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第44話 港湾都市ポルト・ノヴァの腐敗と、海を拓く巨大海上ターミナル

第44話 港湾都市ポルト・ノヴァの腐敗と、海を拓く巨大海上ターミナル

大河ルビコンの中央に一瞬にして築き上げられた『大河ルビコン水上中継ステーション』。その広大で真新しいドーム型の屋根の下で、昨日までこの大河を我が物顔で荒らしまわっていた黒鯱くろしゃち海賊団の残党たちが、首に魔力封じのチョーカーを付けられ、モップを手に必死に床を磨いている。彼らは、獣人の少女ミアが作る「労働の対価としての極上の賄い」をモチベーションに、ブラック企業も青ざめるほどの徹底した効率でステーションの清掃と荷下ろしに従事していた。

そんな彼らを尻目に、安全第一商会の特務チームは、漆黒と黄金に輝く『安全第一エクスプレス』の広々としたラウンジ車両に集まっていた。

窓の外には、朝日に輝く大河ルビコンの雄大な流れと、その先にどこまでも続く広大な海への水路が広がっている。空調魔法によって常に適温に保たれた車内には、淹れたてのコーヒーと、マクラカ産スパイスの香りが心地よく漂っていた。

「さて、海賊たちの処理とこの水上ステーションの基本システム稼働は完了した。いよいよ我々の次なる目的地、東の大陸最大の港湾都市『ポルト・ノヴァ』へと向かうぞ」

トウヤが最高級の革張りソファに深く腰掛け、テーブルの中央にホログラムマップを展開した。

【安全第一】死に戻り商人の異世界スローライフ~万能魔法と『リトライ』を駆使して完璧な物流網とインフラを整備し、のんびり隠居を目指します~を至上命題とするトウヤにとって、海への玄関口を確保することは、世界規模の物流ネットワークを構築するための最重要課題であった。陸路だけでは限界がある。海路を制してこそ、真のグローバルな商会と言えるのだ。

「へえ、会長。ポルト・ノヴァの地理と近隣の状況について、改めてあっしから詳細に説明しやす」

犬人族ドッグマンの地図職人マイロが、尻尾を揺らしながらマップの河口部分を肉球で指し示した。

「ポルト・ノヴァは、この大河ルビコンが東の『蒼大洋そうたいよう』へと注ぎ込む広大な三角州デルタに築かれた巨大都市でさぁ。地理的にはアニマリアの南東端に位置しやすが、どこの国や部族にも属さない完全な独立自由都市国家となっています。ここから海路を使えば、南方の豊かな群島諸国や、遥か東の大陸へと安全に物資を運ぶことができる、まさに東洋一の物流ハブ(中心地)になり得るポテンシャルを秘めた場所です」

「ですが、その『自由』という言葉は、今や完全に形骸化し、腐りきっています」

鼬人族イタチマンの情報屋リンが、冷ややかな声でマイロの説明を引き継いだ。

「現在、ポルト・ノヴァを実質的に牛耳っているのは、『黄金の牙』商会を名乗る悪徳商人ドネロです。奴は、今は亡き(正確には自滅しつつある)ガランド帝国が裏で資金援助をしていたことを盾に、街の治安維持部隊を金で丸ごと買収し、自らの私兵化しました。そして昨日私たちが懲らしめた黒鯱海賊団のような無法者と結託し、港の出入り口を完全に武力で封鎖。法外な入港税、停泊料、さらには『安全保障代』と称するみかじめ料を商人たちから不当に搾取しています」

リンは懐から一枚の羊皮紙を取り出し、テーブルに広げた。それは、海賊船の船長室から押収した裏帳簿のコピーである。

「逆らう真面目な商人は、海賊に襲わせて積荷を丸ごと奪い、船員を奴隷として外国の闇市場へ売り飛ばす。市民たちは重税に苦しみ、かつて美しかった市街地は今やスラム街と化し、飢えた人々が溢れかえっているそうです。……本来なら富と物資が集まるはずの美しい港湾都市が、一部の悪党だけが肥え太る地獄と化しています」

「なるほどな。物流の要所を力で塞ぎ、他人の血と汗をすするダニか。ガランド帝国の連中と同じ、いや、それ以上にたちの悪い害虫だ」

トウヤの瞳に、静かな、しかし絶対零度の怒りの炎が宿る。

「物流とは、水や血液と同じだ。一箇所で滞らせて腐らせるような真似は、インフラを司る俺が絶対に許さない。……よし、この安全第一エクスプレスで一気に河口を抜け、ポルト・ノヴァの港へ直接乗り込むぞ」

「おう! 待ってました! そのドネロとかいうタヌキ親父、俺のバスターソードで真っ二つにしてやるぜ!」

人間の冒険者ザックが、闘志を剥き出しにして大剣を肩に担ぐ。

「海の向こうの群島諸国には、未知の精霊たちが住んでいると聞きます。彼らの清らかな声を聞くためにも、まずはこの港の淀みを完全に浄化しなければなりませんね」

エルフのシルフィが、決意を込めて風の杖を握りしめた。

「海賊どもが我が物顔で海を荒らすなど、竜の誇りにかけて見過ごせん! 悪党は全て海の藻屑にしてくれる!」

「虎の牙で、港に巣食うネズミどもを一匹残らず噛み砕いてやろう!」

リュウガとガレスの竜虎コンビも、力強く頷く。

「私の双剣も、海風に乗って悪を斬り裂きますよ! 初めての海、少し楽しみです!」

豹人族のファラもしなやかに身を翻し、狼人族の傭兵ヴォルグが「はっはー、こりゃあ陸でも水上でも大暴れできそうだぜ」と巨大な戦斧を打ち鳴らした。

獣人の少女ミアが、元気よく手を挙げる。

「海の街なら、新鮮なお魚や貝がたくさんありますよね! 港が綺麗になって物流が復活したら、とびきり美味しい特製海鮮パエリアを作りますから、皆さんお掃除頑張ってくださいね!」

「ああ、ミアの海鮮パエリアのためにも、さっさと港の掃除を終わらせよう。エクスプレス、発進!」

トウヤの号令と共に、魔導装甲列車は水上ステーションを静かに出発した。

大河ルビコンの川面ギリギリに敷設された魔導レールの上を、列車は猛スピードで南東へと疾走していく。水しぶきを上げながら、マングローブの生い茂る広大な三角州を抜け、やがて潮の香りが風に混じり始めた。

   * * *

数十分の走行の末、前方の視界が大きく開け、果てしなく広がる青い海――『蒼大洋』が姿を現した。

太陽の光を反射してキラキラと輝く水平線。そして、その美しい海岸線に沿うようにして、巨大な港湾都市ポルト・ノヴァが広がっていた。

しかし、その光景は、事前に聞いていた『東洋一の物流ハブ』という華やかな響きからは程遠いものだった。

港の入り口には、海賊船のような黒い帆を張った武装ガレー船が何隻も停泊し、自由な海路を完全に封鎖している。

街の中心部、海を見下ろす小高い丘の上には、ドネロたち悪徳商人が住むであろう豪華絢爛な大豪邸がそびえ立っているが、その足元に広がる市街地はボロボロのバラック小屋がひしめくスラム街と化していた。

路上には飢えて骨と皮だけになった亜人や人間の市民たちが倒れ込み、武装した私兵たちが、細々と商いをしている粗末な身なりの商人から、無理やり荷物と売り上げを奪い取っている姿が、列車の窓からもはっきりと確認できた。

「ひでえ有様だ……。あれじゃあ街っていうより、ただの巨大な強制収容所じゃねえか」

ザックが顔をしかめ、忌々しげに舌打ちをする。

「トウヤ様、あそこを見てください」

シルフィが悲痛な顔で指差した先、港の波止場では、手足を太い鋼鉄の鎖で繋がれた水棲亜人マーフォークやサハギンたちが、私兵の鞭に打たれながら重い木箱を運ばされていた。彼らは本来海を自由に泳ぐ誇り高き種族であるはずが、無理やり陸に上げられ、皮膚を乾燥させられながら奴隷として酷使されているのだ。

「海を愛する者たちを鎖で縛り、奴隷として扱うとは……! 許せん!」

リュウガの全身から、怒りの竜気が立ち上り、周囲の空気がビリビリと震える。

「……あんなものをインフラとは呼ばない。ただの搾取の装置だ。一部の人間だけが肥え太るシステムなど、インフラ構築者として見過ごすわけにはいかない」

トウヤの声音は氷のように冷たかった。

「このまま真っ直ぐ港の中心へ乗り込む。防衛システム、最大出力で展開しろ。一切の遠慮は不要だ」

安全第一エクスプレスは、大河の河口から海へと続く浅瀬を抜け、そのままポルト・ノヴァの港湾施設へと向かって直進した。トウヤの魔法によって、海面すれすれに透明な魔導レールがリアルタイムで敷設されていく。

巨大な漆黒の列車が、土煙ならぬ水しぶきを上げて海の上を走ってくるというあり得ない光景に、港を封鎖していた私兵や海賊たちは大パニックに陥った。

「な、なんだあれは!? 巨大な鉄の塊が海の上を走ってきやがるぞ!」

「大河の方から来たってことは、まさかルビコン川を封鎖していた黒鯱の奴らを全滅させたっていう……噂の『安全第一商会』か!?」

「馬鹿な! 陸の商人が海を渡ってくるわけがない! 撃て! 撃てェ! 港に入れるな! ドネロ様に報告しろ!」

港に停泊していた数隻の武装ガレー船から、一斉に魔導大砲が火を噴いた。

ズドォォォン! ズドォォォン! という轟音と共に、数十発の砲弾が列車に向けて飛来する。

しかし、トウヤは表情一つ変えることなく、指をパチンと鳴らした。

「『風魔法・暴風のテンペスト・ウォール』、からの『空間魔法・断絶』」

列車の前方に目に見えない巨大な空間の断層が出現し、飛来した砲弾を次々と飲み込んでいく。そして、飲み込まれた砲弾は、そのまま海賊船の真上の空間から唐突に吐き出され、自らの船の甲板に容赦なく降り注いだ。

ドゴォォォンッ!! メリメリメリッ!

「ぎゃあぁぁぁっ! な、なんで俺たちの撃った弾が真上から降ってくるんだ!?」

自業自得の砲撃を浴びたガレー船は、瞬く間にマストが折れ炎上し、海賊たちは悲鳴を上げながら海へと飛び込んで逃げ惑う。

列車は一切のスピードを落とすことなく、燃え上がる海賊船の間をすり抜け、ポルト・ノヴァの粗末な木造の波止場へと一直線に突っ込んでいった。

ガシャァァァァンッ!!

腐りかけていた波止場の木材が粉々に吹き飛び、列車は港のど真ん中の広場に急ブレーキをかけて見事に停止した。

キィィィィィンッ……!!

凄まじい風切り音と共に静止した列車のドアが開き、トウヤを先頭に、完全武装した特務チームの面々が静かに降り立った。

広場には、異変を察知して大豪邸から駆けつけてきたドネロの私兵部隊が、数百人規模で集結し、トウヤたちを完全に包囲していた。

「き、貴様ら何者だ! ここを『黄金の牙』商会代表、ドネロ様の直轄港と知っての狼藉か!」

豪華な鎧を着込んだ私兵の隊長が、震える声で怒鳴りつける。

しかし、トウヤは彼らを完全に無視し、周囲の荒れ果てた港と、怯えて身を寄せ合う市民や水棲亜人の奴隷たちを見渡した。

「酷い有様だ。道路は舗装されておらず泥だらけ、荷捌き場は狭く、倉庫は雨漏りしている。おまけに衛生状態も最悪だ。悪臭で吐き気がする。……こんな三流以下のインフラで、世界最大の港湾都市を名乗るとは片腹痛いな」

トウヤの冷酷な評価に、隊長は顔を真っ赤にして激昂した。

「ふざけるな! たかが十人足らずでこの軍勢に勝てると思っているのか! 相手は陸の商人だ、海を知らない田舎者どもを全員殺せ! 身ぐるみ剥いで、あいつらと同じ奴隷にしろ!」

数百の私兵たちが、一斉に武器を掲げてトウヤたちに襲い掛かってくる。

「さあ、お掃除の時間だ。みんな、派手に散らしてやれ。ただし、周囲の市民や奴隷たちには絶対に怪我をさせるなよ」

「おう! 待ってましたァッ!」

ザックが先陣を切って飛び出し、バスターソードの腹で数十人の私兵をまとめて薙ぎ払う。

「風よ、彼らの動きを封じなさい!『風縛の鎖』!」

シルフィの魔法が、私兵たちの足元を正確に縫い止め、動きを完全に封じる。

「竜の覇気! 散れ、小悪党ども!」

「虎の咆哮! 貴様らに名乗る名はないわ!」

リュウガとガレスが圧倒的な武威で敵の密集陣を粉砕し、ヴォルグとファラが遊撃として逃げようとする私兵を次々と気絶させていく。

戦闘は、開始からわずか数分で完全に決着がついた。

数百人の私兵たちは、誰一人としてトウヤたちに傷一つ負わせることもできず、広場の石畳の上に折り重なって気絶していた。

「ば、馬鹿な……。俺の精鋭部隊が、たった数分で……」

いつの間にか広場の奥に姿を現していた、丸々と太り、全身に悪趣味な宝石をじゃらじゃらと着けた男――悪徳商人ドネロが、腰を抜かして震えていた。

「お前がドネロか。……ずいぶんと立派な『お腹』をしているな。人々の血と汗を吸い上げて、ずいぶんと肥え太ったらしい」

トウヤが冷ややかな視線で見下ろす。

「ひぃぃっ! ま、待て! 金ならいくらでも払う! 望みは何だ!? この街の利権を半分、いや、七割譲ってやってもいいぞ!」

命乞いをするドネロに対し、トウヤは蔑むような目を向けた。

「お前の薄汚い金など一銭もいらない。俺が欲しいのは、この港の『完璧なインフラ』と『自由な物流』だ。……お前たちの造ったこの腐った港は、俺が根本から造り直す」

トウヤはドネロを完全に無視し、広場の中心で大きく両手を広げた。

彼の中に眠る莫大な魔力が、黄金の光となって港全体を包み込むように放射状に広がっていく。

「『全魔法創造』――『超広域土魔法・地盤平坦化』、ならびに『錬金魔法・港湾再構築ポート・リノベーション』・メガフロートターミナルモード!!」

ズゴゴゴゴゴゴォォォォォォッ!!!

大地が、そして海が激しく震動した。

ドネロが私腹を肥やすために建てた丘の上の醜悪な豪邸、腐りかけた波止場、そして不衛生なスラム街のバラック小屋が、トウヤの魔力によって一瞬にして『素材』へと分解されていく。

怯える市民たちや水棲亜人たちは、風の魔法によって優しく宙に浮かべられ、安全な場所へと一時的に避難させられる。

そして、分解された莫大な資材と、海底から隆起した岩盤が融合し、新たな巨大インフラへと変貌を遂げていった。

海岸線から海に向かって、純白の魔導コンクリートで舗装された数キロに及ぶ広大な『海上メガフロート(巨大人工島)』が出現。そこには、何十隻もの大型船が同時に接岸できる深水ドック、完全に温度・湿度管理された巨大物流倉庫群、清潔で美しい大理石の商業エリア、そして市民たちが安全に暮らせる近代的な居住区画が、まるで神の御業のように次々と組み上がっていった。

ものの数分。

悪臭と暴力に支配されていたスラム港は、世界中のどんな大都市よりも美しく、機能的で、絶対的な防衛結界に守られた『安全第一・ポルト・ノヴァ海上グランドターミナル』へと完全に生まれ変わったのである。

「な、なんだこれは……。俺の街が……俺の権力の象徴だった豪邸が……一瞬で消え失せ、巨大な要塞になっちまった……」

ドネロは自分の全財産と権力が一瞬で消え去った光景に、完全に正気を失い、白目を剥いて気絶した。

「す、すげえ……! 街が丸ごと、ピカピカの城に変わった……!」

「神様だ……! 海の神様が、私たちを救ってくれたんだ!」

避難させられていた市民たちや、鎖を解かれた水棲亜人たちが、歓喜の涙を流しながら新設されたターミナルの広場に降り立つ。

トウヤは、手足の鎖を外され、戸惑うように立ち尽くしている水棲亜人たち――青い鱗と美しいヒレを持つ人魚マーメイドの少女の前に歩み寄った。

「もう大丈夫だ。君たちを縛る者は誰もいない。この港は、今日から『安全第一商会』の管理下に入る。誰もが適正な対価を受け取り、自由に海を行き来できる港だ」

人魚の少女は、トウヤの真っ直ぐな瞳を見て、ポロポロと真珠のような涙をこぼした。

「あ、ありがとうございます……。私はセイレーン族のセレンと申します。ドネロに海を封鎖され、無理やり陸での重労働をさせられていました。……あなた様が、私たちを救ってくださったのですね」

「俺はトウヤ。しがない商人だよ。……セレン、君たち水棲亜人の海の知識は、これからの海上物流に不可欠だ。俺たちの商会で、この新しい港の『海先案内人』として働いてくれないか? もちろん、最高の給料と、ミアの作る極上のご飯付きだ」

セレンは顔を輝かせ、深くお辞儀をした。

「はいっ! 喜んで! 私たちセイレーン族の誇りにかけて、トウヤ様のお船を、世界で一番安全に海へ導いてみせます!」

こうして、腐敗しきっていた港湾都市ポルト・ノヴァは、トウヤの圧倒的なインフラ構築魔法によって、絶対安全な『巨大海上ターミナル』へと劇的な進化を遂げた。

悪徳商人と海賊の支配は完全に崩壊し、街は再び真の自由と活気を取り戻すこととなる。

陸路から海路へ。世界を繋ぐ安全第一商会の物流ネットワークは、新たな海の仲間を加え、さらなる大海原へと乗り出そうとしていた。

【現在のステータス状況】

名前:トウヤ

年齢:18

職業:商人 / 冒険者(ランクS)

レベル:98 (巨大港湾都市の完全再構築と、悪徳商会・私兵部隊の制圧により大幅レベルアップ)

体力:900/900

魔力:75,000/100,000 (メガフロートターミナルの超広域構築により消費、現在急速回復中)

固有スキル:『リトライ(発動可能)』

魔法適性:全属性(火・水・風・土・光・闇・時空・無)

取得スキル:鑑定、算術、交渉術、全魔法創造、全武具習熟、気配遮断、錬金、空間把握

【仲間・後援者の状況】

ミア(獣人の少女):新鮮な魚介類を大量に手に入れ、大喜びで特製海鮮パエリアの炊き出しを開始。港の市民たちの胃袋を完全に掌握する。

シルフィ(エルフの護衛):海風の精霊たちと交流し、海上ターミナルの防衛結界に自然の力を付与してさらに強固なものにする。

ザック(人間の冒険者):私兵たちを一網打尽にした後、新しい港の広さを利用して剣の素振りに励む。

リュウガ(竜人族の戦士):海の荒くれ者たちを覇気だけで黙らせ、港の新たな治安維持隊長としての風格を漂わせる。

ガレス(虎人族の戦士):ドネロの私兵たちを捕縛し、港の清掃と荷下ろしの労働力として厳しく再教育中。

マイロ(犬人族の地図職人):ついに海図チャートの作成という新たな領域に足を踏み入れ、歓喜の遠吠えを上げている。

ピピト(鳥人族の飛脚):港の灯台の頂上を新たな定位置とし、海上からの不審船の接近に目を光らせる。

リン(鼬人族の情報屋):ドネロの隠し財産と裏帳簿を全て回収し、商会の莫大な資金源へと変換する作業に没頭中。

ヴォルグ(狼人族の傭兵):新しい防波堤の上で潮風を浴びながら、ミアの作ったパエリアを三杯おかわりしている。

ファラ(豹人族の女戦士):海を見るのが初めてで、打ち寄せる波に少し警戒しつつも目を輝かせている。

セレン(セイレーン族):【新規加入(海先案内人・水上護衛)】美しい声と青い鱗を持つ水棲亜人。海の海流や魔獣の生態を熟知し、商会の海路を絶対安全に導く。

市民たち:【後援者スポンサー】トウヤに救われ、安全な居住区画を与えられた市民や商人たちが、商会の専属労働力として働き始める。

インフラ状況:独立港湾都市ポルト・ノヴァを制圧・解体。跡地に「安全第一・海上グランドターミナル(メガフロート)」が完成し、完全稼働開始。

資金:金貨250,000枚(ドネロの隠し金庫からの全財産没収と、不当搾取されていた税の奪還により資産が爆発的に増加)

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