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第39話 無政府の獣王都と、地下鉄(メトロ)による中央突破

第39話 無政府の獣王都と、地下鉄メトロによる中央突破

獣人国家アニマリアの首都、獣王都ビースト・キャピタル。その北の大門の前に一瞬にして築き上げられた『安全第一・アニマリア中央魔導駅』は、わずか一晩でアニマリアにおける最大の物流拠点として機能し始めていた。

巨大な魔導ガラスのドーム屋根の下、広大なプラットホームには、北のフェリアやオアシス要塞都市から到着した貨物列車が次々と滑り込んでくる。荷降ろしを行っているのは、昨日までこの門を武力で封鎖し、不毛な縄張り争いを繰り広げていた熊人族ベアマン犀人族ライノマンの屈強な戦士たちだ。

彼らは今や、トウヤの商会のロゴが入った真新しい作業着に身を包み、トウヤが支給した『労働対価としての極上ハニーロースト』のために、目を輝かせながら汗を流していた。かつての血生臭い野心は完全に消え失せ、今は「安全で豊かな生活」と「確実な食料」を守ることに全力を注いでいる。彼らにとって、飢えながら戦う不毛な日々よりも、労働の対価として確実に美味い飯が食える今の環境の方が、遥かに価値があるものだった。

「おい、そっちの小麦粉の樽は第三倉庫だ! 丁寧に運べよ、トウヤ会長のインフラを傷つけたらただじゃおかねえぞ!」

熊人族の長であり、新たに商会の防衛隊長となった巨漢のガルダが、野太い声で部下たちに指示を飛ばしている。その顔には、充実した労働の喜びが満ちていた。

駅の最上階にある特別会議室。防音魔法が施された静かな空間。

ふかふかの特注ソファに深く腰を下ろした安全第一商会代表のトウヤは、テーブルに広げられた魔力駆動の立体マップを見つめながら、昨夜獣王都の内部へ単独で潜入した情報屋、鼬人族イタチマンのリンからの報告を聞いていた。

「……なるほど。獣王都の内部は、俺たちが想像していた以上に凄惨な状況になっているというわけか」

トウヤが淹れたてのコーヒーを口に運ぶと、リンがいつもの飄々とした態度を潜め、深刻な表情でこくりと頷いた。

「はい、会長。北の大門をガルダ殿たちが押さえていたように、他の三つの門もそれぞれ異なる勢力に占拠されています。東の門は水路を利用したワニ人族の武装集団。南の門は森に潜む猿人族の過激派。彼らも厄介ですが……現在最も危険なのが、西の門です」

リンが立体マップの西側を指差す。そこに赤い光が点滅した。

「西の門を牛耳っているのは、ハイエナ獣人を主体とする残虐な野盗集団ですが……彼らの背後には、間違いなくガランド帝国の残党がついています。最新鋭の魔導砲や装甲戦車が多数配備されており、彼らは門を封鎖するだけでなく、獣王都の中心部へ向けて無差別な攻撃を繰り返しているんです。帝国の指揮官は、この首都を完全に更地にして、新たな帝国の前線基地を築くつもりなのでしょう」

「中心部への無差別攻撃だと? 首都の中心には今、何があるんだ?」

愛剣であるミスリル・バスターソードの手入れをしていた人間の冒険者ザックが、顔を上げて尋ねた。

「獣王都の中心には、大昔に切り倒されたとされる『大樹の切り株』と呼ばれる巨大な広場があります。本来は精霊を祀る神聖な場所ですが……現在、そこには西の門や他の激戦区から逃げ延びた草食獣人――兎人族ラビットマンや羊人族、鹿人族たちの難民数万人が、身を寄せ合って震えています。食料も水も尽きかけ、防衛力を持たない彼らは、ハイエナ部族と帝国残党の格好の『狩り』の標的にされているんです」

「狩りだと……!? 罪なき民を、同じアニマリアの同胞を、遊び半分で嬲り殺しにしているというのか……おのれら……!」

虎人族の戦士ガレスが激昂し、テーブルを叩き割らんばかりの勢いで立ち上がった。その強烈な殺気に、部屋の空気がビリビリと震える。

竜人族のリュウガもまた、腕を組みながら静かな、しかし確かな怒りを瞳に燃やしている。「帝国は反乱軍がフェリアで壊滅した腹いせに、首都の難民を直接いたぶることで、アニマリアを完全な恐怖で支配しようという魂胆か。戦士としての誇りすらない、腐りきった外道どもだ」

トウヤの傍らに立つエルフの護衛シルフィも、悲痛な面持ちで窓の外、遠く広がる獣王都の中心部を見つめた。

「トウヤ様。風の精霊たちが、中心部から数万の悲痛な泣き声を運んできます。飢えと恐怖、そして絶望の叫びです。このままでは、今日明日にも大樹の切り株の難民キャンプは限界を迎え、悲惨な大虐殺が起きてしまうでしょう」

【安全第一】死に戻り商人の異世界スローライフ~万能魔法と『リトライ』を駆使して完璧な物流網とインフラを整備し、のんびり隠居を目指します~を至上命題とするトウヤにとって、人々の安全と生活基盤が理不尽な暴力によって破壊されることは、断じて見過ごせない最大の『バグ』であった。彼が求めるのは、誰もが安心して眠り、美味しいものを食べ、物資が円滑に巡る世界なのだ。

「……状況は完全に理解した。難民を救出し、帝国の残党ごと首都を制圧する」

トウヤは静かに立ち上がり、立体マップを見下ろした。その瞳には、商人としての冷徹な計算と、強固な意志が宿っている。

「だが、北の大門から城壁を壊して正面突破すれば、市街地に瓦礫の被害が出るし、敵に難民を人質に取られる危険性がある。だから、俺たちは『誰にも気づかれずに』、そして『圧倒的な物資と共に』中心部へ直接乗り込む」

「誰にも気づかれずに中心部へ……? トウヤ会長、まさかまた空に巨大な橋を架けるんですかい? ですが、西の門には帝国の対空魔導砲が配備されていると言いやしたぜ。撃ち落とされる危険があります」

犬人族の地図職人マイロが耳を伏せて懸念を示すと、トウヤは不敵な商人の笑みを浮かべた。

「空がダメなら、下を行けばいい。俺たちには、すでに大断層をくり抜いた最高の『掘削技術』があるだろう?」

トウヤの視線の先には、大断層ガランを一瞬で貫いた漆黒の巨大列車『安全第一エクスプレス』が、プラットホームで静かにアイドリング音を立てていた。

「なるほど、地下鉄メトロってわけですね! さすが会長、やることが規格外すぎて笑えてきますよ!」

リンがポンと手を打ち、感嘆の声を上げる。

「ミア、大至急、数万人分の炊き出しの準備を。メニューは飢餓状態の胃に負担をかけず、かつ栄養満点の特製薬膳リゾットだ。ガルダ、お前の部下たちに倉庫の物資と毛布をありったけ列車の貨物車両に積み込ませろ。……ザック、シルフィ、リュウガ、ガレス。俺たちは先行して、中心部の地盤を確保する。出番だぞ」

「おう! 待ちくたびれたぜ! 俺の大剣で、ハイエナどもを蹴散らしてやる!」

「精霊の加護と共に、悪しき者たちを排除しましょう。風の弓の弦はすでに張ってあります」

「我が竜の誇りにかけて、弱き者を守り抜く!」

「虎の牙、存分に味わわせてやるわ!」

トウヤの号令の下、安全第一商会の特務チームは迅速に動き出した。巨大な物流ネットワークが、今度は「救済」のためにその莫大なエネルギーを稼働させ始めたのである。

   * * *

獣王都の中心に位置する『大樹の切り株』。

直径数キロにも及ぶ超巨大な古代樹の切り株の上は、現在、数万の草食獣人の難民たちで埋め尽くされていた。

本来であれば、神聖な儀式が行われる緑豊かな憩いの場であり、花々が咲き乱れる美しい広場であったはずの場所は、今や絶望と死の匂いが漂う凄惨なスラムと化している。

小さな子供を抱きしめながら、空腹に耐えかねて震える兎人族の母親。魔導砲の破片で怪我をして動けない鹿人族の老人。水溜りの泥水をすする羊人族の若者。彼らの頭上には、西の門方面から放たれる赤黒い魔導砲の爆炎が定期的に降り注ぎ、そのたびに悲鳴が上がっていた。

「ひぃぃっ! ま、また西から砲撃が来るぞ!」

「誰か、誰か助けて……! 獣王様……神様……!」

難民たちを束ねている兎人族ラビットマンの長老、ミミトは、血の滲むような思いでその惨状を見つめていた。彼の長く白い耳は、絶望で力なく垂れ下がっている。

「なんということだ……。我々草食獣人は、ただ平穏に森の恵みを分かち合って生きてきただけだというのに……。権力争いにも加担していない我々が、なぜこのような目に……。帝国とハイエナ共の野心の前に、我々はここで全滅するしかないのか……」

その時、西の市街地へと続く大通りから、土煙を上げて数十台の『装甲戦車』と、それに騎乗するハイエナ獣人の部隊が、大樹の切り株の広場へと乗り込んできた。

「ヒャッハー! 狩りの時間だぜぇ! 帝国の旦那衆が、今日のターゲットはお前らだと言っててな!」

ハイエナ獣人の隊長が、下劣な笑い声を上げながら魔導銃を空に向けて乱射する。乾いた銃声が広場に響き、難民たちは恐怖にすくみ上がった。

「や、やめろ! 我々には武器も食料もない! なぜこれ以上痛めつけるのだ!」

ミミト長老が震える足で前に進み出るが、ハイエナの隊長は容赦なく彼を装甲戦車の上から蹴り飛ばした。

「ぐわぁっ!」

「長老!」

「うるせえクソ兎! 帝国の旦那たちはな、この首都を完全に更地にして、新しい帝国の砦を築きたいんだとよ! お前らみたいな生産性のねえ弱虫は、ただのゴミ掃除の対象なんだよ! 泣き叫びながら死んで、俺たちの娯楽になれ!」

ハイエナ獣人たちがニタニタと笑いながら武器を構え、絶望的な悲鳴が広場を包み込もうとした、まさにその瞬間だった。

ズドドドドドドォォォォンッ!!!

大樹の切り株の中央部、広場のど真ん中の地面が、突如として凄まじい地鳴りと共に隆起し始めたのだ。

「な、なんだ!? 地震か!?」

ハイエナ獣人たちが慌てて装甲戦車を止め、パニックに陥る。

「『全魔法創造』――『超広域土魔法・地下空洞形成アンダーグラウンド・クリエイト』、ならびに『拠点再構築ベース・リノベーション』・中央避難シェルターモード!!」

地中深くから響き渡る、クリアで圧倒的な威厳を持つ青年の声。

次の瞬間、広場の中央の地面がすり鉢状に開き、そこから漆黒と黄金に輝く巨大な鉄の列車――『安全第一エクスプレス』が、凄まじい勢いで地下から姿を現したのだ。北の大門から数十キロの地下を、一瞬にして掘り進み、線路を敷きながら到達したのである。

「な、なんだあの巨大な鉄のバケモノは!?」

ハイエナ獣人たちがパニックに陥る中、列車の先頭車両に立つトウヤの放つ莫大な黄金の魔力が、広場全体を包み込んだ。

列車の周囲の地面が魔法によって瞬く間に変成され、大樹の切り株の広場全体を覆うように、純白の魔導コンクリートと強化ガラスで構成された『超巨大な防衛シェルター兼、地下鉄ターミナル駅』が構築されていく。

「ひぃぃっ!? じ、地面が勝手に動いて、壁になっていくぞ!?」

「空が……ドーム型のガラスの天井で塞がれた!?」

難民たちも、敵であるハイエナ獣人たちも、目の前で起きている神業のようなインフラ構築魔法に、ただ呆然と立ち尽くすことしかできなかった。

ものの数分。

そこにあった吹きさらしの絶望の難民キャンプは、王都の地下街を思わせる、清潔で堅牢な『安全第一・大樹シェルター駅』へと完全に生まれ変わっていたのである。

外からの魔導砲による砲撃は、ドーム型の透明な絶対防壁に弾かれ、もはや広場には爆音一つ届かない。空調魔法が作動し、淀んでいた空気が澄み切った清浄な風へと変わっていく。

列車のドアが開き、トウヤと特務チームの仲間たちが静かに降り立った。

「お待たせしました、アニマリアの皆さん。安全第一商会です。……随分と物騒な連中が入り込んでいるようですが、ここは我が商会の私有地(インフラ拠点)です。不法侵入者は、容赦なく排除させてもらいますよ」

トウヤの冷徹な宣告が、シェルター内に響き渡る。

「て、てめえら何者だ! 帝国のバックがついてる俺たちに盾突く気か!」

ハイエナの隊長が魔導銃を向けるが、その銃身は瞬く間に両断された。

「うるせえ! テメエらみたいな下衆なハイエナに名乗る名前はねえよ!」

ザックが凄まじい踏み込みからミスリル・バスターソードを振り抜き、強烈な衝撃波で数十人のハイエナ獣人をまとめて吹き飛ばす。

「風よ、彼らの自由を奪いなさい。『風牢の鎖』!」

シルフィの放つ不可視の風の矢が、装甲戦車の車輪を正確に破壊し、逃げようとするハイエナたちの手足を地面に縫い付ける。

「同胞を虐げる外道ども! 我が斧の錆となれ!」

「竜の覇気、とくと味わえ!」

ガレスとリュウガの竜虎コンビが、圧倒的なパワーで敵の陣形を次々と粉砕していく。戦車は鉄くずと化し、野盗たちは為す術もなく蹂躙されていく。

「ヒィィッ! ば、化け物だ! 逃げろ! 帝国の拠点に逃げ込めぇぇっ!」

ハイエナ獣人たちは完全に戦意を喪失し、武器を放り出して西の門方面へとクモの子を散らすように逃げ出していった。

トウヤの仲間たちは、あえて彼らを深追いしなかった。彼らが逃げ帰ることで、西の門に陣取る帝国の残党に『安全第一商会が首都の中心を完全に制圧した』という圧倒的な恐怖を植え付けるためである。

   * * *

戦闘が終わり、絶対的な静けさを取り戻したシェルター内に、難民たちの歓喜の涙とざわめきが広がった。

「あ、あんたたちは……神様の使いか……?」

蹴り飛ばされて倒れていた兎人族のミミト長老が、震える声でトウヤに問いかける。

「ただの商人ですよ。……さあ、怪我の治療と、食事にしましょう」

トウヤが優しく手を差し伸べ、ミアが空間収納から取り出した最上級の特製ポーションをミミトに飲ませる。瞬く間に打撲の怪我が治り、活力が戻ってくる。

さらに、列車の後方車両から、熊人族の作業員たちが次々と毛布や医療キット、食料の入った木箱を運び出し、広場に設置された巨大な魔導キッチンで、ミアの指揮による大規模な炊き出しが始まった。

「温かい薬膳リゾットです! 胃に優しいハーブをたっぷり使っているので、ゆっくり食べてくださいね!」

ミアの明るい声と共に、極上の香りがシェルター内に満ちる。

飢えと恐怖に苦しんでいた数万の草食獣人たちは、配られた温かい食事を口にした瞬間、声にならない嗚咽を漏らしながら、トウヤたちに向かって深く深く祈りを捧げた。

「美味しい……本当に、生き返るようだ……!」

「お母さん、お腹いっぱい食べられるよ……! もう痛くないよ……!」

「神様、トウヤ様……ありがとうございます……!」

ミミト長老は、涙で顔をくしゃくしゃにしながら、トウヤの前に再び膝をついた。

「トウヤ会長……貴方様はこの大樹の切り株に、真の安全と希望をもたらしてくださった。我ら兎人族をはじめとする草食部族一同、この御恩は永遠に忘れません。どうか、我々を貴方様の商会の庇護下に置いてください。この首都の復興のためなら、我々はどんな労力も惜しみません! 我々には武力はありませんが、農作物の栽培や細かな手作業なら誰にも負けません!」

「ええ、喜んで。契約成立ですね」

トウヤはミミトの小さな手をしっかりと握り返した。

「この大樹シェルター駅を、アニマリア復興の中心拠点ハブにします。北の大門とは地下鉄で繋がっているので、物資の補給は完璧です。……ミミト長老、あなたにはこの拠点の管理と、難民たちのケアをお願いしたい」

「は、はい! 喜んでお引き受けいたします!」

【安全第一】死に戻り商人の異世界スローライフを目指すトウヤの圧倒的なインフラ構築力は、無政府状態の獣王都の中心部を、わずか数十分で『完全なる安全圏』へと塗り替えてしまった。彼の手にかかれば、数万の難民救済すら、完璧な物流網の一部として機能し始めるのだ。

「さて、中心部の地盤は固まった。難民の保護も完了だ。彼らがゆっくり眠れるよう、居住エリアの整備も進めておこう」

トウヤは、西の門方面――帝国残党が陣取る方向へと冷ややかな視線を向けた。

「次は、この首都を荒らし回っている帝国のゴミ掃除だ。……リン、西の門の防衛設備と敵の戦力の詳細なデータを頼む」

「へい、お任せを。すでに手駒を放って、隅々まで丸裸にしてありますよ」

情報屋のリンが、ニヤリと笑ってトウヤの傍らに現れる。

人間の冒険者、エルフ、竜人、虎人、熊人、犬人、鳥人、鼬人、そして兎人。

トウヤの提供する『絶対的な安全と豊かなインフラ』に惹きつけられ、種族の壁を越えた多様な仲間と後援者たちが、今や一つの巨大なうねりとなってアニマリア全土を飲み込もうとしていた。

帝国が恐怖と暴力で支配しようとした獣王都は、トウヤの敷く「物流と経済」という名の最強の魔法の前に、その姿を大きく変えようとしている。

次なる標的は、西の門に陣取る帝国の残党。

トウヤたちの、文字通り『規格外のざまぁ(インフラ制圧)』が、いよいよ首都の全域へと展開されようとしていた。

【現在のステータス状況】

名前:トウヤ

年齢:18

職業:商人 / 冒険者(ランクS)

レベル:87 (地下鉄トンネル開通、および大樹シェルター駅の超広域構築により上昇)

体力:700/700

魔力:94,000/100,000 (地下空洞形成・拠点再構築により消費、現在急速回復中)

固有スキル:『リトライ(発動可能)』

魔法適性:全属性(火・水・風・土・光・闇・時空・無)

取得スキル:鑑定、算術、交渉術、全魔法創造、全武具習熟、気配遮断、錬金、空間把握

【仲間・後援者の状況】

ミア(獣人の少女):数万人の難民向けに、消化に配慮した特製薬膳リゾットの炊き出しを完璧に指揮。慈愛の女神としての地位を完全に確立。

シルフィ(エルフの護衛):大樹シェルター駅の防衛結界の維持と、風魔法による広域警戒を継続中。

ザック(人間の冒険者):ハイエナ獣人を一撃で吹き飛ばし、難民の子供たちから憧れの英雄として見つめられ、少し照れている。

リュウガ(竜人族の戦士):ガレスと共に、シェルター駅の内部治安を維持する警備隊のリーダーを務める。

ガレス(虎人族の戦士):草食獣人たちを安心させるため、なるべく笑顔を作ろうと努力しているが、顔が怖くて泣かれそうになる。

マイロ(犬人族の地図職人):ついに首都の地下鉄路線図という、誰も見たことがないマッピング作業に歓喜しながら没頭中。

ピピト(鳥人族の飛脚):シェルターのガラス屋根の上から、西の門の敵の動向を監視する空の目。

リン(鼬人族の情報屋):西の門の帝国軍の配置図、武器の弾薬数、指揮官の性格に至るまで、完璧な情報をトウヤに提供。

ミミト長老(兎人族):【新規後援者スポンサー】草食獣人の難民を束ねる長老。トウヤに命を救われ、大樹シェルター駅の管理責任者として商会に絶対の忠誠を誓う。

インフラ状況:獣王都中心部に「安全第一・大樹シェルター駅」完成。北の大門ターミナル駅と「絶対安全地下鉄メトロ」で直結。

資金:金貨105,000枚(変動なし、難民救済の先行投資中だが、今後の物流再開による莫大な利益が確定済み)

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