第62話 荒狂う海峡の浮遊砦と、墜ちた聖女の救済
第62話 荒狂う海峡の浮遊砦と、墜ちた聖女の救済
西方大陸と東の巨大な島国『神聖王国ルミナリア』を隔てる、決して越えられないと言われてきた死の海域、竜鳴海峡。
一年を通して狂ったような暴風雨が吹き荒れ、巨大な渦潮が船を飲み込み、深海からは山のように巨大な海王竜が襲い掛かるという、まさにこの世の地獄を体現したかのような場所である。
しかし今、その荒れ狂う絶望の海の中央を、一本の真っ白な巨大な道が、まるで神が引いた定規の線のように一直線に貫いていた。
「よし、第一段階のハイウェイ敷設は順調だな。だが、海峡の幅は数百キロにも及ぶ。いくら列車が速くても、この荒海の中間地点に補給と避難のための『絶対安全な中継拠点』が必要だ」
漆黒と黄金に輝く装甲列車『安全第一エクスプレス』の先頭デッキに立ち、吹き荒れる暴風を完全に遮断する結界の中で、トウヤは広大な海図ホログラムを展開しながら宣言した。
彼の掲げる至上理念である【安全第一】死に戻り商人の異世界スローライフ~万能魔法と『リトライ』を駆使して完璧な物流網とインフラを整備し、のんびり隠居を目指します~ という哲学において、「長距離の移動」には必ず「安全な休息場所」がセットでなければならない。
「へい、会長! それなら、ちょうどこの海峡の中間地点にあたる海域に、浅瀬の岩礁群がありやすぜ。普段は高波に飲まれて海中に沈んでいやしますが、基礎を打つには絶好のポイントです!」
犬人族の地図職人マイロが、ホログラムの一部を指差して尻尾を振る。
「素晴らしい。ゲンゾウ殿、大方舟の居住ブロックをその岩礁群の基礎と連結させ、一つの巨大な『人工浮遊島』として再構築することは可能か?」
トウヤが振り返ると、新たに仲間に加わった玄亀族の長、ゲンゾウが深く頷き、皺くちゃの顔に職人としての熱い笑みを浮かべた。
「お任せくだされ、トウヤ様! 我ら玄亀族が何十年もかけて練り上げた造船技術と、トウヤ様の錬金魔法、そしてルミナ殿たちの魔導機関を融合させれば、波に揺れることすらなく、魔獣の牙も通さない、世界最大の『海上要塞都市』を造り上げることも造作もありませんぞ!」
「よし、決まりだ。これより、竜鳴海峡の中央に、海上中継都市『オケアノス』を建造する!」
トウヤが両手を海に向けて突き出し、規格外の魔力を解放する。
「『全魔法創造』――『超広域土・氷複合魔法・海底岩盤隆起及び超硬度氷塊生成(シーベッド・レイズ・アンド・ハイ・フリーズ)』、からの『錬金魔法・超重装甲人工島構築(アーティフィシャル・アイランド・クリエイト)』!!」
カッ……!!!
目も眩むような黄金の魔力波が、荒れ狂う海の中央に激突した。
ドゴォォォォォォォォォォォォンッ!!!
天地を揺るがす轟音と共に、海底深くから巨大な岩盤が凄まじい勢いで海面へと隆起してくる。
同時に、周囲の海水が絶対零度の魔力によって瞬間凍結し、鋼鉄よりも硬い巨大な氷の基礎へと変貌していく。
さらに錬金魔法が発動し、玄亀族の大方舟の資材と岩盤、そして純白の魔導コンクリートが分子レベルで融合し、巨大な一つの『島』として再構築されていった。
面積にして数十平方キロメートル。周囲を高さ五十メートルの防潮城壁で囲まれ、中央にはエクスプレスが停車するための巨大なターミナル駅と、居住区、そして防衛用の魔導砲台がズラリと並ぶ、難攻不落の海上要塞都市『オケアノス』が、わずか数分の間に誕生したのである。
「す、すげえ……! 海のど真ん中に、巨大な街ができちまったぞ……!」
人間の冒険者ザックが、完成したばかりの人工島の防壁から見下ろし、あんぐりと口を開けた。
「フン。我ら安全第一商会にかかれば、海を平地に変えることなど造作もないということだ」
竜人族のリュウガが、腕を組みながら誇らしげに鼻を鳴らす。
「トウヤ様。人工島の防衛システム、およびターミナルのエーテル供給網のオンライン化が完了しました。これで、海王竜クラスの魔獣が百体同時に襲い掛かってきても、防壁に傷一つ付けることは不可能です」
古代機巧メイドのアリアが、瞳の奥の魔導回路を明滅させながら無機質に、しかし完璧な仕事ぶりで報告を上げる。
「ご苦労、アリア。ゲンゾウ殿たちも、内装の整備を引き続き頼む。……さて、これで神聖王国からの『お客様』を迎える準備は整ったな」
トウヤが空を見上げると、分厚い暗雲の中で、ピカッと紫色の雷が光っていた。
* * *
同時刻。竜鳴海峡の上空、分厚い雷雲の中を、一隻の巨大な船が絶望的な揺れに耐えながら飛行していた。
それは、神聖王国ルミナリアが国家の威信をかけて建造した超大型の飛行船、『聖遺物・浮遊神殿船ルミナス』であった。
純白の船体には美しい金の装飾が施され、本来ならば空飛ぶ神殿として人々の信仰を集める神々しい姿をしているはずだった。しかし今は、荒れ狂う暴風と雷雨によって装飾は剥がれ落ち、船体を覆っていたはずの『大聖結界』は、魔力不足によって今にも消え入りそうなほど薄くなっていた。
「くっ……! 左舷の魔力炉、出力低下! 結界が持ちません!」
「雷雲の規模が想定の三倍以上だ! このままでは海に墜落するぞ!」
船のブリッジでは、神聖王国の神官たちと操舵手たちが、パニックに陥りながら絶叫していた。
「落ち着きなさい! 神の加護がある我がルミナリアの船が、このような野蛮な海に落ちるなどあってはならないことです! 予備の魔力鉱石をすべて炉に放り込みなさい!」
豪奢な法衣に身を包んだ高位の司祭が、泡を飛ばして指示を出すが、操舵手の絶望は深まるばかりだった。
「し、司祭様! すでに予備の鉱石はすべて使い果たしました! 元々、西方大陸の『安全第一商会』なる異端の組織を屈服させるための親善大使派遣……予算をケチって十分な燃料を積んでいなかったではありませんか!」
「黙りなさい! それは聖女様が、神への祈りでなんとかすると……!」
「責任転嫁は見苦しいですよ、司祭様」
凛とした、しかしどこか疲労の滲む声がブリッジに響いた。
そこに立っていたのは、純白のドレスと銀色の鎧を身に纏い、透き通るような金糸の髪を束ねた美しい少女――神聖王国ルミナリアの象徴たる『聖女エレナ』であった。
彼女の背後には、白銀の全身鎧に身を包んだ屈強な男、聖騎士団長レオンが、油断なく剣の柄に手をかけて控えている。
「エレナ様……! しかし、このままでは……!」
「ええ、分かっています。私の祈りの力で結界を維持していますが、それも限界です。……まさか、竜鳴海峡の嵐が、これほどまでに恐ろしいものだったとは」
エレナは痛む胸を押さえながら、荒れ狂う窓の外の雷雲を見つめた。
彼女は、教皇たち枢機卿の陰謀により、「安全第一商会を神の権威で取り込み、そのインフラ技術を奪う」という密命を帯びてこの船に乗せられた。しかし、生粋の信仰者である彼女自身は、純粋に「西方大陸の民を救ったというその商会の人々と、対等に手を取り合いたい」と願っていた。
だが、現実は残酷だった。
圧倒的な自然の猛威の前に、人間の祈りなど何の役にも立たなかったのだ。
「聖女様! 前方の雷雲の中から、巨大な熱源反応! こ、これは……!」
見張りの神官が、喉を掻き毟るような悲鳴を上げた。
ドグァァァァァァァッ!!!
雷雲を突き破り、浮遊神殿船の目の前に姿を現したのは、全長二百メートルを超える、嵐を纏った超巨大な海竜――『暴風海王竜』であった。
「ギュオォォォォォォォォォォッ!!!」
リヴァイアサンが鼓膜を破るような咆哮を上げ、巨大な顎を大きく開いた。その口の中に、凄まじい雷と風のエネルギーが圧縮されていく。
「ブ、ブレスが来ます!! 回避不能!!」
「神よおおおおおっ!!」
司祭が床に這いつくばって命乞いをする中、エレナは静かに目を閉じ、胸の前で両手を組んだ。
(……ここまで、なのですね。神よ、どうか残された民に、安全な世界を……)
カッ……!!!!
リヴァイアサンの口から、船を丸ごと消し飛ばすほどの極太の雷撃ブレスが放たれた。
誰もが死を覚悟した、次の瞬間。
「『超広域風・重力複合魔法・絶対凪の空間』」
静かで、しかし世界そのものを支配するような絶対的な声が、嵐の轟音を打ち消して響き渡った。
ピタッ……。
浮遊神殿船を飲み込もうとしていた雷撃ブレスが、船体からわずか数メートルの空間で、見えない『壁』に激突したかのように完全に停止し、そして霧散した。
「……え?」
エレナがゆっくりと目を開けると、そこには信じられない光景が広がっていた。
先ほどまで猛威を振るっていた暴風雨が嘘のように消え去り、船の周囲数キロメートルが、不自然なほどの『無風状態』になっていたのだ。
さらに、船の下方に広がる荒狂う海面には、巨大な防壁に囲まれた純白の『海上要塞都市』が浮かんでおり、そこから伸びる光の鎖のような重力魔法が、墜落しそうになっていた神殿船を優しく包み込み、ゆっくりと安全な要塞の港へと誘導していた。
「ギャオォォォォォッ!?」
獲物を逃したリヴァイアサンが怒り狂い、海上要塞都市に向かって突進しようとした。
「インフラの空域で暴れるな。塵になれ」
要塞都市の防壁の上に立つ、黒いコートを着た一人の青年の手が振り下ろされた。
「アリア、対空防衛システム起動。全門一斉射撃」
「了解、トウヤ様。マスターの命令により、害虫を駆除します」
青年の傍らに立つ、メイド服を着た銀髪の少女が手をかざすと、要塞都市に設置された数百門の魔導レーザー砲が一斉に空を睨んだ。
ドガガガガガガガガガガガガガッ!!!!!
数百本の極太のレーザーが空を切り裂き、リヴァイアサンの巨体を文字通り『蜂の巣』にした。
断末魔の叫びを上げる暇すらなく、海の王者は空中で完全に蒸発し、光の粒子となって消え去った。
「な、なんだ……!? あの巨大な海王竜が、たった一撃で……!?」
聖騎士団長レオンが、剣を取り落とすほどの衝撃を受けて窓に張り付く。
「あの白い街……そして、あの黒いコートの男性が、私たちを救ってくれた……?」
エレナは、重力魔法によって要塞都市の巨大なターミナルへと静かに着陸していく船の中で、窓の外に立つトウヤの姿から目を離すことができなかった。
* * *
浮遊神殿船ルミナスが、オケアノスのターミナルに完全に固定され、タラップが降ろされた。
エレナはレオンと共に、警戒しながらも感謝を伝えるために船を降りた。
周囲を見渡せば、荒れ狂う海の中央だというのに、防壁の内側は信じられないほど静かで、春のような心地よい空調が効いている。地面はチリ一つなく磨き上げられた魔導コンクリートで、どこを見ても『完璧な安全』が確立されていた。
「よく生きてたな。俺は安全第一商会、会長のトウヤだ。そちらが、神聖王国からの親善大使様で間違いないか?」
スマートな商人の笑みを浮かべて歩み寄ってきたトウヤに、エレナは慌ててドレスの裾を摘まみ、丁寧なカーテシー(礼)の姿勢をとった。
「は、はい。私は神聖王国ルミナリアの聖女、エレナと申します。……この度は、絶体絶命の危機を救っていただき、言葉では言い表せないほど感謝しております。トウヤ様、貴方様はやはり、神の御使いなのでしょうか……?」
「神の使い? 冗談キツイな。俺はただの商人だ。自分の敷いた安全なインフラの近くで、船が落ちて人が死ぬのが我慢ならなかっただけさ。俺たちの理念は【安全第一】だからな」
トウヤはそう言って肩をすくめた。
「そ、それにしても、あの海王竜を一瞬で……! 貴殿らの持つ武力は、我が国の聖騎士団を遥かに凌駕している……!」
レオンが、周囲に控えるザックやリュウガ、ガレスといった特務チームの面々から発せられる凄まじいプレッシャーを感じ取り、冷や汗を流しながら呻いた。
「まあ、立ち話もなんだ。ひどい嵐で燃料も食料も尽きかけていたんだろう? 船の修理はうちのドワーフと玄亀族の職人たちに任せて、まずは腹ごしらえをするといい」
トウヤの案内で、エレナたちはターミナル内の豪華な応接室へと通された。
「お待たせしましたー! 怖い思いをした後は、温かくて美味しいものを食べて元気を出してね!」
獣人の少女ミアが、満面の笑みで魔導ワゴンを押して現れた。
テーブルの上に次々と並べられるのは、湯気を立てる『特製・深海魚のスタミナ・ブイヤベース』、ふかふかの焼きたてパン、そしてアクアリア産の新鮮な野菜を使った色鮮やかなサラダであった。
「こ、これは……! な、なんという豊かな香り……!」
ここ数日、船内で固い干し肉とカビの生えかけたパンしか食べていなかった神官や騎士たちは、狂ったように料理に飛びついた。
エレナも、淑女としての矜持を保ちながらも、ブイヤベースのスープを一口飲んだ瞬間、そのあまりの美味しさと、体の芯から温まる感覚に、思わず涙をこぼしてしまった。
「美味しい……。本当に、美味しいです。……私たちの国は、『絶対安全』を謳いながら、実際には結界の維持に苦しみ、下層の民はこのような温かい食事すら口にできないというのに……」
エレナのポツリと漏らした本音を聞き逃さず、トウヤは商人の目を鋭く光らせた。
「やはり、神聖王国の『安全』は、一部の特権階級だけのものだったというわけか。……エレナ殿。俺たちは、誰かに管理されたり、独占されたりするようなインフラは認めない」
トウヤはコーヒーの入ったマグカップをテーブルに置き、エレナを真っ直ぐに見据えた。
「俺がこの海峡に敷いたハイウェイをルミナリアまで繋げば、物資は無限に循環し、魔力結晶の不足など一瞬で解決する。だが、その恩恵を枢機卿どもが独占し、民を切り捨てるというのなら、俺は商会として、神聖王国という国そのものを『リセット』させてもらう」
トウヤの言葉の裏にある、国家を単独で滅ぼしかねない圧倒的な力と覚悟を感じ取り、エレナはゴクリと息を呑んだ。
「……トウヤ様。私は、神聖王国の腐敗を正し、真に民が安全に暮らせる国を創りたいと願っております。しかし、私には力がない……。どうか、どうか私を、貴方様の商会の『後援者』として、いや、一人の協力者として迎えていただけないでしょうか! 貴方様のその『絶対的な安全を創り出す力』を、我が国の民を救うために貸してください!」
エレナは椅子から立ち上がり、プライドも身分も投げ打って、トウヤの前に深く頭を下げた。
「聖女様!? な、なんということを! 我々は彼らを異端として教化する使命が……!」
生き残った司祭が慌てて止めようとするが、レオンがその首筋に剣を突きつけて黙らせた。
「黙れ、腐敗司祭。真に民を救う力を持つ者が誰か、聖女様は正しく見極められたのだ」
トウヤは、頭を下げるエレナを見て、口角をニヤリと吊り上げた。
「……いい覚悟だ、聖女殿。その依頼、安全第一商会が引き受けよう。俺たちの手で、神聖王国ルミナリアの腐った地盤を更地に戻し、誰もが笑って暮らせる『絶対安全圏』を再構築してやる」
こうして、荒れ狂う海の中継都市オケアノスにおいて、神聖王国の象徴たる聖女エレナは、トウヤたちの強大なインフラと理念に完全に心酔し、商会の新たな強力な仲間(後援者)となったのである。
海路は確保され、東の大国を揺るがす最大の足がかりは得た。
トウヤたちの鋼鉄のレールは、ついに海を越え、神の名を騙る腐敗した大国へと、その裁きの鉄槌と救済の物流を真っ直ぐに伸ばしていくのであった。
【現在のステータス状況】
名前:トウヤ
年齢:18
職業:商人 / 冒険者(ランクS)
レベル:144 (超重装甲人工島の構築、および聖女救出による歴史的介入により大幅レベルアップ!)
体力:1800/1800
魔力:90,000/100,000 (人工島構築と絶対凪の空間により消費。現在急速回復中)
固有スキル:『リトライ(発動可能)』
魔法適性:全属性(火・水・風・土・光・闇・時空・無)
取得スキル:鑑定、算術、交渉術、全魔法創造、全武具習熟、気配遮断、錬金、空間把握、海洋環境制御、砂漠環境制御、要塞建築術、経済掌握術、毒物浄化制御、大規模地下掘削術、国家間交渉術、古代技術解析、広域インフラ防衛術、超高架建築術、深海・湖底インフラ構築術、地熱・極地環境制御術、古代機巧制御術、海上浮体建築術、【新】超広域気象制御術
【仲間・後援者の状況】
ミア(獣人の少女):聖女たちに振る舞った「特製・深海魚のスタミナ・ブイヤベース」が大絶賛。エレナから「天上の味」と称賛され、照れながらもおかわりを山盛り注いでいる。
シルフィ(エルフの護衛):オケアノスの防波・防風結界を安定させ、海上要塞を森の中のような快適な空間に保ち、聖騎士たちを驚愕させている。
ザック(人間の冒険者):レオン聖騎士団長と手合わせを行い、紅蓮隕鉄の大剣で彼の聖剣を圧倒。「あんた、筋はいいが実戦経験が足りねえな!」と笑って肩を叩く。
リュウガ(竜人族の戦士):海王竜が一瞬で蒸発したのを見て、「我が拳を振るうまでもなかったか」と少し退屈そうに海を眺めている。
ガレス(虎人族の戦士):玄亀族の職人たちと一緒に、オケアノスの港の拡張工事を自慢の怪力で手伝い、海の男としての絆を深めている。
マイロ(犬人族の地図職人):神聖王国までの完全な海流データと安全航路を確立し、商会の物流計画をさらに強固なものにした。
ピピト(鳥人族の飛脚):オケアノスを中継拠点としたことで、西方大陸と神聖王国の間の空の連絡網を構築する準備を進めている。
リン(鼬人族の情報屋):エレナから神聖王国ルミナリアの内部構造や枢機卿たちの派閥情報を完全に聞き出し、無血開城に向けた完璧な経済制圧プランを構築中。
ヴォルグ(狼人族の傭兵):レオン率いる聖騎士たちに、実戦的な対魔獣戦闘の基礎を叩き込み、彼らを商会の防衛戦力として再教育している。
ファラ(豹人族の女戦士):オケアノス内の警備体制を統括し、腐敗司祭が妙な動きをしないように常に影から監視の目を光らせている。
セレン(セイレーン族の海先案内人):新しい巨大な人工島オケアノスを大層気に入り、港の周りで美しい歌声を響かせ、玄亀族たちの疲れを癒やしている。
ルミナ(ドワーフの機関技師):墜落しかけた浮遊神殿船ルミナスの魔力炉をあっさりと修理・改良し、「こんな燃費の悪い旧式エンジン、よく使ってたね」と呆れている。
ニア(猫人族の魔導具技師):アリアの対空防衛システムの精度の高さに感動し、それを列車の迎撃システムに組み込む作業に没頭している。
アリア(古代機巧メイド):「害虫駆除完了。マスターの安全は完全に確保されました」と無表情でトウヤに紅茶を淹れ、聖女エレナを「完璧すぎる従者」として戦慄させている。
ゲンゾウ(玄亀族の長):オケアノスの管理責任者に任命され、商会のインフラの要として、大方舟を基部とした海上要塞のさらなる拡張に情熱を燃やす。
エレナ(神聖王国ルミナリア聖女):【新規後援者(聖女)】トウヤの圧倒的な力と「誰もが安全に暮らせる世界」という理念に深く感銘を受け、腐敗した祖国を改革するため、安全第一商会にすべてを託す覚悟を決める。
レオン(聖騎士団長):【新規加入(護衛部隊)】エレナに絶対の忠誠を誓っており、彼女の決断に従い、トウヤたちの圧倒的な実力に敬意を表して商会の軍門に下る。
インフラ状況:竜鳴海峡の中央に『海上中継都市オケアノス』が完成。神聖王国へ至る『絶対安全物流ネットワーク・海路編』の基盤が完全に確立された。
資金:金貨7,000,000枚(神聖王国との莫大な交易を見越した先物取引と、西方大陸からの途切れることのない利益により、さらに爆発的に増加中)
ここまでお読みいただきありがとうございます!少しでも面白いと感じたら、画面下から【ブックマーク】と【☆☆☆☆☆】の評価をいただけると、執筆の大きなモチベーションになります!尚、現在新作もよろしく(*´∀`)ノ
しがらみだらけの人生に疲れたので、記憶を消して無人境へ転生します〜無限魔力の【万能創造】で理想の拠点を作ってたら、最強の魔獣たちが勝手に懐いて最高の家族になりました〜
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