出したケンタウロスたちにも温かい食事を振る舞い、彼らの胃袋を完全に掌握した。

シルフィ(エルフの護衛):農業ドーム内の気候制御と精霊魔法を同期させ、植物が最高の環境で育つ完璧な「人工の春」を維持している。

ザック(人間の冒険者):腐敗した徴税兵のリーダーを大剣の平で一蹴し、「農民から飯を奪うクズは、生きてる価値もねえな!」と吐き捨てた。

リュウガ(竜人族の戦士):水流魔法で兵士たちを圧倒し、誇り高き竜族として、搾取を良しとする人間たちを軽蔑の目で見下ろす。

ガレス(虎人族の戦士):ケンタウロスの若者たちとすぐに打ち解け、彼らに自衛のための戦闘訓練を教え始めている。

マイロ(犬人族の地図職人):農業ドーム内の区画整理と、王都へ続く新たな地下物流ルートのマッピングを完了させた。

ピピト(鳥人族の飛脚):ドームの上空から王都の偵察を行い、食料供給を絶たれた王都の混乱ぶりをいち早く報告している。

リン(鼬人族の情報屋):王都への食料供給を完全にストップさせ、枢機卿ルキウスを経済的に完全に孤立させる最終プランを始動。

ヴォルグ(狼人族の傭兵):気絶した徴税兵たちを縛り上げ、サンクタムの防壁修繕のための労働力としてレオンのもとへ護送する手配を整えた。

ファラ(豹人族の女戦士):ドームの周囲を厳重に警戒し、王都から放たれるスパイや暗殺者を影から次々と無力化している。

セレン(セイレーン族の海先案内人):農業ドーム内に作られた巨大な人工湖を気に入り、そこで優雅に泳ぎながらケンタウロスたちの疲れを癒やしている。

ルミナ(ドワーフの機関技師):ドーム内に全自動の収穫・種まきゴーレムを大量配備し、「これで農業も工業化の時代だね!」と誇らしげに笑う。

ニア(猫人族の魔導具技師):作物の成長を促進する魔導ランプを開発し、ドームの生産効率を異常なレベルまで引き上げている。

アリア(古代機巧メイド):対空殲滅プロトコルで蝗の大群を瞬殺し、「農作物の害虫駆除を完了しました。マスターの食卓は安全です」と無表情で紅茶を淹れる。

エレナ(神聖王国ルミナリア聖女):民を飢えさせる教会の非道に涙し、トウヤの造り上げた豊かなドームに希望を見出し、王都の完全解放を誓う。

レオン(聖騎士団長):サンクタムで治安維持に努めつつ、トウヤの圧倒的な進軍速度に驚愕し、商会への忠誠をさらに深めている。

アイリス(元・第一聖騎士団長):腐敗した兵士たちを聖剣で圧倒し、かつての部下たちが堕落した姿に憤りつつも、商会の剣として悪を断つ決意を固める。

セレス(半人馬族のリーダー):【新規加入(専属農業・食料生産部隊長)】絶望の淵から村を救ってくれたトウヤを神の如く慕い、その並外れた農業技術で商会の食料基盤を完璧に支えることを誓う。

インフラ状況:豊穣の平原を完全制圧し、天候や魔獣に一切影響されない『第一農業ターミナル(絶対豊穣ドーム)』を設立。王都への食料供給を完全に遮断し、兵糧攻めの準備が完了。

資金:金貨10,500,000枚(神聖王国の食料生産拠点と備蓄を完全に掌握したことにより、商会の資産価値が国家予算規模を遥かに凌駕するレベルに到達)

ここまでお読みいただきありがとうございます!少しでも面白いと感じたら、画面下から【ブックマーク】と【☆☆☆☆☆】の評価をいただけると、執筆の大きなモチベーションになります!尚、現在新作もよろしく(*´∀`)ノ

しがらみだらけの人生に疲れたので、記憶を消して無人境へ転生します〜無限魔力の【万能創造】で理想の拠点を作ってたら、最強の魔獣たちが勝手に懐いて最高の家族になりました〜

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