第50話 閑話:崩れゆく黄金の天秤と、迫り来る鋼鉄の脅威
第50話 閑話:崩れゆく黄金の天秤と、迫り来る鋼鉄の脅威
南方大陸アウレリアの南西部に位置する、見渡す限りの広大な岩山と過酷な砂漠に囲まれた巨大な都市。
それが、この大陸中の富と権力、そして人間の底なしの欲望が全て集まるとされる場所、『黄金都市エルドラド』である。
街の中心にそびえ立つ、純金と最高級の白大理石で造られた無駄に豪奢な宮殿。その最上階にある、街全体を見下ろせる広大な執務室では、この都市の経済と物流を完全に牛耳る巨大商業ギルド『黄金の天秤』のギルドマスター、ギルダスが、クリスタルグラスに注がれた最高級のヴィンテージワインを傾けながら、優雅で傲慢なひとときを過ごしていた。
ギルダスは、美味しいものだけを食い漁ってぶくぶくと醜く肥え太った腹を揺らしながら、最高級のシルクで設えられたふかふかのソファに深く腰掛けている。彼の太い十本の指には、それぞれ異なる希少な魔法鉱石――紅蓮隕鉄の欠片や、深海産の蒼霊石など――があしらわれた指輪がはめられ、彼が少し身じろぎするたびにギラギラと成金趣味のいやらしい光を放っていた。
「ふはははっ! 今日も我がギルドの金庫には、莫大な金貨が滝のように流れ込んでくるわい。北のオアシス都市カラハリの連中め、あの忌々しい砂嵐『死の息吹』のおかげで完全に孤立しおって。そろそろ備蓄の食料も尽き、水も干上がって、飢えと渇きに耐えかねて法外な値段でも水を買いにすがりついてくる頃合いだろう。ふん、生意気な狐女のリラめ。水一滴につき金貨一枚……いや、金貨十枚で売ってやろうか! 奴らが泣いて這いつくばる姿が目に浮かぶわ!」
ギルダスは下品な笑い声を上げ、傍らに控える美しい奴隷の少女に、南方特産の甘い果実を口に運ばせた。
彼の支配体制は、これまで完璧なはずだった。
エルドラド周辺に点在する貴重な水源であるオアシスを、圧倒的な暴力と莫大な金で独占し、砂漠の無法者である戦闘部隊『砂蠍族』を専属の傭兵として雇い入れ、自分たちの息のかかっていない他のキャラバンを徹底的に襲撃させて壊滅させる。そうして物資の流通ルートを意図的かつ完全に滞らせることで、市場の品薄状態を作り出し、価格を極限まで吊り上げて暴利を貪る。
人々の命綱である「物流」を人質に取り、弱者から骨の髄まで搾取する。それこそが『黄金の天秤』のやり方であり、この南方大陸アウレリアにおける、逆らうことの許されない絶対的なルールであった。
しかし、その絶対的で強固な支配体制が、今まさに足元から音を立てて崩れ去ろうとしていることに、この時のギルダスはまだ微塵も気づいていなかった。
バンッ!!!
突如として、執務室の重厚なオーク材の扉が乱暴に開け放たれ、ギルダスの腹心である副ギルドマスターの痩せこけた男が、血相を変え、文字通り転がり込むようにして部屋に飛び込んできた。
「ギ、ギルダス様!! だ、大変でございます!! 緊急事態です!!」
「なんだ騒々しい。ノックもせずに私の神聖な部屋に土足で踏み込むとは、ただで済むと思っているのか? またどこかの弱小ギルドが反乱でも起こしたか? ならば砂蠍族を向かわせろ」
ギルダスが不快げに眉をひそめ、ワイングラスをテーブルに置くが、腹心は恐怖に顔を引きつらせ、ガチガチと歯を鳴らしたまま叫んだ。
「そ、それが……! その砂蠍族のことなのです! カラハリの街を完全に孤立させるために向かわせた砂蠍族の精鋭部隊、一千騎が……ぜ、全滅いたしました!!」
「……は? 全滅だと?」
ギルダスは自身の耳を疑い、間の抜けた声を上げた。
「馬鹿なことを言うな! 砂蠍族は全長五メートルを超える巨大な毒サソリを操る、砂漠の死神だぞ! カラハリの貧弱で腹を空かせた自警団ごときに、我々の誇る一千の騎兵がやられるわけがなかろう!」
「自警団ではありません! 未知の、規格外の集団です! 命からがら逃げ帰ってきた砂蠍族の偵察兵の報告によれば、砂漠のど真ん中に突如として『巨大な鉄の塊』がすさまじい速度で現れ、そこから飛び出してきたわずか数人の化け物たちによって、一瞬にして千の部隊が物理的に蹂躙されたとのことです!」
「数人の化け物だと……? 冗談も休み休み言え! たった数人で一千のサソリ部隊を壊滅させるなど、そんな馬鹿げたおとぎ話があるか!」
しかし、腹心の震える声での報告はそれだけでは終わらなかった。
「さらに信じられないことに、その連中……自らを『安全第一商会』と名乗る者たちは、砂蠍族を蹴散らした後、砂漠のど真ん中に、たった数分で『巨大な黒鋼の防衛要塞』を魔法で造り上げたというのです! 現在、砂蠍族の生き残りたちは全員捕虜にされ、その要塞で強制労働……いえ、報告によれば、とんでもなく美味しい飯を食わされて、喜んで清掃作業員として真面目に働いているとのことです!」
「な、なんだとぉぉっ!?」
ギルダスは勢いよく立ち上がり、肥満体を揺らしながら腹心の胸ぐらを掴み上げた。
「安全第一商会だと!? そんなふざけた名前のギルド、聞いたこともないぞ! そいつらは一体何者だ! 目的は何だ!」
「も、目的は……『絶対安全な物流インフラの構築』だそうです! 奴らはなんと、カラハリからここエルドラドに向けて、砂漠を一直線に貫く『透明なガラスの管』を魔法で敷設しており、その中を巨大な鉄の列車が走っているのです! あの凶悪な砂嵐も、殺人的な熱波も、我々が放った魔獣の襲撃も、そのチューブの中では完全に無効化されていると!」
「馬鹿な……! そんな神のような魔法が存在するはずがない! だが、もしそれが事実だとしたら……」
ギルダスの顔から、急速に血の気が引いていく。
物流を力と恐怖で支配し、危険を煽ることで莫大な利益を得ている彼らにとって、『誰でも通れる絶対に安全な物流網』の出現は、自分たちの存在意義とビジネスモデルを根本から完全に否定されることを意味していた。
「ギルダス様、さらに最悪の報告がございます。カラハリを拠点とする『白砂商会』のキツネ女、リラが、我がエルドラド内の一般商人たちに向けて大々的に宣伝工作を始めました。『安全第一商会のインフラを使えば、魔獣の危険も、天秤の不当な税金も一切かからない。水も食料も安全に運べる』と。……すでに、我がギルドの苛烈な支配に不満を持っていた多くの中小商会が、エルドラドを脱出してその『南部防衛要塞駅』とやらへ向かい始めています!」
「おのれぇぇっ!! 私の大切な金ヅルどもが逃げ出しているだと!? 許さん、絶対に許さんぞ!!」
ギルダスは怒りで顔を真っ赤に腫れ上がらせ、机の上の書類や高級な調度品をめちゃくちゃに払い落とした。
「すぐに、我がギルドが誇る最強の暗殺部隊『砂の影』を動かせ! その安全第一商会のトップである黒コートの男を暗殺し、ガラスの管とやらを爆破してしまえ! どんな汚い手を使っても構わん、奴らのインフラを完膚なきまでに破壊するのだ!!」
* * *
ギルダスの厳命により、エルドラドが莫大な資金を投じて飼い慣らしている最強の暗殺部隊『砂の影』が密かに放たれた。彼らは砂と同化する特殊な隠密魔法を極め、これまで数々の邪魔な商人や政治家を歴史の闇に葬り去ってきた、ギルダスにとっての最大の切り札であった。
彼らの標的は、南部防衛要塞駅で指揮を執っているという、安全第一商会の会長トウヤ。
暗殺部隊の長は、夜の闇と砂漠の風に完全に紛れて要塞に忍び込み、トウヤが一人になる隙を完全に狙いすましていた。彼らは要塞の地下水路の設計図を(なぜかあっさりと)事前に入手し、完璧なルートで潜入。トウヤの寝室の真下から床を突き破り、触れただけで象をも即死させる猛毒の刃で心臓をひと突きにするという、絶対確実な暗殺計画を立てていた。
「(もらった……! この男さえ殺せば、一万金貨の特別報酬は俺たちのものだ!)」
暗殺部隊の長が、トウヤの寝室の床を音もなく突き破り、毒刃を振り上げた、まさにその瞬間だった。
「――遅いな。三回目の『リトライ』だが、お前たちの潜入ルートはいつも同じで芸がない」
「……え?」
暗殺部隊の長が目にしたのは、無防備に寝ているはずのトウヤの姿ではなかった。
そこには、完全武装した竜人族のリュウガと、紅蓮隕鉄の巨大なバスターソードを構えたザック、そして双剣をギラつかせる豹人族のファラが、まるで『最初から彼らがここから顔を出すことを知っていた』かのように、完璧な陣形で暗殺者たちを包囲していたのだ。
「な、なぜ……!? なぜ俺たちの極秘の潜入ルートが完全にバレている!? この水路は、さっき開通したばかりのはず……!」
驚愕と混乱に陥る暗殺者たちを見下ろしながら、部屋の隅の椅子に座り、優雅にコーヒーを飲んでいたトウヤが、一切の感情を排した冷酷な目で告げる。
「お前たちのような害虫が、どこから湧いてきて、何秒後にどの床板を突き破るかなど、俺には『全て視えている』のさ。……おいリュウガ、ザック。地下水路の中まで綺麗に洗い流してやれ」
「おうっ! 手間かけさせやがって! 砂漠のゴミども、まとめて吹き飛べぇぇっ!」
「竜の水撃!! 最大出力!!」
ドガァァァァァァァァンッ!!!
凄まじい水圧の奔流と、ザックの規格外の剣撃が、暗殺部隊を地下水路もろとも遥か彼方の砂漠まで一直線に吹き飛ばした。
トウヤの持つ固有スキル『リトライ』。一度死や致命的な失敗を経験しても、過去に戻ってやり直すことができるこの神の如き力により、暗殺部隊の「完璧な奇襲計画」は、「すでに二度経験済みの陳腐な罠」として完全に看破され、無力化されていたのである。
暗殺部隊からすれば、それはまさに理解不能の悪夢であった。
どんなに緻密な計画を立てても、どんなに気配を消して奇襲をかけても、相手は常に自分たちの行動を1秒の狂いもなく完璧に予測し、最悪のタイミングでカウンターを合わせてくる。まるで自分たちの思考や行動が、全て台本通りに筒抜けになっているかのような、絶対的な絶望感。
生き残った暗殺者たちは、毒刃をへし折られ、命からがらエルドラドへと逃げ帰り、ギルダスに泣きつきながら報告した。
「ば、化け物です……! 奴は人間じゃない、悪魔だ! 我々の動きを全て完全に把握していました! あんな先読みの化け物に勝てるわけがありません! 命が惜しいので、我々は今日限りでギルドを辞めさせていただきます!」
「ま、待て! お前たちまで私を置いて逃げる気か!」
最強の暗殺部隊すらも完全に恐れをなして逃亡し、ギルダスの周囲からは急速に人が消えていった。
* * *
それからわずか数日の間に、黄金都市エルドラドの経済は、トウヤたちの反撃によってかつてないほどの深刻な崩壊を見せ始めていた。
「ギルダス様! 市場の物価が大暴落しています! 安全第一商会が、クリスタル・チューブを通じて新鮮な野菜、肉、清らかな水を、我がギルドの十分の一の価格で大量に市場に流し始めました! 我々の倉庫にある高額な備蓄は、もう誰も買ってくれません!」
「ギルダス様! ギルドの専属傭兵や護衛たちが次々と脱走しています! 南部の要塞駅に行けば、獣人の少女が作る『とんでもなく美味い飯』が腹いっぱい食えて、魔獣の心配がない安全な寝床がもらえるという噂が広まり、誰も我々の下で働きたがりません!」
「ギルダス様! ついにエルドラドの市民たちによる大規模な暴動が起きました! 不当な水税を撤廃し、安全第一商会のチューブを街の広場に引き入れろと要求しています!」
次々と飛び込んでくる絶望的な報告に、ギルダスは豪華な椅子から崩れ落ち、自身の禿げ上がった頭を抱えて震え上がった。
「ば、馬鹿な……。私が長年かけて築き上げた黄金の帝国が、たった一つの『道』によって……。武力で街を制圧されたわけでもない。ただ、向こうの方が圧倒的に便利で、安全で、飯が美味くて安いというだけの理由で、私の帝国が崩壊していくというのか……!」
暴力による支配ではなく、圧倒的なインフラと経済力、そして人々の生活を根本から豊かにする『安全第一』の理念。それこそが、腐敗した権力を最も確実に、そして残酷に破壊するトウヤの真の武器であった。
ギルダスの権力は、もはや風前の灯火となっていた。
黄金の天秤は完全に傾き、彼の元に残されたのは、誰も買い手がつかない干からびた物資と、誰も言うことを聞かない空っぽの金庫、そして逃げ出した部下たちの足跡だけであった。
「おのれぇぇっ……! トウヤ……! 安全第一商会めぇぇぇっ!!」
砂漠の夜空に、全てを失いつつある悪徳商人の虚しい絶叫が響き渡っていた。
* * *
一方その頃、アウレリア南部防衛要塞駅。
エルドラドの内部崩壊が着々と進む中、トウヤの要塞には、彼の敷設したインフラに救いを求めてエルドラドから脱出してきた多くの商人や難民たちが押し寄せていた。
「トウヤ会長! 本当に、本当にありがとうございます! 天秤の連中に全財産を巻き上げられそうになっていたところを、クリスタル・チューブの噂を聞いて逃げてきました!」
立派な口髭を蓄えた、恰幅の良い人間の商人が、トウヤの手を涙ながらに両手で握りしめている。
「俺は宝石商のバルガと申します! エルドラドでの商売のノウハウと、希少鉱石の鑑定眼には誰よりも自信があります! どうか、安全第一商会の末席に加えていただけないでしょうか!」
トウヤはバルガの熱意ある目を見て、優しく微笑みながら頷いた。
「もちろんです、バルガさん。あなたの知識と人脈は、これからの大陸全土の交易網拡大に必ず役立つ。俺たちの商会へようこそ。……さあ、長旅で疲れたでしょう。まずは食堂へ行ってください。うちの専属シェフが、極上の飯を用意していますよ」
「おおっ! 噂に聞く、あの神の如き料理ですね! ありがとうございます!」
バルガが狂喜乱舞して食堂へ向かうと、そこからは獣人の少女、ミアの元気な声が響いてきた。
「はーい! エルドラドから来た皆さーん! 今日は砂漠の長旅の疲れを癒やす『特製オアシス風・冷やし魔獣肉うどん』ですよー! 砂漠で火照った体には、キンキンに冷えた麺と、コーラル・エデンから取り寄せた海産物のお出汁が最高ですからね! さあ、どんどん食べてください!」
「う、うおおおおっ! なんだこのツルツルとした喉越しは! お出汁の深い旨味が五臓六腑に染み渡るぅぅっ!」
「エルドラドの硬くて干からびたパンとは大違いだ! 安全第一商会、万歳!!」
食堂は、美味しい食事に涙を流す商人たちや、すっかり商会に馴染んで配膳を手伝っている元・砂蠍族の盗賊たちで大賑わいであった。
その活気あふれる光景をターミナルの上階から満足げに見つめながら、トウヤは傍らに立つリンとリラに指示を出した。
「よし。エルドラド内部からの切り崩しは完全に成功したな。ギルダスたち『黄金の天秤』の経済力はすでに底を突いているはずだ」
「はい、会長。我々の流した安価で高品質な物資により、エルドラドの市場は完全に我々のコントロール下に置かれました。ギルダスはもはや、ただの借金まみれの太ったおっさんです」
情報屋のリンが、手元の帳簿を見ながら冷酷な笑みを浮かべて報告する。
「リラさん、いよいよ総仕上げだ。このままクリスタル・チューブ鉄道をエルドラドの心臓部まで伸ばし、あの街を根本から『安全なインフラ都市』へと再構築する。準備はいいか?」
「もちろんです、トウヤ様! この時をずっと待っていました。アウレリア大陸全土に、絶対安全な物流網を張り巡らせましょう!」
リラがふさふさの尻尾を揺らしながら、力強く頷く。
圧倒的なインフラの力による『ざまぁ』は、静かに、しかし確実に悪党たちの首を絞め上げ、世界を平和と繁栄へと導いていく。
トウヤの思い描く完璧な物流ネットワークは、腐敗した黄金都市を飲み込み、さらなる未開の地へとその鋼鉄の道を伸ばしていくのであった。
【現在のステータス状況】
名前:トウヤ
年齢:18
職業:商人 / 冒険者(ランクS)
レベル:112 (暗殺部隊の完全制圧、および防衛要塞駅の拡張によりレベルアップ)
体力:1250/1250
魔力:95,000/100,000 (日常的な結界維持とチューブの自動修復に微量消費中)
固有スキル:『リトライ(発動可能)』
魔法適性:全属性(火・水・風・土・光・闇・時空・無)
取得スキル:鑑定、算術、交渉術、全魔法創造、全武具習熟、気配遮断、錬金、空間把握、海洋環境制御、砂漠環境制御、要塞建築術、【新】経済掌握術
【仲間・後援者の状況】
ミア(獣人の少女):エルドラドからの難民向けに考案した「冷やし魔獣肉うどん」が大絶賛を浴びる。元盗賊たちを立派な調理補助スタッフとして育成中。
シルフィ(エルフの護衛):チューブ内の空調を完璧に調整し、難民たちが熱中症にならないよう細やかな気配りを見せる。
ザック(人間の冒険者):暗殺部隊を撃退したことで自信を深め、さらなる強敵の出現をワクワクしながら待っている。
リュウガ(竜人族の戦士):水路での戦闘で水魔法の威力をいかんなく発揮し、暗殺者たちのトラウマとなる。
ガレス(虎人族の戦士):要塞の警備隊長として、エルドラドからの避難民の中にスパイがいないか荷物検査を厳格かつ迅速に行う。
マイロ(犬人族の地図職人):エルドラド崩壊に伴う周辺部族の勢力図の変化を、徹夜で新しいマップに更新中。
ピピト(鳥人族の飛脚):エルドラド上空からギルダスの屋敷のパニック状態を偵察し、腹を抱えて笑いながら報告に戻ってくる。
リン(鼬人族の情報屋):エルドラドの市場価格を完全に操作し、「黄金の天秤」の資金を合法的に根こそぎ奪い取る悪魔のような経済戦略を実行。
ヴォルグ(狼人族の傭兵):元盗賊たちの現場監督としての才能が開花し、彼らから「親方」と呼ばれ慕われ始めている。
ファラ(豹人族の女戦士):暗殺部隊の動きから新たな隠密技術のヒントを得て、自身の双剣術をさらに進化させる。
セレン(セイレーン族の海先案内人):砂漠の要塞にも巨大なオアシスプールが完成し、優雅に水遊びを満喫している。
ルミナ(ドワーフの機関技師):エルドラドへ向けてチューブを延伸するため、魔力駆動の巨大な自動岩盤掘削機の開発に没頭している。
リラ(狐人族の商人):白砂商会を通じてエルドラドの商人たちを次々と味方に引き入れ、商会の大規模な拡大に貢献する。
ザラス(リザードマンの戦士):難民たちの護衛と誘導を的確にこなし、彼らから厚い信頼を寄せられる。
バルガ(人間の宝石商):【新規加入(宝石・鉱石鑑定士)】エルドラドから逃れてきた恰幅の良い商人。トウヤのインフラに惚れ込み、商会の専属鑑定士となる。
砂蠍族の元盗賊たち:【すっかり商会の虜】ミアの料理と安全な寝床に胃袋と心を完全に掴まれ、今や誰よりも真面目に働く優秀なインフラ作業員へと更生した。
インフラ状況:南部防衛要塞駅が完全稼働。エルドラドの市場を経済的に制圧。クリスタル・チューブのエルドラド延伸計画が最終段階へ。
資金:金貨850,000枚(エルドラドの市場から吸収した莫大な利益により、商会の資産が爆発的に増加中)
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